プロパン・ブタンニュース

総合版

  • LPガス事故、昨年51件増の277件 直近5年で最多も4年連続死者ゼロ
    経済産業省が15日に公表した2025のLPガス消費者事故件数(速報値)は277件だった。前年から51件増加し、直近5年間で最多となった。B級以上の事故は発生しなかった。死者は0人で、22年から4年連続でゼロを達成した。負傷者は35人と前年から3人減少した。
  • 「過大な営業行為」の判断基準設定へ エネ庁・甲元室長が検討内容を説明
    宮城県協・東液協招へい講演会で
    宮城県LPガス協会(渡邉政博会長)と東北液化石油ガス保安協議会(黒田隆一会長)は8日、仙台市の仙台サンプラザで甲元信宏・資源エネルギー庁資源・燃料部燃料流通政策室長=写真=の講演を行った。室長はLPガス法改正省令で禁止された「過大な営業行為」について、何が違法かを判断するための具体的なルールや基準を設けることを検討していると明かした。
    甲元室長は講演で、商慣行是正に向けた行政の取り組みの現状を説明した。現在も通報フォームに月に150~200件の通報が寄せられ、明らかに違法と分かる通報があった場合は現地行政に連絡して対応してもらっているとした。
  • 群馬・埼玉で震度5弱 LPガス関連の被害報告なし

トップインタビュー 埼玉県LPガス協会・佐藤一博会長

災対力前面に市場拡大
マンパワーの重要性不変
佐藤一博・埼玉県LPガス協会副会長(佐藤興産社長)が5月28日の総会で第十代会長に選任された。就任直後の懇親会では県の東西南北に分かれた各テーブルを回って会員らの率直な意見に耳を傾けた。30年以上の協会活動経験を持つ佐藤氏の目に今の業界がどう映り、何が必要と考えるのか―。協会運営の方向性を聞いた。
―協会側に立ち長く活動されてきました。
1993年に発足した埼玉県青年委員会への参加を振り出しに、95年に委員長となり12年間務めた。地域委員との接点機会も多く、全国に交流が広がった。彼らも今、各地の協会をまとめる立場になっている。当時は今より事故のリスクが高いなど、お客さまを巻き込んで変えていくべきことが多かったが、その分協会活動に勢いがあった。安全装置付きガス機器への交換キャンペーンは旅行などの豪華懸賞品を付けて展開し、大半を入れ替えるに至った。

第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団

「Resilience in a Changing World(変化する世界におけるレジリエンス)」をテーマに、第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会をメインとするイベント「リキッドガスウイーク2026」が10月12⽇〜16⽇の⽇程で開かれます。トルコ共和国・イスタンブール市での世界LPGフォーラム開催は1995年以来2度目です。トルコのLPガス市場は年間消費量約450万トンのうち自動車用が約350万トンを占めるのが特徴で、480万台を超えるLPG車が走行し、10,000カ所以上のオートガススタンドが整備された世界有数のオートガス大国です。 石油化学新聞社(プロパン・ブタンニュース)は、10月12⽇から18⽇までの7⽇間の⽇程で、「第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団」を編成・派遣します。フォーラムでは会議セッションへの参加や併設の技術展示会の見学を通して、脱炭素化やイノベーションの潮流におけるLPガス産業の課題、今後の市場展望などの注目テーマについて視察します。 また、会議セッションに参加されないお客様にも楽しんでいただけるよう、⽇程の合間に観光ツアーを組み込むなど、参加者の皆様にご満足いただける内容となっております。 本フォーラムは世界のLPガス産業動向を包括的に把握できる絶好の機会です。LPガス業界をはじめ、関連業界各位の参加をお勧めします。

首都圏版

  • トーエル、3ヵ年中計公表 基盤拡大、収益率向上 営業益12%目指す
    トーエル(本社・横浜市、中田みち会長)は11日、5月から2029年4月までの3カ年を対象とした中期経営計画を公表した。最終年度の経営目標は営業利益22億2千万円、営業利益率7・5%に設定。26年4月期実績比で、営業利益12%増、営業利益率0・2㌽向上を目指す。
  • TOKAI販売店会、コンテストや研修を充実 若手交流会発足へ 
  • 茨城県、補正予算可決 LPガス料金支援に6億5000万円

