プロパン・ブタンニュース

総合面

第2次補正予算案、LPガス関連は150億円超 

配送合理化と設備導入促進で価格抑制へ

政府は8日、資源高対応を柱とする総合経済対策の裏付けとなる今年度第2次補正予算案を閣議決定した。総額およそ29兆円のうち、エネルギー価格高騰対策として6兆1500億円が充てられ、LPガス関連では、配送合理化補助金に138億円、設備導入促進補助金に16億円が盛り込まれた。前例のない大規模予算でLPガス事業者の業務効率化を強力にバックアップし、中長期的なLPガス小売価格の抑制につなげる考え。

エネ庁省エネ小委、省エネリフォーム推進へ

経産・国交・環境の3省が連携の方向性示す

資源エネルギー庁は2日、総合資源エネルギー調査会省エネルギー小委員会(小委員長=田辺新一・早稲田大学理工学術院教授)の第37回会合を開いた。省エネリフォームの推進へ、経済産業省、国土交通省、環境省の3省連携によるワンストップ対応を実施する方向性を示した。
10月末に閣議決定した総合経済対策を踏まえる。住宅リフォーム支援は従来経産省、国交省、環境省がそれぞれ個別に予算事業を実施してきたが、新たに3省連携の方針をとる。

香川県LPガス協会長・赤松幸雄氏、安原商店社長・安原嘉男氏が瑞宝単光章

秋の叙勲で栄誉

政府が3日付で発令した2022年秋の勲章受章者(叙勲)=一部既報=で、香川県LPガス協会会長でサミー社長の赤松幸雄氏、元姫路市飾磨消防団長で安原商店社長の安原嘉男氏が瑞宝単光章を受章した。

赤松幸雄(あかまつ・ゆきお)氏1970年3月香川県立高松工芸高校電気科卒。77年4月高松プロパン入社、1952年9月14日生まれ、70歳。

安原嘉男(やすはら・よしお)氏 1970年3月東洋大学付属姫路高等学校卒。同年4月安原商店入社、1952年3月1日生まれ、姫路市出身、70歳。

シナネンHD 太陽光発電で営農型の導入提案

コンサルと協業で

シナネンホールディングス(本社・東京、 山﨑正毅社長)は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)の企画・コンサルティングなどを手掛けるノータスソーラージャパン(本社・大阪市、髙橋隆造社長)と協業に関する基本合意を締結した。ソーラーシェアリングの利活用提案を通じて自治体・民間企業などの脱炭素化支援を強化。2030年までに400㌶の農地に合計200㍋㍗の「ノータスソーラーシステム」を設置し、年間3億㌔㍗時以上の発電量を目指す。

  • 電力・ガス小委、燃料価格高騰による消費者リスク低減へ、電力市場の規律強化制度を検討
  • 全L協青年部代表者会議、災対やCNの知識共有
  • 全L協専務理事候補に村田光司氏 執行役員会で了承
  • ニチガス、ハイブリット給湯器拡販に拍車 上期実績は410台

首都圏版

川岸商店(駒ケ根市)、地域に根ざしランドリー7店舗 

17年かけ知見磨く

地域で親しまれる「福来ら」の店舗

川岸商会(本社・駒ヶ根市、馬場功社長)は伊那を中心に南信地域でコインランドリー「福来ら(ふっくら)」を7店舗展開している。LPガス増販につなげ、地域に親しまれる存在となっている。
コインランドリー事業は異業種の取引先に勧められ2005年に始めた。伊那営業所の敷地に1号店を開設し17年間ノウハウを蓄積してきた。
08年に地元ショッピングセンター併設の箕輪店、10
年に伊北店を開設。その後も堅調に展開し新規出店を計画していたところ5号、6号店の話を持ち掛けられた。

LPガス使いたい! 長野県協佐久支部の出前教室

参加児童から礼状届く

長野LP協会佐久支部の保安・防災出前教室は、実施先の児童や教員に好評を博している。防災学習を含むため開催を毎年依頼する学校もある。ただ今年は依頼が多く、すべては実施しきれないため泣く泣く断らざるを得ないケースもあった。

  • 三愛オブリガス東日本・浦田匡一郎社長、収益モデル確立急ぐ

浦田匡一郎氏

浦田匡一郎氏は10月1日付で三愛オブリガス東日本(本社・東京)の社長に就任した。カーボンニュートラル(CN)への対応など新たな事業スキームの構築が求められるLPガス業界。関東を中心に卸、小売を広域展開する同社の成長ビジョンを聞いた。
―これまでの歩みについて。
1990年入社で首都圏と九州地区で卸売営業やエアゾール事業に携わった。2009年にLPガス製造拠点の茨城支店開設にかかわった後、親会社のガス販売課長、その後は佐賀県神埼市にある三愛オブリガス三神の社長などを務めた。

