石油化学新聞

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • KHネオケム・・・新規海洋生分解性樹脂、事業化検証が大詰め サンプル提供に手応え
    KHネオケムがかねて新規事業構築に向けて開発を進めてきた海洋生分解性樹脂の事業化検証が大詰めを迎えている。素材の物性データを示すプロダクトアウト型の提案から、現在は顧客に具体的な最終製品をイメージさせる商品見本(サンプル)を活用したマーケットイン型の展開に切り替え、顧客からフィードバックを得るなど対話が加速している。27年までの第5次中期経営計画期間中に売り上げ計上を果たし、28年以降の第6次中計で収益貢献を目指す。
  • 東レリサーチセンター・・・半導体関連など受託分析サービス好調

「成長と進化」へ道筋 変革を加速する三井化学

  • 市村聡社長に聞く
    三井化学は、真のグローバルスペシャリティカンパニーの実現に向けた変革を加速させる。市村聡社長は就任後に、最高責任者(CXO)による全社最適視点の「100日プラン」を策定し、実行に移す。米ウルトラデント社の大型買収によるヘルスケア事業の強化や、27年に予定する石油化学事業(B&GM)の分社化など、事業ポートフォリオの転換も急ぐ。激変する事業環境を見据えた成長戦略を聞いた。
    歯科材料を第3の柱へ
    石化事業分社化の準備に力
    ―就任以来100日プランを進めています。
    事業本部ごとの部分最適に偏りがちだった組織に横串を通し、全社最適を実現することが狙いだ。全社最適の視点から各CXOが項目を設定し、100日間で実行プランをまとめた。実行フェーズでは、課題や方策ごとに進捗を管理するKPIを設定し、PDCAを回しながら「見える化」を図っていく。業務の棚卸しやデジタル改革に伴う社員の意識変革には時間を要するが、機能部門の抜本的な強化に向けて迅速に取り組んでいく。
    ―研究開発を分離しました。グローバル顧客にどう対応しますか。
    事業部に開発機能を組み込み、顧客ニーズへの・・・・・

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  • 石油化学工業協会・筑本学会長・・・国内ナフサクラッカーの稼働率、低稼働継続の公算 製品供給分は確保
  • 旭化成・・・セパレーター塗工設備 27年度本格稼働へ 日米で増強計画進む

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  • 東ソー・・・合成ゼオライト、SAF触媒向け開拓 早期実用化めざす
    東ソーは、自社の合成ゼオライトで、持続可能な航空燃料(SAF)製造用触媒向けの用途を開拓する。早期の実用化を目指す。拡大するニーズを取り込み、持続的な合成ゼオライトの事業成長につなげる。
  • 東大など・・・混合廃プラのポリウレタンの選択的分解に成功
  • 中央化学・・・5ヵ年中計、室園康博社長に聞く
    新素材で次なる成長狙う
    大手食品容器メーカーの中央化学は、五カ年の中期経営計画(2024~28年度)が進捗している。合理化によるコスト削減で収益を下支えするとともに、PET系新素材を開発し本格上市に向けた顧客評価が進む。一方、事業環境は厳しさを増す。物価高による消費者の買い控えで販売量は減少傾向にあり、事業基盤をさらに強固にする必要がある。室園康博社長に戦略を聞いた。
    ―25年度を振り返ってください。
    市場全体では販売数量の減少が想定以上に進んだ。物価高による消費者の買い控えなど消費行動が変化した。こうしたなかでも、価格改定の浸透と合理化によるコストダウンが進んだことで、国内事業の収益は改善している。
    ―合理化の具体的な成果は。
    物流改善の効果が最も大きい。これは親会社・・・・・。
  • 双日・・・西豪州ガリウム生産事業に最終投資決定
  • 石油化学工業協会・・・6月の石化製品生産実績
  • 日本スチレン工業会・・・2026年6月受払表
  • 石油化学工業協会・・・6月の汎用4樹脂の出荷実績
  • 化学製品値上げ
    ・住友化学・・・カセイソーダ(固形換算)を27日出荷分から1㌔㌘35円値上げする。
    ・住友化学・・・低密度ポリエチレン(LDPE)を8月1日納入分から1㌔㌘17円値上げする。
    ・JSP・・・発泡スチレンシート(PSP)を8月1日納入分から値上げする。上げ幅は一般反、トレー反、熱ラミ反が1㌔㌘19円以上、RB反と特R反が26円以上。

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  • ダイセル・・・ポスト5G材料、低誘電、低温焼結に力 競争力の強化へ
    ダイセルは超低誘電材料、低温銅焼結材料、高耐熱樹脂材料などのコア技術をベースに次世代通信、ポスト5G関連領域への応用展開を強化する。ミリ波・テラヘルツ帯向け材料と測定技術や、ポスト5G半導体向けの高速通信対応高密度3D実装技術の開発を進めており、それぞれ顧客へサンプルを提供中だ。4月には半導体実装開発センターを新設して評価・検証体制も拡充した。先端半導体分野で材料やプロセスの開発から実装評価まで一体で加速できる体制を構築し、本格事業化に備えて競争力を強化する。
  • コスモ石油・・・ロボット活用を検証 自律型設備点検で保全高度化
    コスモ石油は四足歩行ロボットを活用した自律型設備点検の概念実証(PoC)を実施した。5月24~28日の5日間、堺製油所の排水処理設備エリアで検証を行った。製油所のデジタルプラント化と保全の高度化の加速に向けて、得られた知見をもとに設備点検業務へのロボット活用の検討を段階的に進める。
  • 日本化薬・・・飛躍を支える 操業110年を迎えた厚狭工場
    機能性材料 半導体産業の成長支援 触媒、顧客広げ安定収益を

    日本化薬の厚狭工場(山口県山陽小野田市)は同社発祥の地であり、1916年5月の操業開始から110周年を迎えた。現在は三つの事業領域の一つであるファインケミカルズの機能性材料事業と触媒事業の製品を中心に製造し、市場拡大に向けた供給体制や顧客支援体制の整備・拡充にも積極的に取り組んでいる。デジタル化や循環型社会の実現へも取り組みも進めながら競争力強化を追求し、主要工場の一つとして全社の成長を支えていく。
    厚狭工場は2カ所の工場で構成され、敷地面積は触媒などの製造拠点と管理部門からなる川西工場が約82万1千平方、機能性材料の製造拠点である川東工場が約7万4千平方㍍(このほか、ため池などその他の用地が約40万平方㍍)。両工場の従業員数は約200人で、敷地内にあるグループの製造受託会社である厚和産業をはじめとした関係会社の従業員を合わせると約600人。【写真】堀口尚文工場
  • 日本触媒・・・生分解性プラスチックPHBH、バイオプラ協から認証 用途展開を加速
    【写真PHBHの応用例】
  • 三井化学・・・オーラルケア事業、アメリカに持ち株会社 本社機能を移管
  • 日本材料技研・・・多環脂環式エポキシ、電子部品向け発売 サンプル提供も
  • レゾナックHD・・・AIで全社効率化 月9万時間業務削減

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