プロパン・ブタンニュース

セミナー、海外視察のお知らせ


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総合面

  • 陽品運輸倉庫が宇佐美グループ入り 三和エナジーが資本業務提携しLPガス荷役に参入

関東圏でLPガス輸送を担う陽品運輸倉庫(本社・市原市)は宇佐美グルーで燃料油配送事業などを手掛ける三和エナジー(同・横浜市、高松克行社)資本業務提携を結び、グループ会社として事業を始めた。社長を高松氏が兼し、鈴木輝彦前社長は顧問に就任した。三和エナジーはLPガス輸送事業に入する。

M&A成約式で握手を交わす高松克行社長(左)と鈴木輝彦顧問

  • 全L協、省エネ基準義務化で研修会 ガス機器の優位性訴求の契機に
  • ジクシス、バイオLPG開発会社に出資 25年中に実証開始へ
国土強靭化中計、LPガス有用性を評価 

年次計画も策定

政府は6日、首相官邸で閣僚らが出席する国土強靱化推進本部の第23回会合開き、2026年度から30年度までの5カ年が対象の第1次国土強靱化実施期計画案と、今年度の国土強靱化年次計画を決定した。石破茂首相は「特に害情報や資機材の充実、避難所やボランティアの環境整備は、できるだけ早に完了させる」と意欲を見せた。実施中計は同日、閣議決定した。

  • ニチガス、31年3月期に時価総額5000億円へ 業界課題解決を先導し
日液協、高度化達成に尽力 

過大投資を待遇改善に

日本液化石油ガス協議会(澤田栄一会長)は4日、東京・文京区のホテル東京ガーデンパレスで定時総会を開いた。澤田会長はあいさつで、4月のLPス法改正省令の全面施行に触れ「業界始まって以来のいろいろな問題が解消る。過大な投資をやめて一部を消費者に還元するのに加え、業界の地位向上使うべきだ」と力を込めた。

澤田栄一会長

澤田会長は、過大に投資した分を振り向けて、賃金や配送運賃を上げない、業界に優秀な人材が集まらないと指摘した。トランプ米大統領が各国にした関税に言及し「日本の米国に対する貿易黒字は21兆円。だがLPガスは千億円分を米国から輸入している。貿易摩擦の解消に貢献し国益にかなう」強調した。

首都圏版

栃木県協で日置室長が制度改正の経緯と趣旨解説 

商慣行是正へ関連業界との連携も

日置純子・資源エネルギー庁資源・燃料部燃料流通政策室長は3日、宇都宮の栃木県ガス会館で「LPガス商慣行是正に向けた制度改正と実効性確保」題して講演した。聴講した栃木県LPガス協会会員らに対して制度改正の経と趣旨を説明し、理解と協力を求めた。

  • 都協総会、避難所常設など推進 運営持続へ会費改定

地方面

北海道=道協、保安・PR・常設・法令順守の4重点方針軸に遂行 

専務理事に鈴木智哉氏

北海道LPガス協会(沼田常好会長)は6日、札幌市の札幌パークホテルで時総会を開き、提案された議案すべて原案通りに承認した。退任に伴う役員選は、理事に大澤雅城(岩谷産業北海道支社)、坂東久男(美唄ガス)の両を選任、専務理事に鈴木智哉氏(道協会)の就任を決めた。

東北=カメイ特約店会キャンぺーン表彰式 

亀井昭男社長、「温故知新の精神大切」と強調

カメイ(本社・仙台市、亀井昭男社長)と全国カメイ特約販売店会(今野晄長)は5日、福島県石川町の母畑温泉八幡屋で通常総会と昨年度キャンペーの表彰式を行った。亀井社長はあいさつで「温故知新の精神が大切」と強。のうえで「これまでの経験や学びを振り返りながら新たなヒントや可能性を出し未来に向かっていこう」と会員に呼びかけた。