<東北特集 顧客単価底上げ

5月に発表された2025年国勢調査で人口減少率が全国で最も大きかったのは秋田県、ワースト2位は青森県、3位は同率で岩手県と山形県が並んだ。人口減の影響は顧客数や単位消費量の減少だけでなく、配送や工事など現場業務の体制維持困難の形でも表れてきている。後継者不在は廃業店とM&Aを増加させてもいる。社会の縮小が進むなか、東北のLPガス事業者の事業戦略のポイントは安定供給の体制維持と、いかに既存顧客を深掘りして顧客単価を上げるかになってきた。不安定な中東情勢が計画実行の先行きを見通せなくさせている。東北の有力20事業者に26年度の営業方針を聞いた。

有力事業者の営業方針
カメイ(仙台市)=基盤と付加価値拡大
岩谷産業東北支社(仙台市)=燃転提案さらに強化
ミツウロコヴェッセル東北(仙台市)=セット販売先を拡大
東邦アセチレン(多賀城市)=強靭性と供給力訴求
マルハ産業 橋本産業(塩釜市)=ハイブリッド給湯器販売に力
アストモスリテイリング東北カンパニー(仙台市)=燃転進めクロスセル
エネサンス東北(仙台市)=顧客防衛と新規獲得
山形酸素(山形市)=給湯軸にガス化推進
八戸液化ガス(八戸市)=月別に機器絞り販促
ENEOSグローブエナジー北日本支社(青森市)=競争力ある料金設定
ENEOSグローブエナジー南東北支社(仙台市)=連携視野に物流整理
伊藤忠エネクスホームライフ東北支社(仙台市)=器具別料金で需要増
タプロス(秋田市)=増改築ニーズ逃さず
若松ガス(会津若松市)=燃転・増客3000件目指す
山二(秋田市)=事業部間の連携加速
ヤマリョー(山形市)=燃転進め保安見直し
盛岡ガス燃料(盛岡市)=機器販売と改修に力
泉金物産(盛岡市)=エリア別に燃転研修
根本石油(郡山市)=衣類乾燥機に再注力
常磐共同ガス(いわき市)=新規物件の獲得推進

LPガス業者大相撲番付2026仙台場所
東北市場流通実態/現勢と有力事業者動向

地方版

  • 北海道=空知ガス、創立50周年記念式典開催 次の時代に向け挑戦

    今年で創立50周年を迎えた空知ガス(本社・深川市、樋口孝志社長=写真=)は11日、深川市のラ・カンパーニュホテルで式典を開いた。樋口社長は「創業以来培ってきた挑戦の気持ちを次の世代につなぐとともに、多様化、高度化する消費者ニーズにしっかりと応えていく」と次の50年に向け宣言した。
    樋口社長は、創業から半世紀を経た現在、人口の急減に伴うLPガスの消費減少、CN時代の到来など環境は激変していると指摘した。「1976年の創業以来、多くの変化に対応しながら、事業を継続してきた、引き続き、分散型エネルギーであり最後の砦のLPガスの普及に力を注いでいく」と式辞を述べた。
  • 東北=青森県協、新会長に三光石油瓦斯(三沢市)社長・川守田利文氏
    青森県LPガス協会は6月12日、1日に開いた総会で選任された理事による最初の理事会を開き、新役員の選任を行った。 6期12年務めた葛西信二会長が退任し、後任に三光石油瓦斯(本社・三沢市)の川守田利文社長が就いた。副会長と専務理事は留任した。
    川守田利文(かわもりた・としふみ)氏 1975年生まれ。2002年三光石油瓦斯入社。05年社長就任。10年から協会理事。51歳。
  • 中部=名古屋プロパン瓦斯、質量販売新ブランド「TomosuL」始動 魅力PR

