プロパン・ブタンニュース

総合版

  • 文科省、学校体育館空調設置率の100%目標を5年前倒し 首相、熱中症対策で加速指示
    部科学省は9月25日、文書「学校体育館への空調整備の早期実施に向けて」を公表し、避難所となる公立小中学校体育館への空調設置率100%を従来目標の2035年から前倒しし、31年とする方針を示した。補助率を通常の3分の1から2分の1に、補助単価・上限額も引き上げるなど、空調設置を加速化させる施策を打ち出した。一方、同年度での補助事業の終了も示唆している。
  • 日本コミュニティーガス協会、GX対応へ基盤強化 事故要因分析し対策推進
  • ジャパンガスエナジー、有事にガス種切り替え可のGHP設置避難所を特約店と視察

    ジャパンガスエナジー(本社・東京、田中信昭社長)は9月24日、拠点避難施設に都市ガスとLPガスの切り替え機能を持つGHPを整備した愛知県豊田市を視察した。同社特約店によるGHP提案活動を後押しする販促策の一環。視察には、自治体などにGHP提案準備を進める新日本ガス(本社・岐阜市、髙井孝訓社長)とキョウプロ(本社・京都市、山本学社長)の実務担当者が参加し、今後の提案やPRに生かす情報収集に努めた。
    同市は2024~25年度にかけ、市内の全小中学校体育館に空調設備を導入。このうち、拠点となる避難所に指定されている16校の体育館には、常用設備のまま停電時の自立稼働ができる電源自立型GHPを整備している。
  • 世界LPGフォーラム・イスタンブール大会に本紙調査団9名を派遣
  • TOKAI、シティ・ガス全株式取得し連結子会社化
    TOKAI(本社・静岡市、浜崎貢社長)は5日、シティ・ガス(同・横浜市、小澤英則社長、資本金2千万円)の全株式を取得する株式譲渡契約の締結を公表した。シティ・ガスは、カナジュウ・コーポレーション(同、同社長、同8千万円、株主=シティ・ガス100%)のLPガスの仕入れ・卸会社で、実質的な株主。カナジュウ・コーポレーションの100%子会社で、LPガス検針業務や建物清掃、建築物の各種設備機器の点検、保守、管理などを業務とするカナジュウサービス(同、同社長、同1千万円)も傘下に収めた。
  • 富士瓦斯、製品ポータルを開設 現場課題解決に一役

首都圏版

  • ホームエナジック京葉、配送コンテスト開催 千葉営業所・星野勇一郎氏が優勝

    ホームエナジック京葉(本社・千葉市、谷崎修社長)は9月30日、千葉県白井市のアストモスガスセンター千葉白井事業所構内で、「第8回ホームエナジック京葉配送コンテスト」を開いた。各営業所やアストモスガスセンターの代表者6人が競技に臨み、千葉営業所の星野勇一郎氏=写真=が優勝した。準優勝には小林信昭氏(白井営業所)、特別賞には小林秀一氏(中央営業所)が選ばれた。
  • 群馬県協、自民県連にGHP導入促進を要望
  • カネダイ川崎商店(村上市)、ビール事業で地域創生 県外でもPR活動

    カネダイ川崎商店(本社・村上市、川崎将人社長)はクラフトビール事業「Spicy Brothers(スパイシーブラザーズ)」を展開している。4月1日にはタップルームをプレオープンし、新しいフレーバーを追加。イベントへの出店やECサイトの立ち上げなどを通じて売り上げを向上させ、地域創生を図る。
    Spicy Brothersは、同社が立ち上げたクラフトビールブランド。アウトドアなどの『趣味』に特化したコンセプトで、現在は九つのフレーバーを販売している。主に村上市内の酒販店を通じて飲食店や一般消費者に提供するほか、市内外のクラフトビールのイベントにも出店した。

