プロパン・ブタンニュース

総合面

  • 産業構造審議会、容器流出防止で5月末に調査結果まとめ
  • イーレックスと東電EP、再エネ電力で新会社設立
東京五輪トーチの炎はLPガス

ENEOSグローブが供給

東京五輪
トーチの炎はLPガス
ENグローブが供給 桜をモチーフに

東京2020オリンピック聖火リレーで使用するトーチの燃料にLPガスが採用されたことが20日明らかになった。新富士バーナーがトーチの燃焼機構を、ENEOSグローブが供給容器とLPガス供給を担当した。
トーチの形状は桜の花がモチーフで、五つの花びらから放たれた五つの炎が中央で一つとなる設計。火力の強い青い炎と、触媒燃焼である火のない燃焼の二つの燃焼によって聖火の〝赤い炎〟を保つ。
素材の一部は東日本大震災の復興仮設住宅のアルミ建築廃材を再利用した。

  • AIで容器配送最適化 東京ガスリキッドHDとアズビル金門が新システム4月発売
  • 都市ガススイッチング、2月末で193万件超 200万件に迫る勢い
日協「国が強靭化主導を」

経産省にLPガス2次基地への非常用発電機設置支援を要請

LPガス2次基地
日協「国が強靭化主導を」
経産省に非発設置支援要請

岩井清祐・日本LPガス協会会長は20日、経済産業省を訪れ、谷浩・資源エネルギー庁資源燃料部石油流通課企画官に対し、LPガス二次基地への非常用発電機設置支援を要請した。輸入基地と異なりタンク容量に限りがあり、需要期には入出荷の頻度が上がる。だが、民営である同基地は非常時電源の用意がないところも半数程度あり、インフラの強靭化を進める国へ、二次基地強靭化にも主導的役割を果たすよう提言した。

<平成、そして新時代へ>

ダイプロ・山田耕司社長

集中監視の普及に全力

本社のギャラリーには、シャガールや高山辰雄の名画がさりげなく飾られ、訪れる者の目を楽しませてくれる。「父が残したもので私には価値が分からない」と笑う山田耕司社長だが、激変する時代を見据える目は鋭い。山田社長といえば1975年、大分窑鶴高ラグビー部を全国初優勝に導いた名フッカーでもある。グループ一丸でスクラムを組み、エネルギー総合管理企業への絶えざる変革に挑む山田社長に半生を振り返ってもらい、次代への展望を聞いた。

首都圏版

関東JGE会

ニーズ深耕へLPガス法の理解と質量販売テーマに講習会

ニーズ深耕へ法理解
関東JGE会 現状踏まえ講習

関東JGE会研修部会(津田維一部会長)は11日、東京・港区の真福寺講堂でLPガス法の理解と質量販売の取り組みをテーマとした講習会を開いた。石油化学新聞社発行の「LPガス法逐条解説」をテキストに、津田部会長がLPガス法の読み解き方を指南した。

鈴与商事

エスパルス支援へ電力新料金を追加

エスパルス支援へ
電力新料金を追加
鈴与商事

鈴与商事(本社・静岡市、加藤正博社長)はエスパルス(同、左伴繁雄社長)とタイアップし、鈴与商事が提供する「鈴与のでんき」の新たな電力サービスプラン「パルちゃんでんき」を展開する。
同社は2016年4月から、一般家庭や店舗・事務所などの低圧電力を鈴与のでんきとして供給してきたが、今春から新たな試みとして新料金プランのパルちゃんでんきを追加。電気料金の一部をエスパルスに還元することを通じ、エスパルスへの支援強化やスポーツ振興、地域貢献を企図する。

  • 産業から暮らしまで 岡谷酸素85周年展示会開く
  • 堀川産業、マスコットキャラ誕生で名称を募集

地方版

北海道から改革の流れを

エア・ウォーターがハローガスセミナー

AWがハローガスセミナー
ファン拡大は〝透明化〟で
谷企画官 北海道から改革の流れを

エア・ウォーター(本社・大阪市、豊田昌洋会長)は15日、札幌市のANAクラウンプラザホテルで今年度のハローガスセミナーを開いた。販売店の親睦組織・共栄会のメンバー120人超が出席したセミナーは、谷浩・資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課企画官が、「LPガスの現状と今後について」をテーマに基調講演した。

  • 東北=アストモスエコ会・東北、初の販促個人対抗戦で表彰
東邦液化ガス

ヤマサと連携でシナジー最大化目指す

ヤマサと連携
シナジー最大化
東邦液化 60周年の節目

東液会(池田幸明会長)は14日、名古屋市のANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋で第48回定時総会を開いた。大路弘・東邦液化ガス社長は、4月1日から東邦ガスグループ入りするヤマサ(本社・名古屋市、田哲良社長)との相乗効果の発揮を目指すと述べた。

兵庫県協阪神支部

西宮市長に学校体育館へのGHP導入を要望

学校体育館にGHP
西宮市長に要望
兵庫県協阪神支部

兵庫県LPガス協会阪神支部は15日、金澤嘉彦支部長と支部会員の山敬氏らが石井登志郎・西宮市長と面談し、市立小中高校体育館へのGHP空調、避難所となる小中学校給食設備へのLPガス機器の導入を要望した。
阪神支部は2013年に西宮市と災害時のエネルギー供給協定を締結、昨年12月には市議会で平時のLPガス使用を求める請願が採択された。市議会は同月、全市立学校体育館への空調設置の19年度からの開始を求める議決をしている。

  • 近畿・四国=岩谷産業、大阪で水素エネルギーフォーラム 産学官で水素技術の開発加速
  • 中国=中国液化石油ガス保安協、行政情報と災害対策学ぶ
  • 九州=大分市LPガス防災協、市民も参加し避難住民支援の訓練を実施

