プロパン・ブタンニュース

総合面

TOKAIホールディングス、原点のエネ事業強化 

新事業開発、人材育成にも力

小栗勝男社長

小栗勝男・TOKAIホールディングス社長兼TOKAI社長は11日、静岡市のグランディエールブケトーカイで開かれたTOKAI販売店会(会長=赤井秀敏・静岡石油社長)の新年会で、「2023年、グループは新たなスタートを切る年。われわれの強みは営業力と現場力。4月に新体制の方針と新たな組織体制を発足すべく検討を進めていく」とし、23
年度の重点策として①コンプライアンス・ガバナンスの強化②既存事業の拡大と新規事業の確立③働きがいのある元気な企業集団の構築―を掲げた。原点であるエネルギー事業はエリア拡大などの強化とともに、新規事業の開発も推進。現場力に磨きをかけるため人財育成にも注力する。

  • 三愛オブリ特約店会議、新事業モデル構築 ライフパートナービジネスへ
  • ニチガス、3つのゴールに邁進 業界との共創実現へ意欲
  • 九州業界、3年ぶりの賀詞交歓会に210人 課題解決に誓い新た
2023年本紙事業計画

独自性ある紙面・時代に応じた対応の強化など

コロナ禍がいつ終息するのか見えないなか、本紙は感染予防対策のもと、引き続き国民生活に不可欠なインフラを担うLPガス産業、そして販売事業者や業界関係者の最前線を追い続けます。
自然災害、さらにロシアによるウクライナ侵攻、そしてカーボンニュートラル(CN)を背景にした諸物価の高騰と、混迷極まる状況にあっても、LPガス業界がなすべきことは変わりません。ただ、もとより自由市場であるLPガスですが、エネルギー自由化の潮流はさらなる試練をもたらそうとしています。行政では貸付配管・設備貸与を料金から分離する法改正を目指そうとするなど、自由市場にあって価格介入ともとられかねない動きが始まろうとしています。都市ガス、電力ともにセット提案で料金プランが複雑化するなか、LPガスへの規制のみが逆行しているとの声もあります。
自由料金であるLPガスの基本料金は、原価積み上げで構成され、その構成要素である設備関係のコストは資材価格上昇で高騰しており、必ずしも費用を回収できているとはいい難い水準です。LPガスの割高感を示唆する声が国会での議員発言でクローズアップされていますが、他エネとの正しい対比のうえでなされているわけではありません。税制優遇など公的補助がないLPガス事業は、旧公益事業としてその特権を残したままの都市ガスや電力に対し、決して公平とは言えない土俵での闘いを強いられようとしています。
LPガス料金が何の公益特権もない自由料金で構成されていること、LPガスよりも安いとされる都市ガス料金とは消費者におけるインフラコストの負担構造が決定的に異なることを、LPガス業界自身がもっと声高に主張していく必要が高まっています。本紙は取引適正化と健全な業界発展が両立するよう、しっかりと主張していくとともに、議論を深める場を提供していきたいと考えます。
記者の目と足で業界の〝今〞を追い続けます。従来からの物理的な取材に加え、ウェブを介したデジタル取材を駆使しながら、アナログ・デジタルの両面で現場に密着した報道に徹します。

  • 光通信グループがLPガス事業に参入 「エコログプロパン」で事業者登録
  • <賢者の英断>fandbookの挑戦、深い知識と寄り添う心
茨城県、LPガス料金の負担軽減に3億7700万円 

1月補正予算案に計上

茨城県は13日にまとめた2022年度1月補正予算案の原油価格・物価高騰対策事業49億9100万円に、LPガス利用世帯の負担軽減策として3億7700 万円を計上した。財源には地方創生臨時交付金を充当する。
LPガス販売事業者を通じて、今年2~3月の1カ月分の利用料金から、1世帯当たり500円を1回のみ支援する。LPガス消費世帯数については74万件と設定した。

