石油化学新聞

石油化学新聞 5145号

＊THE PETROCHEMICAL PRESS＊

  • 宇部興産・・・ＰＵＤ、アジアに本腰　高機能コート材、強靭性ＰＣＰも投入
  • 東ソー・・・コーポレート研究に力　企画会議設置、大型９テーマに重点
  • 東邦化学工業・・・上海子会社、今期経常黒字化目指す　２期増設は来春稼働
  • ＪＳＲ・・・プロティンＡ担体　欧州で次期増産へ
  • 宇部興産・・・ＰＣＤ、タイを年8000トンに倍増　３拠点で１万8000トン体制に
  • 東邦化学工業・・・千葉で増産投資検討　半導体微細加工用樹脂、2021年度までに実施

＊THE PETROCHEMICAL PRESS＊

＜特集＞エポキシ樹脂

幅広い用途分野 に対応し世界で市場拡大付加価 値で新たな成長を

  • 特殊品、国内外で存在感発揮
  • ＣＦＲＰ関連など、機能追求し市場拡大
  • 国内エポキシ樹脂メーカーの生産能力

エポキシ樹脂は電気・電子、塗料、土木建築、接着剤、炭素繊維強化複合材料（ＣＦＲＰ）など幅広い用途に使用される。その多くは他素材への代替が難しい独自の用途であり、世界経済の発展に沿って着実に市場を広げてきた。足元の市場環境は米中貿易摩擦の影響などで電気・電子用途を中心に停滞しているものの、そんななかでも多くの企業が拡販に注力する高機能、環境対応型などの高付加価値製品は総じて堅調で、対象とする市場の拡大とともに高い成長が期待される。こうした製品を伸ばし、市場の変化に左右されにくい事業基盤を構築していきたい。

オリン

  • コンポジット水系など、川下分野の拡大加速
  • ＬＥＲ　ＥＣＨ　新系列含め増強へ

ＡＤＥＫＡ

  • 水系樹脂、日・中の拡販体制強化
  • 構造接着、内外で適用車種拡大

三菱ケミカル

  • 機能向上・情報共有、統合シナジー追求
  • 低塩素化、脱ＥＣＨ樹脂開発

日鉄ケミカル＆マテリアル

  • 非ハロゲン難燃品、車載拡大へ新系列も
  • 特殊品を世界へ、国都化学と連携強化

日本化薬

  • 基板用、耐熱樹脂に機能付与
  • ５Ｇ対応、新樹脂加え積極展開

三井化学

  • 基本液状、市原を年３万トンに増強
  • 国産品で安定供給、さらに新系列も視野

 

＊THE PETROCHEMICAL PRESS＊

  • カセイソーダ・・・インド向け正常化　価格上昇期待も　中国発の動向カギ
  • ブタジエンアジア市況・・・1100ドル回復後は平穏
  • ベンゼン７月ＡＣＰ・・・５ドル高の635ドル
  • 日本ソーダ工業会・・・５月のカセイソーダ出荷内訳
  • 発泡スチロール協会・・・ＥＰＳ、2018年　リサイクル率　過去最高の90.8％
  • 宇部興産、ＣＰＬ・・・1520ドル据え置き
  • デンカ・・・ＯＰＳを７円以上値上げ
  • ダイセルポリマー・・・ＯＰＳ値上げ　８月１日から　７円以上

＊THE PETROCHEMICAL PRESS＊

  • 積水化成品工業・・・ＰＣ耐熱発泡体、新ブランド　量産技術を確立　
  • 旭化成・吉野彰名誉フェロー・・・欧州発明家賞受賞報告、「ＬｉＢで実現可能」ヒトと環境に優しいクルマ社会
  • 帝人・・・車用複合材ティアワン、チェコ社を買収　欧州で拠点拡充
  • 帝人グループ・・・工学院大学ソーラーカーに部材と技術を提供　
  • 加藤事務所・・・天然ゴム、ＳＤＧｓ対応　製造場所など印字
  • ＪＳＲ・・・５Ｇ基板向け新材料　低誘電で加工性高く
  • エンジニアリング協会・松永治夫理事長・・・2021年度に技術展計画
  • 日本化学繊維協会・鈴木純会長・・・海洋プラ対策に力
  • ＤＳＭ日本法人・・・新社長に丸山氏

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