住設・新技術

東洋計器

機能や施工性アップの業務用EB型メーター6号発売へ

業務用EB型メーター6号
小型・軽量の新製品
東洋計器 機能や施工性アップ

東洋計器(本社・松本市、土田泰秀社長)は4月から、LPガス仕様の業務用超音波マイコンメーターEB型の新製品として6号(使用最大流量毎時6立方㍍)の「EBTK6MT」=写真=を発売する。同社製SB型6号に比べ、高さは半分以下の14・6㌢㍍、質量は3分の1以下の1・6㌔㌘と、大幅な小型化・軽量化を実現した。持ち運びや取り付けなど現場作業の負担軽減が期待される。

  • ネコリコ(東京)、LINE利用のホームIoTサービスをエネ事業者に提案
  • リンナイ、環境コミュニケーション大賞でCSRレポートが評価され優良賞に

<春季特集号>

オートコンポが愛知県で採用拡大

企業の強靭化に寄与

一般企業が社用車をLPG車に転換し、カグラベーパーテック(本社・尼崎市、玉井健一社長)の簡易LPガススタンド「オートコンポ」を導入するビジネスモデルが愛知県内で広がりを見せている。いずれも燃料にプロパンを使い燃料費削減や事業継続に役立てており、自治体の「復興まちづくり」に貢献している例もある。国土強靭化基本計画が目指す〝強くて、しなやかなニッポン〟を実践する取り組みとして注目される燃転モデルだ。

  • エースベーキング=車両15台を併燃化 年40トン消費・500万円削減
  • 菅原設備=差別化戦略の武器 売り上げ増と同等の効果
  • 浅野保温=発電機や炊き出し完備 扶桑町が避難所指定
  • 平成を振り返る-新時代へ-
  • 札幌市・和光商会=児童向け教本編集 火育教室を実現
  • 鹿角市・ハタリキ=秋田を元気に 地場連携も視野
  • さいたま市・佐藤興産=地域に根ざし末長く LPガス軸に総合力強化
  • 厚木市・サンエキ=リフォーム事業追究 ガスと併せ存在感強く
  • 山梨富士川町・中部ライフエナジー=入院が転機で業界に恩返し
  • 沼津市・日本ガス興業=水面下の努力開示 支持拡大へ継続
  • 四日市市・石井燃焼=会社組織をボトムアップ型に
  • 東近江市・中島商事=困り事解決へ提案力強化
  • 大東市・藤本産業=地域囲み込み 生涯顧客づくり
  • 松江市・奥田商店=学校GHP、支部活動に弾み
  • 久留米市・和泉プロパン=太陽光や省・創・畜エネ 新事業で次代開拓
  • 天草市・天草エネルギー=見守りや困り事解決 接点育み地域貢献
  • 長期使用製品安全点検制度解説
  • ユーザーに安心提供 機器更新の呼び水に
機器買い替え最前線

ルポ

長期使用製品安全点検制度が施行されてから10年を迎えようとしている。瞬間湯沸器や風呂釜など対象製品の販売者は、購入者にユーザー登録の説明責務を果たさなくてはならない。消費者の安全・安心を守るだけでなく、経年機器の更新需要獲得に向け買い替えニーズにどう対応するか。機器拡販に取り組む事業者をクローズアップした。

  • 谷川商店(岩見沢市)=顧客接点、ミニコミ紙で拡大
  • えぐち(戸田市)=地域の困り事相談窓口に 「売らない営業」成果
  • 高岡ガスサービス(高岡市)=情報管理と意識徹底 特化セールでニーズ喚起
  • 井本産業(南あわじ市)-機器販売が売り上げの35%に
  • 西部ガスエネルギー(福岡県粕屋郡)=見込み客、展示会で商談即決
  • エコア(福岡市)=マルチグリル、潜在ニーズを充足
  • 流通再編「合併・アライアンス」
  • 最近の主な流通再編・統合などの動き
  • 大競争勝ち抜く-コスト圧縮へ連携・合理化
  • 登録小売電気事業者一覧/販売実績
  • 登録ガス小売事業者一覧
新たな潮流「LPガス国際セミナー」

市場拡大へ多様化に挑戦

LPガス振興センター(荒木誠也理事長)は5~6日、東京・大手町の日経ホールで「LPガス国際セミナー2019」を開いた。国内外から延べ655人が参加した今回は「LPガス市場の新たなチャンス~多様性への挑戦」をテーマに、11の講演などからLPガスを巡る世界の情勢を共有した。2日目の総括質疑応答で議長を務めた荒木理事長は「需要、供給ともに多様化することを確信し、産消両国の有意義な情報交換ができたと考える」と総括した。

  • 市場拡大へ多様化に挑戦
  • エネ庁・谷企画官、水素視野に用途拡大
  • 日協・岩井会長、船舶・空調・発電需要を開拓 25年目標へ一丸
  • 米国産、東南アジア向け拡大 中国・インド需要伸び縮小
  • 米国、世界のニーズに対応 年2200万トン輸出へ
  • サウジ、炭素排出を抑制 18年輸出920万トンに拡大
  • インド、13年後400万トン市場 インフラ整備が急務
  • 中国、18年需要3.7%成長に減速 PDH第2波が始動
  • ミャンマー、家庭厨房20年メド150万戸
  • ニュースワード2019
  • Ⅰ、LPガスの需給・価格
  • Ⅱ、LPガスの需要開発
  • Ⅲ、電力・ガス自由化とLPガス業界
  • Ⅳ、震災復興・強靭化とLPガス
  • Ⅴ、健康・食育・社会貢献
  • Ⅵ、安全・安心なLPガスへ

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