プロパン・ブタンニュース

総合面

資源・燃料分科会、グリーンLPガスも論点に

カーボンニュートラルで議論

資源・燃料分科会
グリーンLPガスも論点
カーボンニュートラル検討

総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会(隅修三分科会長)の会合が2日に開かれ、2050年のカーボンニュートラルへの道筋や次期エネルギー基本計画の方向性が議論された。当面の対応への政策的な支援を求める意見や、民間主導で進めることを促す意見が出た。カーボンニュートラル実現に向けた革新的技術として、日本LPガス協会が事務局となって進めるグリーンLPガス開発が紹介された。

  • 日協・荒木会長、コロナ禍も供給確保 脱炭素対策に全力
  • 東京ガス・内田社長、水素製造コスト減で合成メタンを既存ガス価格水準に
  • 7~9月期のLPガス家庭消費量が7.6%増 巣ごもり影響か
  • 12月CP、プロパン450ドル・ブタン460ドル 需給タイトで20ドル高
<トップインタビュー>高知県LPガス協会・公文秀明会長

地域とともに災害対策

トップインタビュー
高知県LPガス協会 公文秀明会長

豊かな自然に抱かれ、おもてなしの精神に満ちた県民性の高知県。一方で高い確率で発生するとされている南海トラフ地震への懸念や、全国有数の速さで少子高齢化による人口減少も進む。公文秀明氏は今年度、高知県LPガス協会の会長に就任した。公文氏は小売店と中核充填所を有する共同出資会社の代表者を務め、製販両面の分野に精通する。業界を取り巻く環境に対して、いかに対応するのかを聞いた。

全国消費者団体連絡会がエネ庁に料金透明化要請 

無償貸与など省庁連携で

消団連
エネ庁に料金透明化要請
無償貸与是正 他業界や省庁連携で

全国消費者団体連絡会は11月19日、経済産業省資源エネルギー庁資源燃料部石油流通課に、料金が不透明なLPガス取引の抜本的対策を求める要請書を提出した。無償配管・無償貸与の問題はLPガス業界だけでは解決が難しいと指摘し、不動産業界や関係省庁との連携を要望した。

首都圏版

オブリックの新社屋、環境と防災を重視

全館GHPで空調し発電機で有事対応

写真㊤鉄骨造4階建ての新社屋㊦パーパス製のLPガス非常用発電機。BCPを含めオフィス機能を総合的に高めた

オブリック新社屋
環境と防災重視
全館GHP 発電機で有事対応

オブリック(本社・富士宮市、篠原松太郎社長)は11月27日、8月31日に完成し既に運用している新本社社屋の見学会を開いた。本社敷地内の旧社屋隣接地に建つ鉄骨造4階の新本社は延べ床面積約2千平方㍍、115馬力(30馬力×3台+25馬力×1台)のGHP(ダイキン工業製)による全館LPガス空調で、LPガス非常用発電機(パーパス製「エコウィーパワー・レッド」8㌔㌾㌂)と連動し停電時でも空調可能な仕様とした。980㌔㌘バルク貯槽を置き空調と給湯、厨房需要をLPガスでカバーする。棟屋では太陽光発電システム18・7㌔㍗が稼働し電力を自家消費する。建物基礎は湧水地盤のため長さ5㍍の杭62本を埋設し、耐震性も万全を期した。

  • ニチガス関東中央、「リアル展示会」で売り上げ2億円超 来場者の9割が購入
  • マーキュロップ、オンラインで顧客に生産現場を公開

<特集>首都圏各社のガス展

ウェブ・チラシで接点確保
首都圏各社 晩秋のガス展

新型コロナウイルスの感染拡大で展示会や感謝祭の開催見合わせが相次いだ今年、非接触型の接点手段として急拡大したのがウェブやチラシを使ったセールスプロモーションだ。取り組みは手探りの部分が多いが、キャンペーンの周知や顧客との距離感への配慮などを通じ新たな気づきを得たという事業者の声も聞かれる。世界共通の継続課題となる「ウィズコロナ」を念頭に置いた各社の機器提案活動から、新常態下の販促策のヒントを探る。

