石油化学新聞

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • デンカ・・・窒化ホウ素、放熱材向け増産 新規フィラー開発も
    デンカは、大牟田工場(福岡県)で車載や通信機器などの放熱材料用高熱伝導フィラーに使われる窒化ホウ素粉末の生産設備を増設する。28年をメドに完成させ生産能力を引き上げる。拡大する放熱材料ニーズに対応する。窒化ホウ素を用いた新規放熱フィラーの開発も進め、事業拡大につなげる。
  • 東レ・・・リサイクル・バイオマス樹脂 30年度7倍の3.5万㌧に
  • ケミカルリサイクル・ジャパン・・・廃プラ資源循環、段階踏み確実に進展 処理困難品の受け皿に
    出光興産の子会社で使用済みプラスチックの資源循環に取り組むケミカルリサイクル・ジャパンの市原事業所が4月に竣工し、商業運転を開始した。脱炭素を中心とした環境ブームが後退する一方、廃プラリサイクルに関しては世界規模で規制強化の動きが加速。中東情勢悪化によるナフサショックも相まって、資源節約の社会的ニーズは高まりつつある。ステップワイズ(段階的)、かつ確実に歩みを進める同社の現状と今後を岡村仁彦社長に聞いた。
  • 旭化成・・・FO-MD膜、システム開発加速 数年内に本格販売
    旭化成は正浸透(FO)膜と膜蒸留(MD)膜を組み合わせて医薬品原薬製造の非加熱・非加圧濃縮を実現し、高効率製造を支援するFO―MDシステムの開発を加速させる。独自の中空糸膜の技術を生かし医薬品製造業界の課題解決に応える。
    同システムを中分子医薬品の受託研究製造機関(CDMО)ペプチスターの原薬製造施設に導入=写真=した。最大100㍑の原料液の非加熱濃縮に対応するシステムで、同施設でGMP基準に準拠した製造規模での運用を開始する。GMP製造を見据えた開発と膜の提供を継続し数年内にFO―MD膜システムとして本格的な販売開始を目指す。
  • ネイチャーワークス・・・タイの新工場が稼働PLA米と2拠点に
  • 塩化ビニル樹脂(PVC)インド向け・・・需給緩み大幅続落 雨季で需要低迷 中国品在庫が重荷
  • レゾナック・・・半導体向けHFガス徳山で年内製造開始

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • クラレ・・・活性炭生産能力 欧米で相次ぎ増強 飲料水や工場排水処理用
    クラレは欧米で活性炭生産能力を相次ぎ増強する。米国では今年決定した増設に加え5工場で増産投資を行い、欧州では工場を新設する検討に入った。27年までに順次決定する予定だ。飲料水や工場排水の処理向けを中心とする需要に対応する。
  • ダイセン・メンブレン・システムズ・・・水処理システム 透析用、1割小型化 一貫体制強みに拡販
  • 再生プラ利用義務化が進捗・・・欧州先行 アジア・米国本格化
  • 帝人フロンティア・・・ICタグリーダー新アタッチメント
    帝人フロンティアは、商品や装置などに貼付したICタグを読み取るモバイル型リーダー「レコハンド」の専用アタッチメントを3種類開発した。
    26年度中に国内外で発売する。用途に応じて付け替えることで、狙った範囲のICタグを正確に読み取れる。レコハンド全体で28年度に3億円、30年度に5億円の売り上げを目指す。
  • ヘンケル・・・PURホットメルト高接着でリワークも
  • カネカ・・・生分解性ポリマー シマノのルアーに
    カネカの生分解性バイオポリマー「グリーンプラネット」がシマノのルアーに採用された。ルアーは一般的に汎用プラスチックで作られるため、海や川で紛失すると海洋プラスチック問題の原因となり、環境への負担が増えるリスクがある。グリーンプラネットは海水中で微生物の働きにより容易にCO2と水に分解するため、このリスク低減に貢献できる。シマノは自社の高度な設計・製造技術とグリーンプラネットの材料特性を融合させ、ルアーに求められる操作性や繰り返し使用できる耐久性といった要求品質をクリアし製品化した。
  • ハリマ化成と名城大学・・・ゼータ・カロテンで肌老化要因情報取得
  • ハイケム・・・高機能滑剤EBS供給体制を強化
  • 理化学研究所や住友化学など・・・ペロブスカイトで巨大光電流を観測