九州業界、3年ぶり賀詞交に210人 課題解決に誓い新た

九州・沖縄の業界関係者が3年びりに一堂に会した

「2023年新春九州LPガス業界人賀詞交歓会」(九州ブロックLPガス協議会、日本コミュニティーガス協会九州支部、在福LPガス生産輸入メーカー各社主催、石油化学新聞社福岡支局共催)が12日、福岡市のホテル日航福岡で開かれ、九州・沖縄の業界関係者210人が3年ぶりに一堂に会した。荒木健治・九州ブロックLPガス協議会会長は主催者代表あいさつで「長年の業界課題である料金透明化と取引適正化の解決は決して難しいことではない。LPガス事業者のトップの皆さまがこの問題に真剣に取り組むことを決意し、それぞれの会社で全社的に組織の末端までその意思を伝えれば明日にでも解決できるはず」と強調した。そのうえで「全国を見渡しても九州ほど業界がまとまった地域はない。先陣切って解決できるのはこの九州しかない」と訴えた。

サーラエナジー=新社長に鈴木専務

鳥居裕社長は同日付で取締役会長に就任

サーラエナジー(本社・豊橋市)は、2月15日付で社長に鈴木敬太郎専務社長補佐兼営業統括の昇任を内定した。鳥居裕社長は同日付で取締役会長に就任する。
鈴木敬太郎(すずき・けいたろう)氏 1988年4月中部瓦斯(現サーラエナジー)入社、2012年3月取締役、15年3月常務、18年2月ガステックサービス(現サーラエナジー)常務、19年2月サーラエナジー常務、22年2月から現職。

首都圏版

「商慣行改善へXデー」 

群馬県協山田会長が3団体講演会で提言

群馬県LPガス協会(山田陽一会長)と群馬県ガス事業協同組合(渡邉誠理事長)、日本コミュニティーガス協会関東支部群馬県部会(大塩孝部会長)は13日、前橋市の群馬県農協ビルで講演会「LPG事業を取り巻く情勢と施策の動向」を開いた。340人が参加した。講師に佐々木文人・資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課長補佐を招き、料金透明化・取引適正化の動向などを解説。講演後に市内で開いた懇談会には永井岳彦・同課長が出席し3団体の役員らと意見交換した。

  • ミライフ、販売店と目標共有 地域エネ・住宅の達人に
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地方版

北海道=NX商事札幌支店、BCPを強化 LPガス事業所を一新

新ブランド定着に拍車

延べ床面積を1・7倍に広げた新事務所。45㌔㍗非常用発電機を備え有事の際も併設の充填所を稼働できる

伊藤誠吾・NX商事常務執行役員支店長

NX商事札幌支店(伊藤誠吾常務執行役員支店長)は札幌LPガス事業所の建て替え工事を完了し12月20日、竣工式を開いた。新事務所は旧事務所の1・7倍の延べ床面積を有し、LPガス仕様の非常用発電機を備えBCP対応を万全にして事業を推進する。1月14日から業務を開始した。

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東北=東北電力ネットワーク、自動検針サービス開始 

名取市水道を皮切りに

㊨12月27日に名取市と水道の自動検針サービス契約を結んだ。山田司郎市長(左)と坂本光弘社長(中央)㊦LPガスメーターとつなぐ場合も同じ無線端末が必要

電力スマートメーターの通信網は、各戸の同メーターが電波の中継器の役割を担う。ガスや水道の自動検針を行う場合、ガスメーターや水道メー名取市水道皮切りターは、その建物または近隣の建物の電力スマートメーターと無線通信する。LPWA集中監視ではつながらないエリアが存在するが、電力スマートメーターの通信網はほぼ全域でつながり、通信品質も安定している。
同社はこの通信網を活用して水道・ガスの自動検針サービスを展開するため、10事業者と実証試験を行った。うち4者は都市ガスまたはLPガス事業者。

  • 東北=岩手県協、ガス会館のGHPを電源自立型の更新 近隣住民の避難所に
中部=「地域住民の生命守る」 覚王山日泰寺がバルクと発電機導入

水確保へ井戸掘削

国内唯一の超宗派寺院、覚王山日泰寺

仏舎利(釈尊の御真骨)が安置される国内唯一の超宗派寺院、覚王山日泰寺(名古屋市、村上圓竜代表役員)は災害に強く、災害時に地域住民の命を守ることができるよう災害対応バルクやLPガス発電機などを導入した。境内に井戸を掘削することも考えており、有事に備えた体制を整えていく。

