プロパン・ブタンニュース

総合版

  • 伊藤忠エネクス、「稼ぎ方改革」を推進 海外事業も拡大1月にはタイに事務所開設

伊藤忠エネクス(本社・東京、岡田賢二社長)は15日、東京・千代田区の本社会議室で2019年度第2四半期決算の説明会を開いた。同社は今年度上期の営業利益で、過去最高の95億円を達成(前年同期比6%増)。通期計画(165億円)の進捗率は58%で、5年連続の過去最高益に明るい見通しを示した。LPガスのホームライフ部門はLPガス輸入価格下落による在庫影響や暖冬見通しなどでやや弱含むとしながら、国内顧客基盤の堅調な伸びとともに、タイ・バンコクでのLPガス事業計画などを発表。同部門の掲げる「稼ぎ方改革」を一層推進していく攻めの姿勢を強調した。

  • LPガスを国民エネに LPGミャンマー2019で日本の支援に感謝
  • LPガス振興センター、「LPGC講演会」開き新資源戦略と災対学ぶ
  • <平成、そして新時代へ>岡谷酸素・野口行敏社長、全社一丸で課題克服

岡谷酸素 野口行敏社長

1989年(昭和64年)1月1日に33歳で3代社長に就任し、1週間後に「平成」の改元を迎えた。まさに平成とともに駆け抜けた社長人生だった。入社前に武者修行として共働学舎に入り、北海道分校(新得農場)で2年間、障害者たちとともに牧場開拓のための労働に奉仕。「困難なことも力を合わせれば何とか乗り越えられる」という当時の成功体験は今に生きているという。GHPやバルク監視、太陽光などにいち早く着目し、事業の柱に育て上げた力量はそのたまものだろう。「システム化はあくまで安定供給と保安に資するためのもの。対面での商売のチャンスを自ら捨ててはならない」と自由闊達に語る姿のなかに経営者としての勝負強さと勘の鋭さを感じた。

  • <トップインタビュー>日本LPガス供給機器工業会・丸茂等会長、統一的な仕組み必要
  • 全L協青年部会会議、需要開拓などで意見交換

グループ討議 課題と対応策共有
全国LPガス協会(秋元耕一郎会長)は20日、横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルで2019年度全国LPガス協会青年部会代表者会議を開いた。需要開拓や取引・契約を学び、グループ討議で意見交換を行った。都道府県協会青年部代表ら87人が全国から集まった。

首都圏版

  • 東京ガス山梨、10周年で感謝の集い 魅力ある街づくりに貢献へ

県内外から集まった約150人が10年の節目を祝福した

東京ガス山梨(本社・甲府市、金澤悟社長)は15日、同市のベルクラシック甲府で「設立10周年 感謝の集い」を開いた。2009年10月に東京ガス山梨(旧昭和物産)と東京ガス甲府支社が統合し、LPガスと都市ガスを一体運営する新生「東京ガス山梨」が発足して10年の節目を迎え、県内外から集まった約150人が祝福。地域社会と取引先に感謝し、総合エネルギー提案を通じ魅力ある地域づくりに貢献する意欲を新たにした。

  • 埼玉県協が「県庁オープンデー」に参加 LPガスの災害対応力をPR
  • 三愛オブリガス東日本、事例発表会で営業提案技術を共有
  • 長野県協松本青年部、児童キャンプに参加 災害時の対処を手ほどき

長野LP協会松本支部青年部(原佳範部会長)は9日、松本市立芳川小学校で開かれた「PTA防災dayキャンプ」に協力し、火育教室=写真=を開いた。約20組の親子が前後2回に分かれて参加。火起こしやあぶり体験で火に親しみながら、災害時に備えて火の扱い方やLPガスの有用性を学んでもらった。