  • 首都圏業界秋のガス展、コロナ前水準回復へ
    国内での新型コロナウイルスへの対応に変化が見られ、業界では需要期に向けたガス展を復活させる事業者も少なくない。メーカー関係者は「リアルでイベントをやる会社の数は体感でコロナ前の6割ほど」と話す。こうした実地でのイベントを行う会社も、コロナ禍を通じて培った非対面の集客、接点強化の手段を生かしている。他方で、今年も非対面での販売に注力する会社もある。アフターコロナが目前にある今、LPガス事業者はどう販促に取り組んでいるのか。首都圏各社の秋の商戦を追った。

  • エナキス(上田市)、ミニ展できめ細かく 年50カ所目標に展開
  • 岡谷酸素(岡谷市)、キタハラと合展 手作り体験企画が好評
  • サンエキ(厚木市)、成約率6割見込む リフォーム塗装相談も
  • オブリック(富士宮市)、富士宮スイーツ人気 家族客中心に1700人超来場
  • 北日本ガス(小山市)、環境と低廉性訴求 分散型エネで強靭に
  • ポラス(越谷市)、予約制で越谷会場に272組来場 売り上げ目標達成
  • 北信ガス(中野市)、誌上・ウェブ・リアルの3方式でアプローチ
  • 丸高ライフエナジー(館山市)、新社屋を披露 目標比115%売り上げ
  • 山久プロパン(須坂市)、マルヰ会と連携 こんろ軸に湯廻りも

地方版

北海道=池見石油店、社有建物を譲渡

高田屋嘉兵衛通り再興へ

昭和初期に建設された建物がリノベーションでよみがえり、人を呼び込んでいる

函館市内の観光スポット、高田屋嘉兵衛通りの活況を取り戻そうと池見石油店(本社・函館市、石塚大社長)が尽力している。昨年は通りにある同社所有の昭和初期の貴重な建物を設計事務所に引き継ぎ、今春までにノベーションした。改装後は飲食店やイベントスペースが入り、周辺を含め賑わっている。
市内末広町にある高田屋嘉兵衛通りは人気スポットの金森倉庫に近い。通りにはわが国初の屋上庭園を持ち、1869年に土方歳三らが箱館戦争の直前に最期の杯を酌み交わしたとされる武蔵野楼などがあり、昭和期は相当賑わった。その跡地に池見石油店がSS(現在は廃業)を構えるなどこの通りは先代の故石塚輿喜雄会長をはじめ同社に縁の深いエリアだ。

東北=若松ガス、秋のガス展で子供向けイベント解禁

目標超え6426人来場

ガスレンジャーは悪役も人気

若松ガス(本社・会津若松市、小山征弘社長)は10月29~30日、本社構内で「秋のガス展」を開いた。来場者数は、前回5月の展示会の4900人、目標の6千人を上回る6426人(うちフリーの来場者は1039人)。売上高は春の展示会の830万円を超える1020万円となった。
今年は3年ぶりに春と秋の展示会をリアル開催した。今回も春と同様に新型コロナの感染対策を徹底し、来場記念品だけ欲しい人は会場に入らず車に乗ったままドライブスルー方式で受け取って帰れるようにした。顧客コードが記されている検針票を持ってくるよう顧客に案内し、入場の際の受付が混雑することのないようバーコードを使って受け付けした。

中部=石黒商事(瑞浪市)、商談に絞り展示会 

来年こそ1万人大感謝祭を

商談に絞り成約率を高めた

石黒商事(本社・瑞浪市、石黒義啓社長)は10月22~23日、土岐市のセラトピア土岐で「秋の展示商談会」を開いた。当初は、3年ぶりに日ごろの謝恩の思いを込めた「1万人大感謝祭」の開催を予定していたが、会場とて確保していたセラトピア土岐の1階が新型コロナのPCR検査場に変更されたことから、急きょ2階に場所を移し、商談会に絞って実施した。