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • 中国市場・・・来年から需給改善 供給過剰解消へ 質重視に政策転換
    中国の化学産業が構造転換の岐路に立っている。5月28~29日に福岡市で開かれたアジア石油化学工業会議(APIC)で、中国の国家級化学産業シンクタンク中国化工信息中心(CNCIC)の黄音国チーフエキスパートによるプレゼンテーションに注目が集まった。中国化学産業の現状と展望をテーマに、供給過剰という構造的課題に政府が本格介入し、石化市場が27年から転換期を迎える見通しを示した。
  • 改正廃掃法が成立・・・使用済みプラ 国内循環促進
  • 経済産業省素材産業課・・・主要石化製品の各社別生産能力
  • 塩ビ工業・環境協会・・・5月のPVC、VCMの生産・出荷
  • 日本ソーダ工業会・・・2026年4月カセイソーダ出荷内訳
  • 日本スチレン工業会・・・2026年5月受払表
  • 日本プラスチック板協会・・・5月の硬質塩化ビニル平板生産出荷実績、5月の硬質塩化ビニル波板生産出荷実績、5月のポリカーボネート平板・波板生産出荷実績
  • 日本ポリプロピレンフィルム工業会・・・5月のOPP・CPP出荷実績

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • 日本化薬・・・触媒事業、安定成長へ顧客拡大 新設備を最大活用
    日本化薬は触媒事業で安定成長を実現できる体制を構築する。アクリル酸やメタクリル酸の製造用を主力とし、収率などの優位性を積極的にアピールして顧客の新増設が活発な中国を重点に顧客層を広げる。顧客への技術サービス強化に向けて増設したパイロットプラントも最大限に活用する。売上高100億円以上の安定確保を当面の目標とするなか、25年度に119億円を実現したことで以降も増収基調を維持し、ラインアップ拡充などにも取り組む。
  • ダイセル・・・マイクロ流路実証へ 28年度は過酢酸に
  • タキロンシーアイ 福田祐士社長に聞く
    タキロンシーアイの収益力が向上している。25年度業績は売上高が前年比7%増の1524億円、営業利益が16%増の93億円、純利益が7%増の61億円となった。中期経営計画(24~26年度)で掲げる「安定的に純利益60億円以上を確保する」という目標を前倒しで達成した。26年度は原料価格変動への対応や半導体関連需要の取り込みを進め、純利益70億円以上への上積みを図る。将来目標である純利益100億円以上の実現には、新事業創出や大型M&Aが必要とみる。福田祐士社長に戦略を聞いた。
  • トクヤマ・・・韓国でTMAH新工場を建設
  • UBE・・・海外展開、5極で自立的運営 地域統括会社を設置
  • 東レリサーチ・・・イベントで半導体最新分析技術紹介

    東レリサーチセンターが半導体・電子材料分野の最新の分析技術と応用事例を紹介するイベント「半導体・電子材料ポスターセッション」を大田区産業プラザPiO(東京・大田区)で開催した。AI普及などに伴い拡大する半導体・電子材料分野の受託分析サービス需要の取り込みにつなげる考えだ。
    同イベントは半導体デバイス・装置・材料メーカーを主な対象として、半導体・電子材料分野における最新の分析技術と応用事例を研究者との直接対話形式で紹介するもの。ほぼ毎年開催し、関東での開催は16年以来10年ぶりとなった。
  • クラレ・・・100周年記念式典開催
    クラレが創立100周年を迎え、記念式典を東京国際フォーラム(東京・千代田区)で開いた。式典は国内外の同社グループの拠点へリアルタイムで配信したことで全世界の社員がこの節目を共有し、一体感を高める機会となった。
    川原仁社長は100年という節目が「当たり前ではない」としたうえで、国や地域、言語や文化の違いを越えて価値観を共有し、事業や組織の枠を越えて人材や技術・知見を結びつけながら新たな価値を生み出す「One Kuraray」を実現していく考えを示した。
  • グラノプト・・・光通信の材料生産能力を来期3倍に

最近の記事一覧石油化学新聞一覧