地方版

  • 北海道=道協日高、事故撲滅へ習字と塗り絵の啓発作品533点応募 32点を表彰

武岡支部長から表彰状を受け取る入賞者

消費者保安月間啓発作品応募 事故撲滅へ533点

北海道LPガス協会日高支部(武岡大佶支部長)は16日、新ひだか町の地域交流センターで今年度のLPガス消費者保安月間啓発作品の表彰式を実施した。事故撲滅が目的の啓発作品募集は道内では日高支部だけが取り組んでいる。今年度は習字、塗り絵の各部門計533作品の応募があった。

  • 東北=「備えて安心!LPガス」岩手県協が小冊子で災対力を訴求
  • 中部=上野ガスグループ(伊賀市)、子育て支援割引を都市ガスに続きLPガスでも開始

上野ガス(本社・伊賀市、中井茂平社長)は地域の子育て世帯を応援するために、LPガス使用料金の子育て支援エコ割引を1日から始めた。同社一般料金の従量料金と比較して3~8%割引になる。

  • 中部=石井燃商、感謝祭で100周年のおもてなし 地域との交流深める
  • 近畿・四国=南紀プロパン、顧客ニーズに対応で「ペイペイ」などのキャッシュレス導入

6種類のキャッシュレス決済に対応する

南紀プロパンガス(本社・新宮市、市川榮一郎社長)は「ペイペイ」など各種キャッシュレス決済を導入した。同社が扱う各種商材やLPガス料金の支払いに利用できる。還元サービスなどで割安感のあるキャッシュレス決済を導入することで、多様な顧客ニーズに対応する。
使用できるキャッシュレスサービスはペイペイと「メルカリペイ」「auペイ」「オリガミペイ」「d払い」ラインペイ」の計6種。

  • 近畿・四国=体育館へのGHP普及へ徳島県協が「提案書ソフト」学ぶ
  • 中国=伊藤忠エネクス西日本が宇部市と災害時協定 拠点を避難場所に
  • 九州=マルヰ会福岡、「男の料理コンテスト」開く 「デリシア」の多機能生かし腕競う

優勝のイワタニ九州チーム。完成した3品をPRした

マルヰ会九州北地区会福岡支部(志賀洋支部長)は12日、福岡市のリンナイ九州支社ほっとラボで「男の料理コンテスト」を開いた。志賀ガス(久留米市)、武雄ガス(武雄市)、フクエキ(福岡市)、イワタニ九州(同)の4社から各2人の男性社員がペアを組み、リンナイの上位機種こんろ「デリシア」の機能を駆使して腕を競った結果、イワタニ九州チームが優勝に輝いた。

住設・新技術

  • NTTテレコン、AI配送やRPAなどLPWAコアに合理化提案

集中監視とAI活用により高精度で効率的な配送を実現する

NTTテレコン(本社・東京、深澤充社長)は、次世代集中監視システムとして注目されるLPWA(省電力広域)端末を相次いで上市、3月に小型軽量のLTE親機「グッとびくん・L」、10月にメーター直結型LTE端末「グッとびくん・M」の販売をそれぞれ開始、来春には2種類の特小無線機器を1台で収容するLTE親機「グッとびくん・L2」をラインアップに加える計画など、LPWA攻勢を掛けている。さらに集中監視によるIoT対応に止まらず、AIやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)など次世代技術を駆使したバックヤードの省力化・合理化も提案していく。

  • パナソニックアプライアンス社、フォークリフトに活用で草津に水素ステーション

特集<コミュニティーガス特集2019>

  • 自由化進展 変化追い風に進化
  • 鴇田勝彦会長、業態特性発揮で地域密着経営を継続
  • トップ企業「わが社の新戦略」
  • ルポ/販売最前線を追う コミュニティーガスのある風景
  • コミュニティーガスマップ/都道府県別の〝簡易ガス〟現勢

特集<第25回GHP販売事例論文コンテスト特集>

  • 成長への追い風生かす成功提案
  • コスト・性能・環境・災対など優位性訴える力作22編
  • 論文コンテスト総評/GHPコンソーシアム技術顧問・安孫子徹氏

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