地方版

  • 北海道=澤田米穀店、AI導入で業務改善 仕事の効率化を実現

    米穀類、エネルギーの販売をはじめ菓子の製造販売などを手掛ける澤田米穀店(北斗市、澤田直樹社長)がAIを経営に取り入れ、仕事の効率化、収益や製造の予測に役立てている。中心になって取り組む澤田導俊専務=写真=は「今後は業務改善を目指し、さまざまな分野に活用したい」と期待を込める。澤田専務が初めてAIに触れたのは約2年前。北斗市が小学校に空調設備を入れる計画を公表したのを受け、GHP空調を提案しようと企画書をAIで作成したのが始まり。自社の概要に始まりLPガスを使うメリット、電気とのランニングコスト比較など、卸事業者の手を借りながら作成しPRした。
  • 北海道=マカナウの「GasLab」が好調 全国に広がり見せる
  • 東北=マルヰ会東北、事故頻発を背景に会員の要望で保安講習開催
    岩谷産業東北支社(大島寛支社長)の取引先でつくるマルヰ会東北地区会(江口知秀会長)は9月24日、LPガス事故が頻発していることを背景に、会員からの要望もあり、急遽オンラインで保安講習会を行った。イオンモール熊本での爆発事故に続き、先月4日、千葉県市原市の商業施設でバルク貯槽からLPガスが漏洩する事故があった。同17日には奈良県の容器検査所で爆発事故が発生し、屋根が吹き飛んだ様子がテレビやネットで流れた。
    開講のあいさつで出水浩一東北支社仙台支店エネルギー部長は「熊本の事故のインパクトは大きく、LPガスの安全性が注目されている。その後もLPガス事故が続きLPガス保安への不安が高まっている」と指摘。こうした状況を背景にあらためて設備状況や保安を再確認する目的で講習会を開いたと企画意図を説明した。同社保安部の太田健二課長代理が講師を務めた。熊本地震による同社熊本LPGセンターの被災状況と復旧の経過を紹介した後、イオンモール熊本の爆発事故の概要を説明した。
  • 中部=愛知県協東三河、防災訓練と諸費者懇談会 災害時のリアルを体感
     
    愛知県LPガス協会東三河支部(安田直樹支部長)は9月27日、田原市の市立東部中学校で防災訓練と第20回お客さま懇談会を開いた。地元地域から愛知県消費者協会、愛知県食生活改善推進協議会の代表者らを招いて行ったイベントでは、同中学校体育館に設置している災害対策用バルクやGHPについての説明のほか、炊き出し訓練や防災講習会などを通じて「災害に強いLPガス」をPR。専門家による講話と非常食の試食などを通じて避難所生活のリアルを体感するなど、これまでのお客さま懇談会とは一味違うものとなった。
  • 中部=福井ツバメ商事、「ツバメ~る」秋号で地元スイーツ特集
  • 近畿・四国=エコガス(海南市)、ランドリー事業へ参入 本業と相乗効果狙う
     
    エコガス(本社・海南市、向山浩和社長)はコインランドリー事業に参入し9月14日、和歌山市に「LAUNDRY85」を開店した。乾燥用の熱源のほか店舗の空調にGHPを採用。LPガスを用いて基幹事業との相乗効果を狙う。

    店舗は和歌山市の新興住宅街「ふじと台」と幹線道路の国道26号線を結ぶ地点に設けた。住宅街には国立大学の和歌山大学やイオンモール和歌山もある。店舗の名称は、向山社長の長男と長女の名前から考案した。約496平方㍍の敷地に延べ床面積80平方㍍の店舗を建設した。
  • 近畿・四国=湖南市、全学校体育館空調にLPガスGHP採用
  • 近畿・四国=<滋賀から八代へ・仮設風呂プロジェクト(下)>使命感が結ぶプロの絆
  • 中国=岡山県協、設立70周年記念講演会開く
    岡山県LPガス協会(髙山眞司会長=写真=)は8月31日、岡山市の岡山プラザホテルで協会設立70周年講演会を開いた。講師に経済産業省資源エネルギー庁資源燃料部燃料流通政策室の林崎公徳室長補佐を招き「LPガスを取り巻く現状と課題」と題して記念公演が行われた。
    冒頭、髙山会長は「入浴からシャワー、家庭内の調理から惣菜や外食などライフスタイルが変化している。お客さまがLPガスの価格に納得感を持って販売事業者と互いにウィンウィンの関係にならなければいけない。どんぶり勘定ではダメだ。労働集約型産業であり、コストに対する透明で適正な価格設定が必要である」と強調した。
  • 中国=広島ガスプロパン、南海トラフ地震を想定し発災から復旧まで訓練
  • 九州=三愛オブリ西日本、地域の課題解決へオブリセミナー2026開催
    三愛オブリガス西日本(本社・福岡市、大場隆行社長=写真=)は9月17日、福岡市のホテルオークラ福岡で「オブリセミナー2026」を開いた。顧客と地域の課題解決に貢献するライフパートナーへの進化を呼び掛けた。
    大場社長は「既存のビジネスモデルからライフパートナービジネスへの転換をグループの方針に掲げた。単にガスを販売することにとどまらず、お客さまの暮らし全般に寄り添い、地域の課題解決に貢献するパートナーとして存在価値を高めよう。新たなビジネスモデルを構築するため知恵を出し、力を合わせ挑戦しよう」とあいさつした。
    石井浩一郎・三愛オブリ取締役執行役員ガス事業部長は「当セミナーでは一時は切り替え対策、設備売却、無償貸与などのテーマが多かったが、今日の講演はガス事業を中心に、まだいろいろやっていけると思える前向きな話が多数出てきた。皆さんの事業発展につながると信じてサポートしていく」と結んだ。

