石油化学新聞 5333号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 中国、SM新増設相次ぎ稼働 23 年7基計 300 万㌧超増加
- 日本化学繊維協会の内川哲茂会長(帝人社長)、「繊維 to 繊維」が進捗 リサイクルオール日本で戦う
- 東ソー・・・低品位炭を発電 燃料に2割採用
<特集>自動車に求められる変化や進化に対応
新たな価値を創造する化学素材・技術/主要メーカーの事業戦略と展望〈下〉(2〜3面)
化学関連企業が自動車分野での用途開拓に拍車をかけている。各社はこれまでも自動車を重要な市場分野に位置づけ、自動車に求められる3大要素「環境」「安全」「快適」の実現に大きく貢献してきた。さらに環境規制の強化に伴う自動車の電動化、自動運転技術、カーシェアリングの進展などによる大きな環境変化を大きなビジネスチャンスと捉え、拡大する関連需要を取り込む構えだ。主要企業の取り組みを紹介する。
三井化学
- PPコンパウンド、成長市場×差別化志向
- 社会課題解決へ機能強化
ポリプラスチックス
- PBT、PPS CASE背景に加速
- LCP 高速通信関連へ力
東レ
- 各種素材、需要好調で増産投資
- EMC発足し開発体制強化
三菱ケミカルグループ
- EV向け材料に注力
- 新研究棟で共同開発推進
日本化薬
- 安全部品、5拠点から世界展開
- インフレーター、新製品で海外拡販
住友化学
- 量的拡大から質的強化へ
- 持続可能なニーズに対応
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 日本化薬・・・エポキシ、半導体関連に重点 需要見越し増産へ
- クラレ・・・PMMA板、再生原料を活用 花王が什器に採用
- 東レ・・・非可食バイオで糖生産、基本技術確立
- ダイセルと金沢大・・・循環型社会実現へ共創 産学連携拠点を稼働
- 住友ベークライト・・・環境対応フェノール樹脂成形材料を開発
- 帝人のCFRTP・・・航空関連認証を取得
- エア・ウォーター・メカトロニクス・・・半導体向けガス精製装置を増産
- 三洋化成工業・・・医療用PEG増産
- 三菱ケミカルグループ・・・LIB用電解液生産、インド社に技術供与
- AGC、インドネシア・・・デジタルツイン技術 VCMラインで運用
- 石油化学工業協会・・・3月の石化製品生産実績 3月の汎用4樹脂の出荷実績
- 塩ビ工業・環境協会(VEC)・・・3月のPVC、VCMの生産・出荷
- 化学製品値上げ
・旭化成・・・アジピン酸など
・東洋紡・・・包装用フィルム400円
・エア・ウォーター・パフォーマンスケミカル・・・無水フタル酸
・積水化学工業・・・プラント資材