プロパン・ブタンニュース

総合面

再エネ推進しCN目指す

荻生田経産相、「原発再稼働」を明言

岸田文雄政権の発足に伴い、就任した萩生田光一・経済産業大臣は5日に就任後初の会見に臨み、重要課題に▽コロナ禍で傷んだ日本経済の再興▽「3E+S」を前提としたエネルギー政策の推進▽福島の復興――を挙げた。エネルギー政策では、徹底した省エネや再生可能エネルギーの最大限導入とともに、安全性を確認した原発の再稼働を進める方針を明言した。改定を進める第6次エネルギー基本計画は今月の閣議決定を目指す考え。

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<トップインタビュー>栃木県LPガス協会・猪瀬康雄会長

協会活動 魅力ある業界へ活性化 

取引問題やCNなど課題にしっかり対応
栃木県は全世帯数の6割程度でLPガスを使用し、県内7カ所に中核充填所を設けるなど、有事の供給にも備えている。だが近年は、販売者の高齢化と後継者不在などの理由で店をたたむケースも少なくない。6月に県LPガス協会の会長に就いた猪瀬康雄氏は、子息が実質的な経営を引き継いだが、県業界の成長期から今日まで歩んできた一人として、業界が節目にきていることを感じている。さらなる発展に向けた課題と対策を聞いた。
◇ ◇―新型コロナで、協会活動も人同士の接触を避けるなど、以前と様変わりしました。
4月に会長を拝命した際には、前体制から小島昭代氏、石澤平八氏の二人が副会長として留任いただき、新たに鈴木子夫氏、伊藤彰紀氏、谷地幸夫氏、須田尚男氏の新副会長4人、そして新専務理事の橋本浩樹氏による新執行部を発足した。互いを理解し、話し合っていかなければならないことはたくさんあるが、会議一つとっても制約が多い。協会として一番大切にしている絆づくりを念頭に活動を進めていきたい。

LPガス振興センター、災害バルク補助金84件に決定 

医療福祉が大半

LPガス振興センター(岩井清祐理事長)は9月30日、「災害時に備えた社会的重要インフラへの自衛的な燃料備蓄の推進事業費補助金(災害バルク等の導入に係るもの)」(2021年度予算分)の交付先として84事業を選定したと発表した。医療福祉関係が大半だが、地方公共団体や自治会の選定が4件あった。タクシー会社や放送局の選定もあった。
都道府県別は愛知県の8件(うち共同申請2件を含む)が最多。同県は20年3次補正分でも大阪府に次いで交付が多かった。申請者別では医療法人と社会福祉法人がそれぞれ17件。福祉サービス業の選定も目立った。
自治体・公共団体では日立市(茨城県)、かつらぎ町(和歌山県)、美作市(岡山県)と北小松自治会(滋賀県)が選ばれた。地域交通インフラを担うタクシー会社や第三セクターのケーブルテレビ局の選定もあった。

首都圏版

南房総市の青木酸素商店、再出発へ新社屋が竣工

台風から2年、復興にひと区切り

完成した新社屋と青木秀夫社長

青木酸素商店(本社・南房総市、青木秀夫社長)の新社屋が先月竣工した。旧社屋が2019年9月の房総半島台風(台風15号)で激しく損壊して以降、仮設事務所で業務を続けてきたが、被災から2年経ち、復興にひと区切りついた。一新したオフィスで再出発し、地域貢献を深める。
同社は同市久枝に本店を構え、同市和田町の和田営業所、館山市の館山営業所の3拠点で事業を営んでいる。房総半島台風では本店が強風による被害を受け、屋根は全体の9割が壊れてしまうほどだった。当時は停電が数日続き、LPガス発電機で電源を確保した。
本店奥の敷地にリースで仮設事務所を建て、事業継続に努めてきた。被災から約半年経った20年2月に、多忙だった解体事業者のスケジュールを抑えることができ、立て壊しに着手した。
今年1月に新社屋建設に着工。内装や屋根などは他の事業者が担ったが、同社は給排水衛生設備、空調設備、上下水道、土木など幅広く工事を手掛けており、ほぼ自社社員で施工した。
建物のレイアウトは、青木崇専務が主体となって考案した。特に大きな変更点は、社員らのパソコンを置くエリアを土足でなく下足にしたこと。段差をつけて床の高さを上げ、電子機器などの配線類を床下に収められるようにした。
同社を訪れる地元住民からは、新しい社屋を見て「奇麗になったね」などと声をかけてもらっているという。

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地方版

北海道=帯ガス燃料、芽室の自動車学校を空調燃転 

重油ボイラーをGHPに

LPガスに燃転した芽室自動車学校のGH P 室外機(右から30馬力、25馬力)

帯ガス燃料(本社・帯広市、内木敬典社長)が今夏、北海道芽室町の芽室自動車学校の空調をA重油仕様のボイラーからLPガスに燃転し、GHP計55馬力を設置した。室内が以前に比べ均一に温まるようになったほか、冷房も使えるようになり、自動車学校からは好評を得ている。
燃転のきっかけは昨年の秋。帯ガス燃料の親会社帯広ガスの関連会社である第一自動車学校(帯広市)を芽室自動車学校の関係者が視察に訪れた際に、導入済みのGHPに興味を持ったのが最初だ。