補助金を活用して購入した2900㌔㌘災害対応バルク。100㌔㍗非常用発電機も導入した

  • 中部=福井県協、安否確認システムが今春にも本稼働 メールで迅速化
近畿・四国=マルヰ会近畿と近畿イワタニ会が合同賀詞交歓会 

エネ新時代に一丸 変化生かす展開へ

マルヰ会近畿ブロック3地区会(坂本正人代表会長)と近畿地区イワタニ会(宮川靖史会長)は11日、大阪市のヒルトン大阪で合同の新年賀詞交歓会を開いた。コロナ禍の影響で見合わせていたため、開催は3年ぶり。
坂本会長は「マルヰ会は対面営業やイベントを通じお客さまとのコミュニケーションを大事にしてきたが、コロナ下では自由な活動ができなかった。LPガス輸入価格の上昇、給湯器や設備機器の納期遅延が重なり過去に経験のない経営環境だった。昨年後半から行動制限が緩和され行事のリアル開催が可能になり、9月には3年ぶりに宝塚歌劇の招待企画を開催できた」と振り返った。

仏舎利(釈尊の御真骨)が安置される国内唯一の超宗派寺院、覚王山日泰寺(名古屋市、村上圓竜代表役員)は災害に強く、災害時に地域住民の命を守ることができるよう災害対応バルクやLPガス発電機などを導入した。境内に井戸を掘削することも考えており、有事に備えた体制を整えていく。

補助金を活用して購入した2900㌔㌘災害対応バルク。100㌔㍗非常用発電機も導入した

近畿・四国=高知県協、給湯器の凍結防止動画を作成 

LPマンも登場しPR

高知県LPガス協会(公文秀明会長)は、同協のオリジナルキャラクター「LPマン」が出演する動画「冬に給湯器を快適に使う方法編」を作成し、公開した。顧客視点で給湯設備のトラブル対策について動画を通じて広くPRする。動画は投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、無料で閲覧できる。動画は約2分半で構成した。「LPマン」に夿する山田洋介・同協副会長が給湯器に備わる凍結防止機能を紹介。凍結予防方法としてリモコンや給湯器ガス栓の閉止方法、蛇口からの経済的な流水方法のほか、配管が凍結した場合も同様に説明。気温の上昇に伴う解凍後に配管からの漏水確認方法などを紹介した。

  • 中国=つばめガス、仮想空間で採用活動 内定者とは非対面懇親会
  • 九州=エコア、コア事業とグループ力高め新領域へ

住設・新技術

エイムテックの新「セーバープロ」、温度補正機能がさらに進化 

短時間で漏れ判定予測

2月21日に発売するセーバープロ ネオ」

モニター拡大 本体1割軽く
エイムテック(本社・熊本市、有馬慎一郎社長)は2005年の市場投入から保安現場で親しまれてきた「セーバープロⅡ」の廃番に伴い、後継機種「セーバープロ ネオ」を2月21日に発売する。温度補正機能をさらに進化させ、短時間で漏れ判定を予測する新機能(特許第6999201号)を搭載した。自由化で相互乗り入れに参入した事業者にも最適なLPガス・都市ガス兼用の保安業務用機器だ。

  • 巴商会、半導体産業展に出展 色で判別できるバルブキャップを提案
  • パロマ、パラアルペンスキー日本チームに今期もスポンサーとして協賛

パロマは、昨年3月に開催された北京冬季パラリンピックで6個のメダル( 金3、銀1、銅2)を獲得した日本障害者スキー連盟のパラアルペンスキー日本チームに、今季もスポンサーとして協賛している。 同社は2016年8月から同チームに協賛。毎年8月に契約更新を迎えるが、昨年も継続した。 同チームは22年12~23年4月までの今季、1月19~29日のスペインでの世界選手権、3月7~12日、14~17日のイタリアでのワールドカップなど複数の大会に参戦を予定している。

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