地方版

北海道=道協網走北見分会、独自の防災アドバイザー制度を立ち上げ

意識向上へ 連絡網訓練から実施

災害現場から容器を速やかに撤去する訓練に全員が挑んだ

道協網走北見分会
独自防災資格立ち上げ
意識向上へ 連絡網訓練から実施

北海道LPガス協会網走支部北見分会(清水敬司分会長)が分会独自の防災アドバイザー制度を立ち上げた。分会内に防災意識を浸透させ、消防や自治体との連携を深めるのが狙い。アドバイザーは訓練参加の回数や経験、知識をもとに資格が付与される仕組みで、11月25日の訓練からスタートした。

  • 東北=若松ガス、ウェブセールで目標超え 昨年感謝祭の実績上回る
中部=愛知県協中央支部が至学館大と防災協定 大学と初締結

大府市の一時避難所 有事炊き出し支援

至学館大で行った協定締結式。左から鷹羽孝男前支部長、花井弘光副会長、大野洋二・至学館大学経営管理局総務課総務管理部門課長、手島寿宏支部長

中央支部
至学館大と防災協定
愛知県協、大学と初締結

愛知県LPガス協会中央支部(手島寿宏支部長)は1日付で至学館大学(本部・大府市、谷岡郁子理事長兼学長)と災害発生時にLPガスや燃焼器具を優先供給する災害協定を締結した。愛知県協が県内の国公私立大学と災害協定を結ぶのは初めて。中央支部が2017年3月に大府市と締結した災害協定に基づくもので、市の一時避難所である同大学グラウンドでの炊き出しなどを支援する。

近畿・四国=木村重兵衛商店(滋賀多賀町)、衣類乾燥機が顧客数の1%に普及

1年で10台

衣類乾燥機1%普及
木村重兵衛商店 1年で10台

木村重兵衛商店(本社・滋賀県多賀町、木村慶之社長)は1年間でガス衣類乾燥機「乾太くん」を10台販売した。木村浩一郎専務がモニター機による無料お試しキャンペーンを率先して成果を上げた。人員が限られる販売店がLPガス顧客数の1%に設置した事例として注目される。

  • 中国=松江ガス供給、現場重視で事業展開 前期純利益が最高に
  • 中国=島根県協が情報伝達訓練 安否確認サービスも稼働
  • 九州=BCPにLPガス発電 福岡県協セミナーでメリット再確認

 

住設・新技術

岩谷産業、カセットこんろの買い替え促進キャンペーン

10年を目安に安心を

カセットこんろ買い替えキャンペーンのチラシ

 

カセットこんろ
買い替え促進へキャンペ
岩谷産業 10年目安に安心を

岩谷産業(本社・大阪、東京、間島寬社長)は、カセットこんろを安全・安心に使ってもらうため、古くなったカセットこんろの買い替えを促進する「イワタニカセットこんろ買い替えキャンペーン」を1日から開始した。

東日本大震災から来年3月で10年が経過するが、震災当時、ガス・電気などのインフラが壊滅的な被害を受けたことから、代替の分散型エネルギーとしてカセットこんろ、カセットボンベが大量に製造され、全国に出荷された。

  • 業務用機器を初期投資ゼロで導入 ネクシィーズがレンタルサービス
クラブネッツ、ガス業界のDX化提案

会員構築を支援

Connect Boardソリューションの概念図

クラブネッツ(本社・東京、大阪、冨安仁社長)はアフターコロナ時代を見据えガス業界専用デジタルソリューション「ConnectBoa r d(コネクトボード)」を提案し、D X(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する。 マイクロソフト社が2018年に行った調査による推測では「アジア経済全体で今後、DXが劇的に加速し、21年までに日本のGDPを約11兆円、年間成長率を0・4%増加させる」としながらも、経済産業省の同年の報告は「25年までに企業の既存システムを刷新しDX化を進めなければ同年以降、年間12兆円の経済損失が発生する」とされる現状で、クラブネッツは「世界で低水準だった日本のデジタル化がコロナ禍で拍車が掛かった。新たな企業連携でDXを進めアフターコロナに対応する時代が迫っている」と強調する。

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