  • 中部=三重県協、FM局と報道協定 災害時にLPガス情報を放送へ
近畿・四国=共同瓦斯(四国中央市)、若手の施工技術底上げ

配管コンテスト開催で

優勝した河野廉摩氏の施工と藤田政則社長

河野廉摩氏が優勝
共同瓦斯(本社・四国中央市、藤田政則社長)は10
月25日、本社で「61期配管コンテスト」を実施した。人材育成研修の一環として長年行っている。今回は初級編として、LPガス設備士の資格取得から年数が浅い社員を対象に企画した。優勝は520点満点中373点を獲得した営業本部営業部松山支店地区担当の河野廉摩氏が輝いた。敢闘賞は門田都志郎、相原靖司、越智亮太、笹野順之の4氏。

  • 近畿・四国=しき島ガスワン、カーボンオフセットLPガスが10月末で27件に
中国=ヤマサン会、今期販促へ意欲新た 

岡田商店など表彰

「山陰ガスらぶフェア21」受賞店の代表者ら

並河元氏

山陰酸素工業(本社・米子市、並河元社長)の販売店組織、ヤマサン会(吉村博美代表理事)は10月11日、米子市のANAクラウンプラザホテル米子で昨年度実施した販促事業「山陰ガスらぶフェア21」の優秀販売店表彰式と懇親会を開いた。ヤマサン会は昨年度、LPガス増量と数量に対する意識付けを目的にガス消費機器の増設キャンペーン「G―Good!~ガスでGoodな生活をご提案~」を展開。販売店を消費者件数別にグループ分けし獲得ポイントを競った。計1千台を目標にガス衣類乾燥機の販売台数と目標比進捗率を競うエリア対抗戦「乾太くん1000 台キャンペーン」も実施した。

九州=岩谷産業と福岡酸素、BCPに発電機提案

介護施設向け展示会でPR

岩谷産業はデンヨー製LPガス非常用発電機を展示
福岡酸素は関電工のLPガス発電機を訴求した

岩谷産業九州支社(福岡市、島崎幸三上級理事支社長)、福岡酸素(本社・福岡市、福田寛一社長)は1~2日、福岡市のマリンメッセ福岡で開かれた九州最大級の介護施設向け展示会「ケアテックス福岡2022」に出展した。BCP対策として両社はLPガス非常用発電機を訴求した。
近年、頻発化・激甚化する大型自然災害により施設の停電対策が課題となるなか、岩谷産業九州支社、福岡酸素が非常用LPガス発電機のブースを出展。24年から介護施設でのBCP対策が義務化されることを受け、各社は補助金の活用を踏まえた設備紹介を行い、来場した介護サービス事業者の注目を集めた。
岩谷産業九州支社のブースでは、デンヨー製単相3線式「LEG―9・9USXT」を配管して稼働し、静穏性をPRするとともに、病院や介護施設への導入事例を紹介。災害時におけるLPガス発電機の導入メリットを説明した。災害時に避難困難者が発生すると想定される施設に対し、災害バルク導入補助金を踏まえた防災・停電対策を紹介した。

  • 九州=サイサン、福岡営業所を新設 福岡県進出は初で国内34都道府県に展開

住設・新技術

  • 両毛システムズ、太田市に新データセンター建設へ 24年春稼働予定
  • 大陽日酸、容器搬送システム「Cリフター」発売 作業省力化に貢献
  • パロマ、フォトコンテスト募集開始 テーマは「笑顔」

特集記事 消費者保安推進大会

経験と知識礎に信頼向上 優良事業者や功労者表彰
経済産業省とLPガス安全委員会は10月27日、東京・千代田区の如水会館で2022年度LPガス消費者保安推進大会を開いた。辻本圭助・経産省技術総括・保安審議官、近藤賢二・高圧ガス保安協会(KHK)会長、江澤和彦・LPガス安全委員会会長がLPガスの自主保安活動で顕著な功績を上げた販売事業者や団体など79者を表彰した。辻本審議官は「長年培われた経験や知識が保安の礎となる」と受賞者の栄誉を祝福。審議官表彰を受けたダイプロ北部販売(本社・宇佐市)の川上俊作社長が代表謝辞を述べ「受賞の栄を励みに感謝を忘れず、業界の模範となって今後も一層の精進を重ね、消費者保安のさらなる充実を図る」と決意を新たにした。

安心供与へ率先垂範 受賞販売店/ルポ
・長田ガス(静岡県河津町)、「カルテ」と写真記録 顧客別マニュアルを提供
・あいづや(宇都宮市)、不安要素解消に全力 現場目視 有事相応へ徹底
・天草エネルギー(天草市)、LPWA集中監視を普及 災害対策も余念なく

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