
プロパン・ブタンニュース 3673号(2026.6.15)
総合版
- 経産省、エッセンシャルサービスの実証事業サポートでLPガス小売業も
経済産業省は「生活維持役務等効率化促進事業費補助金」の公募を始めた。公募期間は25日まで。人口減少や少子高齢化に伴う人手不足が進むなか、過疎地などでの必要な生活基盤であるエッセンシャルサービスの供給維持に向けた効率化や採算性向上を図る実証事業を支援する。対象業種には「LPガス小売業」も含まれる。 - 日液協、新会長に橋本庸輔氏 事故撲滅へ安全高度化
日本液化石油ガス協議会は3日、東京・文京区の東京ガーデンパレスで定時総会を開いた。役員改選で澤田栄一会長が退任し、橋本庸輔副会長が
新会長に就任した。副会長は南部泰司氏が新任、田島晃平、鈴木敬太郎、川本武彦、土田泰正の各氏は再任した。 - ジャパンガスエナジー、初の「出張!保安道場」を大仙市の鈴木商事で開催

ジャパンガスエナジー(本社・東京、田中信昭社長)は5月12 日、特約店向け会員サイト「CRUISE」で配信している人気の保安教育コンテンツ「LPガス保安道場」をベースとした初めての対面イベント「出張!保安道場」を大仙市の鈴木商事本社で開いた。鈴木商事と系列販売店の社員ら計40人が参加し、地域の災害リスクに即した実践的な保安について学びを深めた。保安道場はLPガス業界の保安意識向上と人材育成を目的に「楽しみながら学べる保安教育」としてJGEが配信する動画コンテンツ。2025年度は「ヒヤリハット」をテーマに毎月15分程度のアニメとクイズを計12回配信し、前年度比2・5倍弱の1181人が参加した。高い評価を得ていることから、より臨場感のある学びの場を提供するため、初のリアル開催に至った。 - エネサンスグループ、人材育成PJで成果 北海道の松田さやか氏が2冠
エネサンスグループは5月15日、社内人材の育成プログラムの成果を専門紙に公開した。保安高度化、業績、効率化、物流、エネルギーマネジメント、チーム活動の各分野で現場社員の創意工夫と成果を評価するもので同日、最終選考も兼ねた「チームチャレンジ部門」ではエネサンス北海道の松田さやか氏が最優秀を含むダブル受賞を果たした。 - 三愛オブリ、女子プロゴルフ期待の新人「六車日那乃」選手の協賛企業に
トップインタビュー 日豊・齋藤健太郎社長

信頼で選ばれ続ける
現場見直し人材育成に投資
日豊(本社・和光市)の新社長に4月21日付で齋藤健太郎氏が就いた。齋藤社長は1976年4月9 日生まれの50歳。「信頼で選ばれ続けるものづくり」に邁進する同社で、新社長が描く未来像を聞いた。
―これまでの歩みを教えてください。
日豊に入社したのは25歳のとき。「そろそろ自分も家族を持つべきではないか」などと人生設計について考え始めたころだった。生涯をかけて打ち込める職を求めるなかで、目を向けたのがエネルギー業界だった。インフラ事業が持つ安定性と社会貢献度の高さは大きな魅力で、人生をかけて取り組む価値のある業界と思えた。そんな転換期に巡り合ったのが日豊だった。
入社後は和光市にある営業所に配属され、その後は約25年間、一貫して現場営業を担当した。営業所は少人数体制で、外回りに加え納品や請求など多様な業務を同時にこなす、やりがいと厳しさが同居する職場だった。
第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団
「Resilience in a Changing World(変化する世界におけるレジリエンス)」をテーマに、第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会をメインとするイベント「リキッドガスウイーク2026」が10月12⽇〜16⽇の⽇程で開かれます。トルコ共和国・イスタンブール市での世界LPGフォーラム開催は1995年以来2度目です。トルコのLPガス市場は年間消費量約450万トンのうち自動車用が約350万トンを占めるのが特徴で、480万台を超えるLPG車が走行し、10,000カ所以上のオートガススタンドが整備された世界有数のオートガス大国です。 石油化学新聞社(プロパン・ブタンニュース)は、10月12⽇から18⽇までの7⽇間の⽇程で、「第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団」を編成・派遣します。フォーラムでは会議セッションへの参加や併設の技術展示会の見学を通して、脱炭素化やイノベーションの潮流におけるLPガス産業の課題、今後の市場展望などの注目テーマについて視察します。 また、会議セッションに参加されないお客様にも楽しんでいただけるよう、⽇程の合間に観光ツアーを組み込むなど、参加者の皆様にご満足いただける内容となっております。 本フォーラムは世界のLPガス産業動向を包括的に把握できる絶好の機会です。LPガス業界をはじめ、関連業界各位の参加をお勧めします。
首都圏版
- 富士瓦斯、感謝祭に700人超 LPガスの優位性をPR

