石油化学新聞

THE PETROCHEMICAL PRESS

クラレ・・・超耐熱PA、西条で生産し年内投入

PEEK代替に狙い

クラレは、新開発した超耐熱の半芳香族ポリアミド樹脂(超耐熱PA)の拡大に向け、西条事業所(愛媛県)に生産体制を整備し、年内にも本格的に市場投入する計画だ。幅広い用途で採用を広げているPA9T「ジェネスタ」とのシナジーを最大限に引き出しながら、より高い耐熱性が求められる領域へ展開していく。良好な成形性もアピールすることで、代表的な超耐熱スーパーエンプラであるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)からの代替を目指す。
同社の超耐熱PAは融点がPA9Tと同等(約300度C)で、PEEKより40度Cほど低いものの、Tgは140度C以上とPEEKに近い。このため高温での剛性を保持しながらも、容易に溶融加工できる(成形性が良好)。耐トラッキング性、非強化品の引張強度はPEEKを上回り、耐薬品性や低吸水性も良好。PEEKの多くの用途が代替可能と見ている。

  • プラ素材・・・建築土木で市場広がる 積水化学、鉄道枕木向け増産
  • 帝人・・・炭素繊維米国新工場、22年前半稼働にメド
  • 三井化学・・・エッジコンピューティング環境、主要拠点で体制構築
  • 旭化成・・・スチレン系特殊透明樹脂から撤退
  • ダイセルなど・・・植物由来セラミド、認知症予防に効果を発見
  • 三洋化成工業・・・ウレタン系止血材、アジア市場へ進出
  • 出光ユニテック・・・新中計策定、30年度経常益40億円目指す

2021年 夏季特集号

▽2面 昭和電工、JNC
▽3面 東レ、帝人
▽4面 旭化成、日本触媒
▽5面 宇部興産、ダイセル
▽6面 三菱ケミカル、クレハ
▽7面 丸善石油化学、大倉工業
▽8面 住友化学、東亞合成
▽9面 ポリプラスチックス、クラレ
▽10面 デンカ、東ソー
▽11面 アズビル、積水化学工業
▽12面 ENEOS、日鉄ケミカル&マテリアル
▽13面 東洋紡、ユニチカ
▽14面 日本化薬、ダウ
▽15面 日本ゼオン、旭有機材
▽16面 三井化学、ADEKA
▽17面 KHネオケム、JSP
▽18面 三菱ガス化学

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