プロパン・ブタンニュース

購読料金改定のお知らせ
平素はプロパン・ブタンニュースをご愛読いただき厚くお礼申し上げます。
さて、購読料金につきまして、1997年4月から25年にわたり企業努力を重ね現行料金を据え置いてまいりましたが、昨今の原材料、印刷、発送料など経費の値上がりに伴い、誠に不本意ではございますが、料金改定させていただくことになりました。
当社としましては、この改定を機に、1面と「住設・供給機器・新技術版」のカラー化をはじめ、さらなる紙面の充実、刷新を図り、読者各位のご期待に応えるよう努力いたします。なにとぞご了承のうえ、引き続きご愛読賜りますようお願い申し上げます。
▽ 新購読料( 税込み)=1カ年3万9600円(半年1万9800円)
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石油化学新聞社

総合面

GasOneサミット2022、太陽光・蓄電池でCN前進 

第3の矢として提案

川本武彦社長

サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)は16日、東京・西新宿の京王プラザホテルで「Gas Oneサミット2022」を開いた。「カーボンニュートラルへ前進!」をスローガンに掲げ、消費者にとって最適なエネルギーを届ける「最も身近なホーム・エネルギーパートナー」を目指す。3年ぶりの対面開催として新型コロナ対策を徹底し、各地区Gas One会会長やキャンペーン表彰店などに絞って200人が出席した。今年度は、カーボンオフセットLPガス、カーボンニュートラル(CN)でんきに続く、第3の矢として太陽光発電と蓄電池を組み合わせた提案を行い、さらなるCO削減に取り組んでいく。

  • バルク検査、2~4回目の負担軽減 内面検査を省略など
  • 都市ガス需給ひっ迫時のLPガス調達が課題(電力・ガス小委)
  • 台風14号が縦断もLPガスの被害なし 詳細調査はこれから
本紙、LPガス総合セミナー開催 

「CN時代のエネルギー」未来見据え新局面へ

3年ぶりの会場開催となった「LPガス総合セミナー」。LPガスの将来像を探るべく、参加者は真剣に耳を傾けた

合成技術販売戦略 多面的に方向性探る 業界の未来見据え新局面へ
石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュースは15日、東京・千代田区の損保会館で「LPガス総合セミナー」を開いた。「カーボンニュートラル(CN)時代のエネルギー」をテーマに、合成ガス開発と販売事業者の取り組みの両面からLPガス業界の進むべき方向性を追求。基調講演には、ガス合成に不可欠な触媒研究の第一人者である関根泰・早稲田大学理工学術院先進理工学部教授を迎え、物理化学の視点からエネルギーのあり方を見直す機会ともなった。当日の講演録画は10月上旬(予定)からオンデマンド配信も行う。

  • JOGMEC、アンモニア供給網構築へ日豪6社と調査
  • カンボジアのLPガス3.8%成長継続 40年に73万トン市場に

東日本版

ムラヤマ燃料住設(阿賀野市)、社名変更、本店移転

「住設力」浸透に拍車

移転した水原店。商材を明瞭に示す看板で顧客に訴求する

大きな金色の蛇口が社屋のシンボルマークとして知られるムラヤマ燃料住設(本社・阿賀野市、村山一栄社長)は8月2日付でムラヤマ燃料から登記変更し、5日に本社の水原店を移転した。蛇口のオブジェはそのままにさらなる認知度向上を図り、地域の一番店として勝ち残りを目指す。

トレンド #地域一番店 平山燃料(香取市)町おこしに積極関与

平山聡社長

平山燃料は本社に東京2020五輪の聖火トーチを展示している。聖火ランナーに選ばれた平山聡社長が使った実物だ。
だが走ることはできなかった。コロナ下の五輪開催となった昨夏、千葉県では聖火リレーが全区間走行中止となった。当時を「自分が聖火ランナーだと言うこともはばかれるような雰囲気で、きつかった」と振り返る。本来は香取市と隣接する匝瑳市の区間を走る予定だった。
代替イベントとして実施されたのがトーチ点火セレモニー。山武市の蓮沼海浜公園で開かれ、ランナーらは「ステージ上でワンポーズ決めてください」と指示を受けた。トーチの底にLPガスカートリッジが差し込まれ、聖火を引き継ぐと、1人持ち時間10秒のパフォーマンスが始まる。平山社長は自身の番になるとムーンウオークを見せ、最後は田原俊彦さんの「HAPPY」ポーズで締めくくった。そのシーンはNHK番組のエンディングで使われた。