亀井昭男・カメイ社長

今野晄・全国カメイ特約販売店会会長

亀井社長は、持続的に成長していくために必要なことは「変化を柔軟に受けれると同時に、これまで培ってきた信頼や文化などの伝統を大切にし、それ基盤に進化していく姿勢だ」と指摘。そのうえで、同社と同会は東日本大震やコロナ禍などの困難を共に乗り越えてきたと強調「私たちが一丸となれ、難も新たな可能性へと変えていける」と述べた。
今野会長は「環境が日々化する時代にあっては課題の一つひとつに対応し、実行していくこと。積みねてきたお客さまとの信頼関係を一層強固にし、地域の皆さまに喜んでもらるような仕事をすることが大切だ」とあいさつした。

  • 東北=岩手県協総会、学校導入提案など強化へ 新専務理事に三河孝司氏が就任
中部=中部経産局、名古屋でLPガス法改正の説明会 

質疑で現場からはさまざまな声

中部経済産業局は4日、名古屋市のウインクあいちでLPガス法施行規則改に関する説明会を行った。東海、北陸地区の事業者を主な対象に資源エネルー庁資源・燃料部燃料流通政策室とオンラインでつなぐハイブリッド形式実施、計350人が参加した。制度改正の取り組み報告や実効性確保のため方針を説明。質疑応答では、施行後の〝現場の声〟としてさまざまな質問がた。

  • 中部=サイサン、豊橋営業所を新設 愛知拠点8カ所目
近畿・四国=パロマ四国支店、新社屋と研修センター始動 

事業者と成長へ

パロマ四国支店新社屋

パロマ四国支店(集堂翔太支店長)は1日、高松市内に改築した新社屋で業務を始めた。同社四国初の研修センターも併設し、5月28日の内覧会には店管轄のガス事業者が200人超来場。集堂支店長は「オフィス以外はガス業者の皆さんと一緒に使うスペースだ。新社屋を多くの方に見ていただけて良かった」と語る。新社屋の開設で、ガス事業者とともに歩みともに成長すという社の姿勢を示した。

左から浦川拓也取締役副社長、集堂翔太四国支店長、中村和人四国研修センター長

四国研修センター実技スペース。現場に近い感覚で実習できる

  • 近畿・四国=京都・奈良・大阪・愛媛・徳島・香川の6府県が総会
中国=山陰酸素、出雲支店事務所を一新 

「働きたい!」空間づくり

山陰酸素工業出雲支店(出雲市、西田裕志支店長)は事務所のリフォーム工を完成し、5月20日に内覧会を開いた。支店事務所は1992年3月に竣。30年以上が経過し、クロス・床面などの汚れが目立ってきたことや新築当時り社員が2倍に増え事務所が手狭になったことから改装に踏み切った。

1階にはミーティングエリアやリラックスルームを設け、机、椅子、キャネットを更新した

九州=ENEOSグローブ、E&Eキャンペーンの優秀18者を表彰

パートナーシップ強める

ENEOSグローブ(本社・東京、小西徹社長)は5月29日、福岡市のホテオークラ福岡で「ECO&EARTHキャンペーン2024」表彰式を開、州地区で優秀な成績を上げた特約店から17人と1社を表彰した。

連覇を飾った上野達也氏(前列左から6人目)、川村洋之氏(後列左からら4人目)などE&Eキャンペーン24表彰者ら

  • 九州=大分・佐賀・宮崎・鹿児島の4県協で総会 大分、商慣行是正 鹿児島、空調提案加速

住設・新技術

クラブネッツ、エネルギーカンファレンス開き業界識者と対談 

LPガスのDX支援へ

約180人が集まったエネルギーカンファレンス

クラブネッツ(本社・東京、冨安仁社長)は6日、東京・有楽町の東京国際ォーラムでエネルギーカンファレンスを開いた。LPガス事業者3社が登。対談形式でクラブネッツが提供するDXソリューションの魅力や活用事を語った。約180人が参加し盛況となった。
中前達也上席執行役員インストリー事業本部長がLPガス業界のDXを支える各種ソリューションを紹した。今後リリース予定の新サービスで周知文書のデジタル化サービス「プスチェック」、FMT変換ツール「αSwitch」、クレジットカード登連携「Card Link」、優待サービス「My Benefit」、業特化ポータルサイト「GAS POTAL(ガスポタル)」を披露。目玉のガスポタルはガス業界に特化したマッチングポータルサイトで、会員はニーに合ったサービスを容易に探し、比較や問い合わせができる。