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東北=山形ガス、秋のガス展を1カ月の長期開催 

感染対策し対面重視

山形ガス(本社・山形市、鈴木俊伸社長)は秋恒例のガス展を今年は本社ショールームで1~31日の1カ月間かけて行う。22日~25日の4日間は、屋外に大型テントを設営し「特別展示会」を行う。昨年はコロナ禍の影響でガス展を中止し代替企画としてウェブとカタログを使ってセールを行ったが、今年は開催期間を伸ばし感染対策を取って「対面」に立ち返る。

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中部=マルヰ(加賀市)、再生エネ100%事業を模索 

「RE 100 」調査 地域ブランド開発へ

マルヰ(本社・加賀市、小新知治社長)は、ITを活用した新規ビジネスを得意領域とするコンサルティング会社のいーじー(本社・小松市、吉田直樹社長)とともに、東京大学先端科学技術研究センターの杉山研究室とのRE100(再生可能エネルギー100%)地域ブランドの開発・事業化に向けた調査を開始した。「地場産品の生産現場におけるエネルギー」と「RE100から創出する新たな価値」について調査を行い、地域における新たなエネルギー事業を模索する。

近畿・四国=福井商会(奈良市)、営業充実へDX推進

IT補助金活用

福井清之社長

福井商会(本社・奈良市、福井清之社長)は今期、ITツールを活用して社内業務の効率化と顧客サービスのデジタル化を推進する。設置率が約70%に達したNCUは引き続きLPWA通信を活用して期末の来年7月までに100%を目指すほか、先ごろ交付先に決定したIT導入補助金を活用しコロナ感染リスクを軽減するテレワーク対応も見据えフレキシブルな業務体制を目指す。
同社はこれまでグループウエアの「サイボウズ」や「LINEWORKS」、スマートフォンで勤怠管理ができる「KING OF TIME」を導入し、バックオフィス業務を含めた効率化を進めてきた。今期は特に顧客サービスの効率化を課題に挙げ、従来紙ベースだった請求書をウェブ明細に切り替える定だ。顧客の約半数を目標に明細をウェブ化しコスト削減を図る。LINE公式アカウントも作成する予定で、公式アカウントを通じ顧客に明細を送る方針。販促にも活用し、商材の情報を提供していく。

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中国=日ノ丸産業、木造4階建て社屋が完成 

地域と林業元気に

木造純ラーメン構造の4階建て社屋は国内初という
森下明男社長
木造ビルならではの暖かい空間を生み出している

日ノ丸産業(本社・鳥取市、森下明男社長)はJR鳥取駅の南で建設を進めていた新社屋を完成させた。新社屋はCLT(直交集成板)、集成材、県産材を活用した木造4階建て。ブレースや耐震壁がなく柱と梁だけで外力に抵抗する純ラーメン構造で、木造純ラーメン構造の4階建て社屋は国内初という。
8月27日、本社大会議室で開いた竣工式には石破茂・衆議院議員、窑立昇治・参議院議員、平井伸治・鳥取県知事、深澤義彦・鳥取市長、児嶋祥悟・鳥取商工会議所会頭らが出席した。

九州=福岡酸素、熊本支社を竣工 

県内の拠点を宇土市に集約

4日に営業を開始した熊本支社。災対バルクや電源自立型GHP、太陽光発電システムを備え災害対策を強固にした

福岡酸素(本社・久留米市、福岡市、福田寛一社長)は9月28日、宇土市に熊本支社を竣工した。熊本市と宇城市の事業所を集約し、熊本県内の高圧ガス供給を一元的に管理し事業の効率化を図る。今月4日から営業を開始した。
熊本支社は敷地面積4308・73平方㍍で事業所は鉄骨2階建て、延べ床面積400平方㍍。災害対策設備として20馬力電源自立型GHP(アイシン精機製)1台と980㌔㌘災害対応バルク貯槽(I・T・O製)1基のほか36㌔㍗太陽光発電システムを備えた。また1、2階に自立型コンセントとガスコンセントを2カ所ずつ設置した。

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住設・新技術

愛知時計電機、小型軽量の超音波式ガスメーター発売 ラインアップが揃う

1日発売した「EBA10MT」。アイチクラウドと連係できる

愛知時計電機(本社・名古屋市、星加俊之社長)は1日、LPガス業務用超音波式ガスメーター「EBA10MT」を発売した。これで同社の超音波式EB型保安ガスメーターはフルラインアップが揃い、膜式SB型保安ガスメーターはすべて超音波式EB型に切り替わる。
EBA10MTは口金中心距離130㍉㍍の10号メーターで超音波式。より軽量・コンパクトにした。過去3回までの遮断履歴を液晶表示で確認できる機能を搭載したほか、データ提供サービス「アイチクラウド」と接続すれば検針効率化にも貢献する。

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