石油化学新聞

【おことわり】連休のため1日付は8日付との合併号とします。次号は15日付となります。ご了承下さい。石油化学新聞社

THE PETROCHEMICAL PRESS

日本ポリエチレン・・・高機能製品を拡充 

年内にプラストマー増強決定

樹脂再生相溶化剤 新グレードを開発へ
日本ポリエチレンは、高性能・高機能ポリエチレン製品を拡充する。メタロセンプラストマー「カーネル」は生産設備増強を23年中にも決める。複合プラスチック製品リサイクル時の相溶化剤に使うエチレン系特殊コポリマー「レクスパール」はさらに高性能な新グレードを開発する。これらに続く新製品の実用化と拡販も図り、収益性向上につなげる。

  • JNC・・・労災撲滅へ 教育システムを拡充 VRで危険体感
  • カセイソーダ・・・需給とも前年度割れ 22年度 工業分野が軒並み低調
  • 東ソー・・・回収CO MDI原料に利用 南陽で24年秋設備稼働
  • 日本化薬・・・エポキシ樹脂、バイオ原料活用へ 開発品評価も進展
  • 旭化成・・・マイクロ波化学とPA66のCR実証
  • ADEKA・・・韓でメモリー向け高誘電材料を増強

THE PETROCHEMICAL PRESS

東ソー・・・プラント異常反応 情報システムの活用推進

南陽から四日市にも

東ソーは、南陽事業所(山口県周南市)でプラントの反応安全性を評価する独自の「異常反応情報システム」の活用を推進する。これでプラントにおける反応による潜在リスクを明確化し、自主保安力の強化に加え、製造スタッフ、運転員の反応に関する知識レベルの向上につなげていく。

  • クラレノリタケ・・・新製品で作業効率化 歯科用セラミックス
  • プライムポリマー・・・ISCCPLUS認証  国内全拠点で取得
  • ADEKA・・・グラフェン新興に出資 株式78.3%取得
  • レゾナック・・・射出発泡成形品が採用 レクサス初のBEVバックドア部品に

レゾナックの射出発泡成形品が、トヨタ自動車の「レクサス」初の電気自動車(BEV)専用モデルの「レクサスRZ」に採用された=写真。 レゾナック独自の自動車外装部材向け射出発泡技術をPP製部材に次いでABS樹脂に適用することに成功。新車種のバックドアに取り付ける樹脂部品のバッグドアガーニッシュに採用された。PP製部材はドアモールディングとホイールアーチモールディング(フロント・リアとも)に用いられた。これにより、従来の樹脂部品と比較して30%以上の軽量化を実現した。

  • 日揮・・・LNG未利用冷熱を活用 新DAC技術確立へ
  • バルカー・・・設備点検を一元管理 サブスクで導入促進
  • 龍田化学・・・車内装表皮材向け高機能塩ビPSC
  • 住友ベークライト・・・再生炭素繊維で抄造複合材開発
  • 帝人・・・GF―SMCが英ロータスに採用
  • 東レ・・・香港初の淡水化設備にRO膜受注

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • 基本液状エポキシ・・・稼働率5割以下 世界市場、増設後に需要停滞
  • 塩ビ工業・環境協会(VEC)・・・使用済み樹脂窓リサイクル促進 実証開始
  • UBE・・・CPL4月 30㌦安の1690㌦
  • クラレ・・・米の火災事故和解、特損68億円
  • 日本化薬・・・ポラテクノ事業特損19億円計上
  • 積水化学工業・・・、CCUS、東海カーボンと提携
  • 経済産業省と環境省・・・プラスチック資源循環促進法、再資源化で3社認定
  • 国産ナフサ1~3月・・・6万6500円に下落
  • 日本銀行・国内企業物価指数の2月実績・・・基礎製品0.1㌽上昇
  • 発泡スチレンシート工業会・・・2022年度のPSP出荷実績
  • 財務省貿易統計・・・2023年3月石化品輸出実績、2023年3月石化品輸入実績
  • 日本スチレン工業会・・・2023年3月受払表
  • 日本プラスチック板協会・・・3月の硬質塩化ビニル平板生産出荷実績、3月のポリカーボネート平板・波板生産出荷実績、3月の硬質塩化ビニル波板生産出荷実績
  • 化学製品値上げ
    ・三菱ケミカルグループ・・・アセトンやMIBK
    ・DICグラフィックス・・・インキや接着剤
    ・ユニチカ・・・スパンレース不織布

THE PETROCHEMICAL PRESS

オリン・・・CFRP向けエポキシ 圧力容器や車に力

主力の風車用、競争激化

オリンは炭素繊維強化樹脂(CFRP)向けエポキシ樹脂の用途開拓に本腰を入れる。主力とする中国の風力発電ブレード用市場で競争が激化してきたことから、圧力容器や車両用、鉄筋代替といった新規用途を開拓していく。それぞれ一部採用も実現した。ブレードのリサイクルに向けた取り組みも進める。

固形エポキシ 韓国とブラジル閉鎖
オリンは韓国とブラジルの固形エポキシ樹脂設備を、6月をメドに閉鎖する。生産設備を閉鎖する固形エポキシは塗料用などに使用される汎用品。世界的な供給過剰による収益低下を反映したもので、エポキシ樹脂は今後、需要に応じた生産体制へ最適化していく考え。

日清紡ケミカル 高橋郁夫社長に聞く

2ケタ増収増益へ

FCセパレーター 増産投資を継続
断熱製品 不燃ウレタン投入
カーボン材料 半導体分野を深耕
日清紡ホールディングスの化学品事業中核会社、日清紡ケミカルの快走が続いている。21年12月期は断熱製品、燃料電池(FC)用カーボンセパレーター、機能化学品、ガラス状カーボン材料の4事業すべてで増収を達成し、売上高は前期比14%増の127億円、営業利益は5%増の21億円となった。23年12月期は売上高140億円(10%増)、営業利益26億円(19%増)と2ケタの増収増益を見込む。高橋郁夫社長に成長戦略などを聞いた。

  • DIC・・・世界で物流最適化 デジタル基盤運用開始
  • 出光興産・・・バイオ原料スチレン マレーシアで生産
  • 住友化学・・・車廃プラ回収再生 リバーと業務提携
  • ヨコカワ・サウジ・・・世界最大淡水化設備の制御受注
  • ランクセス・・・サステナ対応強化 特殊化学品を拡大
  • 帝人、ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J―TEC)・・・再生医療CDMOで米ベンチャーと提携
  • トクヤマデンタル・・・独TDDGを完全子会社化
  • 日本ゼオン・・・豊嶋氏が社長昇格

日本ゼオンは豊嶋哲也取締役常務執行役員が6月29日付で社長に昇格するトップ人事を内定した。田中公章社長は代表権のある会長に就く。
豊嶋哲也(とよしま・てつや)氏
1989年大阪市立大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了、日本ゼオン入社。15年執行役員高機能樹脂部材事業部長、17年ゼオンケミカルズ取締役、20年常務執行役員研究開発本部長兼総合開発センター長を経て22年6月から現職。大阪府出身、60歳。

  • 信越ポリマー・・・新社長に出戸氏

信越ポリマーは出戸利明取締役専務執行役員が6月23日付で社長に就任する人事を内定した。小野義昭社長は会長に就く。
出戸利明(でと・としあき)氏
80年信越ポリマー入社。12年取締役、16年常務、18年専務、21年から現職。70歳。

最近の記事一覧石油化学新聞一覧