  • ENEOS・鈴与商事・静岡ガス、PV自家消費支援で静岡市に新社設立

三光(網走市)、中学生向け職場体験でLPガスの仕事手ほどき

鴻巣直樹社長(左)に保安業務の基礎を学ぶ生徒

三光(本社・網走市、鴻巣直樹社長)は6~7日、網走第一中学校(徳増秀隆校長)の職場体験を受け入れ、3人に体験の場を提供した。生徒はLPガスの保安業務などの体験を通じ、働くことの意味を学んだ。
三光が職場体験授業に参加するのは初めて。初日の座学では鴻巣社長が「労働する意味」について生徒に考えさせた。三光の社員にとって仕事はキャッチフレーズにもなっている「きょうも暮らしのお手伝い」であり、仕事を通じて地域を支える喜びが会社の原動力になっていると説明した。

西日本版

東邦液化ガス、ヤマサ總業を吸収 

長野県を除き権利義務継承

東邦液化ガス(本社・名古屋市、石原克典社長)は東邦ガスグループのLPガス事業再編に伴い10月1日付でヤマサ總業(同、道山岳司社長)の長野県を除くLPガス・石油・各種燃料販売事業に関する権利義務を継承、吸収分割する。効率的な事業体制を整え相乗効果を発揮し、一層の持続的成長を目指す。

  • 和田プロパン(高松市)が入浴剤で接点強化 業界内で採用が拡大

ニイミ産業の工業用通信誌 BtоB広告「銀賞」に ユニークさと社会性が評価される

8月15日発行の「Hello!FACTORY」第5号

ニイミ産業(本社・春日井市、新美良夫社長)のフリーペーパー「Hello! FACTORY」が日本BtоB広告協会主催の「第43回2022日本BtоB広告賞」PR誌部門で銀賞を受賞した。同誌は東海地区の町工場を紹介するフリーペーパーで、2019年5月の創刊。誌面づくりのユニークさと社会性が高く評価された。

住設・新技術

パイオニア、運行管理サービスにアルコール検知を連携 

法改正の業務負担軽減

スマートフォンでの使用イメージ

パイオニア(本社・東京、矢原史朗社長)は28日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」のオプションとしてアルコール検知器連携機能「スリーゼロforビークルアシスト」の提供を始める。道路交通法施工規則の改正で4月から白ナンバー車両を使用する事業所での酒気帯び確認と記録保存が義務化されたことや、今後施工される予定のアルコール検知器での酒気帯び確認の義務化に伴う安全運転管理者の管理業務とドライバーの報告作業の負担を軽減する。

ヨツギ、火気隔壁材を大阪府協講習会に出品

独立型で容器保護

大阪府LPガス協会主催の保安講習会に参考出品した

ヨツギ( 本社・大阪、東京、代継直人社長)は6~27日、大阪府LPガス協会(大先明会長)が府内7会場で開催している保安講習会に、LPガス充填容器火気隔壁材「マイテバリア」を参考出品した。設置環境に頼らない独立型の火気隔壁材で、6日の大東会場では受講者の注目を集めた。
同製品は静電気発生防止処理を施した不燃性の隔壁シートで、日光による熱を吸収しにくい色を採用。夏季における充填容器の温度上昇を低減できるとしている。特殊繊維を使用し強度を確保。シートと地面との接地面に隙間が発生しないよう専用置き台と一体構造で、火気側へのガスの流動を防止する。また、シートの上部と下部に開口部を設け、湿気や水滴などによる充填容器の腐食を抑制し、適切な入熱も確保している。

  • 高精度で安価なアルコール検知器をモノタロウが発売 法改正需要を見据え

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