住設・供給機器 / 新技術

  • リンナイ、変色抑えるゴトク発売 特殊コーティングで加熱による変色低減
    ステンレスの美しい外観長持ち
    リンナイ(本社・名古屋市、内藤弘康社長)は8日、ビルトインガスこんろ「DELICIA(デリシア)」のオプション品として、加熱による変色を抑える「変色低減ステンレスゴトクセット」を発売した。
    デリシアに採用している「ピュアステンレスゴトク」は高級感のある美しい外観と優れた耐久性が高い評価を受けている。その一方でステンレスは加熱によって表面が変色する特性があり、ユーザーからは「美しい状態をより長く保ちたい」という要望が寄せられていた。
    「変色低減ステンレスゴトクセット」はステンレスの表面に透明な特殊コーティングを施すことでステンレスならではの上質な外観を長く保持する。
  • 新コスモス電機、CO検知機能付き警報器の新CMで社長が熱演
    新コスモス電機(本社・大阪市、髙橋良典社長)は1日から、岡山、香川、愛媛で「一酸化炭素検知機能付き火災警報器PLUSCO(プラシオ)」の新CMシリーズの放送を始めた。髙橋社長自らブランドのヒーロー「プラシオマン」となり、ドラマ仕立ての体当たり演技に挑戦した。
    シリーズは「会議室にて」「社長室にて」「撮影スタジオにて」の3編。俳優の石川雷蔵さん演じる新入社員加藤のとっぴな提案に、髙橋社長が魅了されるシーンからスタート。社長室での「社長自身がヒーローになるべきだ」という加藤の提案を経て、スタジオでは髙橋社長がこん身の叫びとポージングを披露する。
    3県の民放7局で15秒版をスポット放送、山陽放送の「VOICE de GO!」(毎週水曜日午後7時から)と南海放送「もぎたてテレビ」(毎週日曜日午前11時50分から)は番組提供で30秒版をレギュラー放送する。終了は2027年3月31日。CMではCOの危険性と、より早く火災に気付くことの大切さを伝える。

特集記事 <GasOneサミット2026>

仲間を増やし共に頂点へ Gas Oneサミット2026
サイサン(本社・さいたま市、川本知彦社長)は9月17日、東京・西新宿の京王プラザホテルで「GasOneサミット2026」を開き、取引先から300人が出席した。川本社長は「引き続き、卸売事業に軸足を置き、販売店の皆さまとともに歩む」と表明。具体的な販売支援策を説明するとともに、9カ国に広がった海外でのLPガス事業にも言及。エネルギー関連の有識者である橘川武郎・国際大学学長が同社に寄せた「ガスワングループは世界で一番有名な日本のエネルギー会社」とのメッセージを紹介し「2045年の創業100周年に向けて世界一のエネルギー小売会社を目指す」と宣言した。

川本知彦社長が基本方針発表
〝一番風呂〟の教え継承

昨年のサミットで兄の武彦がスピーチの最後に自身が代表取締役会長に、私が代表取締役社長に就任することを発表した。早いものであれから1年がたとうとしている。昨年は当社が創業80周年を迎える記念の年だった。節目の年に、80年の歴史と社長のバトンを受け継ぎ、大きな責任と使命感を感じながらこの1年、走り続けてきた。
本年のガスワンサミットでは「『継承』、ガスワンは、挑戦する」をスローガンに掲げた。私自身が4代目に就任するに当たって去来した三つの「承」の意味を込めた。初めに「承知しました」の「承」、つまり「うけたまわる」。サイサンの社長という重責を「謹んでお受けする」と言う、私の思いになる。二つ目に「継承」としての「承」、80年の歴史とともにタスキを受け継ぎ、私からは適切なタイミングで次の世代につないでいく決意を込めた。三つ目は「承認」の「承」。販売店をはじめとしたお客さま、社員を含め、4代目社長として頑張ったと認めていただけるよう精進していく。会長に就任した兄と「ガスワン」を日本全国、そして世界中に届けていきたい。
当社には先代会長の父、川本宜彦が遺した「一番風呂に浸かれ」と言う教えがある。誰もやっていないことを一番初めに挑戦することに意義があり、一番風呂に入らなければお湯が適温なのか熱湯なのか分からない。最初にチャレンジする者が大きなチャンスをつかむことができると言う意味だ。武彦会長の著書「ガスワンは挑戦する」にもあるが、サイサンの歴史は挑戦の連続である。われわれガスワンは「お客さまにとって最も身近なホーム・エネルギーパートナー」として、2045年という節目の年に向け、創業100周年ビジョン「世界一のエネルギー小売り会社」を目指していく。

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