    名古屋プロパン瓦斯(本社・名古屋市、後藤庄樹社長)は5月22日、LPガス質量販売の新たなブランドとして「TomosuL(トモスル)」を立ち上げた。コンセプトに掲げたのは「ヒトのココロに、温もりを灯す」。同社は屋外空間を豊かにする3つのソリューションを中心に据えてLPガスの〝知られざる〟魅力をユーザーに向けて発信していく。
    トモスルは、質量販売を単なるLPガスの供給手段から空間の「雰囲気」を演出するソリューションへと進化させ、人々に新しい体験価値を提供するために設立した新ブランド。人の心に温かさを届ける「灯す(ともす)」と、「雰囲気(atmosphere)」の「トモス」に、行うという意味の「スル」を加えることで、人が集まる空間に心地よい「雰囲気」を「灯す」ブランドとなることを表現した。
  • 近畿・四国=タナベエナジー、能登川2施設の命名権取得 地域貢献、知名度向上へ
    タナベエナジー(本社・東近江市、田邉研人社長)は4月から5年間、東近江市の能登川アリーナと能登川グラウンドのネーミングライツ(命名権)パートナーになった。同施設の愛称はそれぞれ「タナベエナジー能登川アリーナ」「タナベエナジー能登川グラウンド」となる。

    ネーミングライツは公共施設に企業名や商品名を冠した愛称を付与する権利で、取得権者を「ネーミングライツパートナー」と呼ぶ。自治体など施設所有者はネーミングライツで対価を得ることで、施設の安定的な管理運営やサービスの維持向上に必要となる財源を確保できる。同市は「愛称
    を付けることで市民にとって身近な施設と感じてもらうことも目的」としている。
  • 中国=鳥取県協、保安固め需要開発 島根と共同で広報も
    鳥取県LPガス協会は5月26日、鳥取市のホテルモナーク鳥取で定時総会を開いた。任期満了に伴う役員選任で理事17人、監事3 人を承認した。理事会で谷口俊二会長、石本智久副会長を再任し坂本淳一氏(日ノ丸産業)と柳原伸一郎氏(松本油店)を副会長に新任。谷長潔専務理事を再任した。坂本通裕、板倉良一の両副会長は退任した。
    今年度の重点事項に▽法令順守の徹底・事故撲滅▽LPガス安心サポート推進運動での自主保安高度化▽需要家との接点強化▽取引適正化・経営
    合理化の推進▽需要開発推進運動展開による高効率機器の需要拡大▽自然災害への迅速対応に向けたBCPの見直し―を掲げる。
  • 九州=熊本県協、地域とともに未来へ 70周年機に一層飛躍

    熊本県LPガス協会(山口智弘会長)は5月29日、熊本市のメルパルク熊本で「創立70周年記念パーティー」を開いた。会員事業者をはじめ関係者約160人が協会の古希を盛大に祝い、70年の歩みを振り返るとともに、次の80年に向け成長、発展への決意を新たにした。
    60周年からの10年間を映像で振り返った後、あいさつに立った山口会長は「10年前の4月14日、16日に熊本地震が発生した。この10年は災害の10年だった。幾多の困難を乗り越え地域とともに歩み続けてきた歴史、思いを受け継ぎながら、豊かで明るく快適な暮らしが提供できるLPガスのさらなる普及に安全と信頼の両輪で邁進していきたい。地域とともに未来へ歩み続けていく」と決意を述べた。

住設・供給機器 / 新技術

  • 空調服、電気不要で水の気化熱で冷却する防爆対応ベスト」発売
    空調服(本社・東京、市ヶ谷透社長)は5月29日、特殊なフィルムに保持した水の気化熱で体表面の冷却を促進する「気化熱ベスト」がセットになった「空調服ベスト(気化熱ライナー付き)」を公式の電子商取引サイトなどで発売した。
  • パロマ、リンクジャパンと連携し給湯器をスマホで遠隔操作

GHPとコ・ジェネ版

  • 28~35年度の夏季電力需要と予備率見通し、29年東日本でひっ迫か 火力供給低下が影響
    電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年度供給計画のデータをベースに28年度から35年度にかけての夏季電力需要と予備率見通しを算出した。需要想定では、北海道、東京、関西で需要増となる見通しを示した。一方、予備率は10年に一度の厳気象時想定で、29年度の東北、東京エリアがそれぞれ1・6%と低く、安定供給の目安となる3%を下回る。29年度は火力電源の新設と休廃止を差し引いた供給力が期間中最小で、東北と東京エリアは合計100万㌔㍗の供給力不足となる計算だ。
  • 5月のGHP販売実績、LPガス仕様機は2年連続600台超
  • ヤンマーエネルギーシステム、食品製造業界にコージェネPR

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