  • カセットコンロでお好み焼き 岩谷産業が広島東洋カープとコラボ
  • ユビテック、スマートデバイスで作業者の安全見守り 熱負荷警戒機能も
東洋計器、新型メーターを今秋発売へ 

ダブル・ラーニングで不要な遮断・通報回避

東洋計器(本社・松本市、土田泰正社長)が開発した「ダブル・ラーニングDL)方式」が日本LPガス機器検査協会(LIA、葛西信二理事長)の承認を受けた。同社は今秋、DL方式搭載のLPガスメーター=写真=を本格販する。秋口に多発する不要な遮断や通報の回避が可能となる。 DL方式は口(例えば9月1日)に前年の冬季間などに学習した最大流量や時間ごとの大使用時間の値を呼び出して仮設定を行い、一定期間に使用量を監視したえで本設定を行う。各世帯で実際の使用量に基づいた遮断値が設定できるため安全性が担保され、自動学習の誤りによる不要な遮断を回避できる。

<バルク特集>

  • ライフライン強靭に/バルク推進最前線ルポ
    自然災害が激甚・頻発化し国土強靱化への対応が急務になっている。政府の南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループは全国985カ所(昨年9月時)災害対応型バルクが導入されていることに触れ、バルクから供給するLPガスで熱、電気、空調を提供すれば「電力や都市ガス供給網が途絶してもライフライを確保する切り札になり得る」と明記した。貯槽の告示20年検査は昨年ピークを迎えたが、引き続き計画的な対応が求められる。成熟期を迎えたバルク供給シテムの戦略的な運用を取材した。

・チョープロ(長崎長与町)=流通課題や地勢に対応 コスト削減・効率追求
・京葉ガスリキッド(船橋市)=エネミックスで盤石 発電機併設 都市ガス連携も
・ガスパル近畿(大阪市)=要衝に災対ユニット 住宅入居者交え訓練 地域に安心供与
・十和田ガス(十和田市)=認定こども園のLPガス空調増設 都市ガス供給先を強靭化
・東京燃料林産(東京)=顧客のBCP下支え 学校や福祉・医療施設も
・岡谷酸素(岡谷市)=燃転軸に新規開拓 環境ニーズ充足へ提案
・サカヰ産業(富山市)=総合ガスセンター、富山県随一の拠点 北陸石井運輸と好連携
・日本プロパンガス(丸亀市)=謝恩祭の炊き出しで地域に災対力アピール 中高生も参加

 

  • ピーク続く貯槽20年検査/現場対応をサポート
    バルク貯槽の告示20年検査は昨年ピークを迎えたが、引き続き計画的な検査と後処理対応が求められる。日本溶接容器工業会のバルク貯槽処理認定工場など、20年検査対応への業界バックアップ体制は整っている。関連サービスの最新動向を紹介する。

・桂精機製作所=事業者の困りごと解決 工事から管理まで一手に
・ガス檢中部=高品質な検査追求 豊橋事業所さらに増強
・両元産業=撤去・改修をユニック車で自在 再生ガス、工業用に有効活用
・エルピー産業=水蒸気置換で効率化 知見確立、同業者に推奨

  • 設置実績上位20社の普及戦略
  • バルク版「大相撲番付2025年夏場所」
  • バルク供給を円滑化/一押し商品・サービス
    ・新コスモス電機=小型警報器 安心を供与 設置簡単、視認性高く
    ・I・T・O=工事・管理・入れ替え・くず化、ワンストップで対応
    ・富士工器=貯槽用交換補助ユニット、残ガス処理安全簡易に
    ・T&Dリース=補助金リースでBCP支援 介護施設にメリット大
  • 全国マップ/バルクローリー台数・充填事業者数 

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