富士瓦斯(本社・東京、津田維一社長)は5月17日、世田谷区の本社敷地で「フジガス感謝祭2026」を開いた。都市ガス供給エリアでのLPガスのイメージ向上を目的に、防災対策や脱炭素化への取り組みをPR。テーマは「日頃の感謝を込めて地域の皆さまに恩返し」。日ごろの感謝を込めた体験型企画で親子連れの来場を呼び込み、前年を大きく超えて700人以上が来場した。【写真】縁日や体験型の企画を用意し親子連れで賑わった - 千葉県協、放置容器回収運動を7月から開始
地方版
- 北海道=道協、組織の再編視野に 支部の実情踏まえ模索
北海道LPガス協会は5日、札幌市の札幌パークホテルで定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選は沼田常好会長の留任に加え、新たな副会長に村上雅孝(エア・ウォーター)、木村祐二(エネサンス北海道)の両氏を選任した。 - 東北=6県協会が総会 保安固め需要拡大 顧客接点磨く

東北6県のLPガス協会が5月25日~6月2日、一斉に総会を開いた。各県協会とも保安と災害対策の推進、需要拡大の支援などを事業計画に盛り込んだ。宮城は理事数を削減し、会費規定を一部見直した。改選期の青森は12日の理事会で正副会長を決める。新年度事業や決議事項は次の通り。 - 中部=新日本ガス岐阜支店、お客様大感謝祭を手作り企画で歓待

新日本ガス岐阜支店(吉田美樹也支店長)は5月30~31日、岐阜市の同支店で2026お客様大感謝祭を開いた。コロナ禍による中止を経て昨年再会した大感謝祭を、日ごろから支店を支えてくれる顧客に「ありがとう」の気持ちを込めて実施。2日間で約290組が来場した。【写真】最新機器の展示・商談コーナー。便利な能を備えたガスこんろに関心が集まった
- 中部=上野ガス、アポロ興産と「大特価フェア」共催 最新機器を補助金絡めてアピール
- 近畿・四国=徳島県協創立60周年 消費者の信頼拡大 業界の未来切り開く

徳島県LPガス協会(中川正道会長=写真=)は5月28日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで創立60周年記念式典・祝賀会を開いた。式典に関係者104人が出席。周年を祝い将来の飛躍を期した。【写真】青年部会員が大会宣言を読み上げて満場一致で採択した
中川会長はあいさつで「協会は昭和30年代半ばに設立された任意団体の商業組合が起源で、1967年2月に県から社団法人徳島県エルピィガス保安協会が認可を受けた。当時会員数は727で現在の203と比較すれば3・5倍の数。歩みは平坦ではなかった」と振り返った。「LPガスはエネルギー基本計画、国土強靭化大綱で災害時での有用性が認められた。避難所となる学校体育館でGHP整備が進み、年度中に全県立学校体育館に施工される予定。経営環境は厳しいが、業界の未来を力強く切り開きたい」と抱負を述べた。 - 中国=山陰酸素、2会場で保安講習 課題精査、実践力向上を目的に

山陰酸素工業(本社・米子市、並河元社長)の販売店組織、ヤマサン会(吉村博美代表理事)は保安業務の実践力向上を目的に、5月20日に出雲市のラピタ本店、21日に米子市の米子コンベンションセンターで保安講習会を開いた。 - 九州=大分県協、創立70周年式典 業界の健全発展誓う

大分県LPガス協会(山田耕司会長=写真=)は5月29日、大分市のトキハ会館で協会創立70周年・大分県LPガス商工組合創立65周年記念祝賀会を開いた。会員と関係者216人が参集した。業界のさらなる発展に向け山田会長が決意を語り、来賓の佐藤樹一郎・大分県知事、足立信也・大分市長、岩屋毅・衆議院議員、白坂亜紀・衆議院議員、水谷トシヱ・大分県地域婦人団体連合会会長が祝辞を述べた。(29日付で詳報)
山田会長はあいさつで「創立以来の歳月の中で社会情勢や産業構造、エネルギーを取り巻く環境は大きく変わったが、変遷の中にあってもわれわれは地域住民の暮らしを支え、重要なエネルギーを供給する事業者として保安と取引適正化に向けて努力を重ねてきた。災害に強いエネルギーとして最後の砦と位置付けられ、商工組合としても官公需適格組合の資格を取得し地域の安心安全に貢献できる体制整備を進めてきたことで、全国消費者保安大会で毎年表彰され、省令改正に当たり会員一丸で自主取り組み宣言100%達成するなど、高い志と業界の健全な発展を願う強い責任感の現れだと受け止めている。社会的使命を胸に刻み、次代に向け歩みを進める」と力を込めた。
住設・供給機器 / 新技術
- ソニーNC、予測分析ツール「対話型AIエージェント販」を年度内にリリース
- OSG、事業説明会開く 電解水素水サブスクで ガス外収益を安定確保
- クラブネッツ、LPガス事業にDX・AI 3社が成功例報告
