
プロパン・ブタンニュース 3669号(2026.5.11)
総合版
- 東海ガス、森林クレジット購入 藤枝市でCOS玉供給

東海ガス(本社・藤枝市、山田潤一社長)は28日、藤枝市初の森林クレジット「瀬戸ノ谷森林保全プロジェクト」を購入し、カーボンオフセット(COS)都市ガス・LPガスとして供給を始めると発表した。都市ガスは藤枝市役所や業務用ユーザーなど向けに、LPガスは市内小中学校2校や自社が運営するキャンプ場へ供給する。地域とともにカーボンニュートラルを進め、環境価値の循環モデルの構築を後押しする。【写真】藤枝市役所で山田潤一社長(前列右端)、小柳孝志専務(後列右端)、北村正平市長(中央)ら - 日本コミュニティーガス協会、カーボンクレジット活用促進へ事例紹介
- 5月CP、プロパン・ブタンとも据え置き 中東情勢緊張踏まえ
- 春の叙勲、遠藤祐司氏・太田賀久氏に旭日双光章 石川定男氏に瑞宝双光章
政府は4月29日付で2026年春の勲章受章者(叙勲)を発令した。国や社会への功績が認められたLPガス業界関係者も名を連ねた。旭日双光章の栄に群馬県中小企業団体中央会副会長でサンワ会長の遠藤祐司氏、香川県高圧ガス防災協議会会長、高松帝酸前社長で会長の太田賀久氏が浴した。瑞宝双光章は元那覇産業保安監督事務所長の石川定男氏が選ばれた。
遠藤祐司(えんどう・ゆうじ)氏 1970年法政大学工学部卒、出光興産入社。72年7月三和商事(現サンワ)専務、78年8月社長を経て2012年10月会長。公職は1997年12月~99年3月群馬県石油協同組合理事長、99
年5月~2018年5月群馬県LPガス協会会長、09年5月群馬県中小企業団体中央会副会長、21年3月群馬県スポーツ協会会長、群馬県スポーツ推進審議会会長。1947年8月27日生まれ、78歳。
太田賀久(おおた・よしひさ)氏 1973年慶応義塾大学工学部機械工学科卒、帝國酸素(現日本エア・リキード合同会社)入社。74年4月高松帝酸入社。87年2月~2023年3月社長、同4月会長。団体歴は2002年4月から香川県一般高圧ガス保安協会会長、14年4月から香川県高圧ガス防災協議会会長、22年6月から日本産業・医療ガス協会副会長・四国地域本部長。1950年9月16日生まれ。高松市出身、75歳。
石川定男(いしかわ・さだお)氏 1973年琉球大学理工学部化学科卒、同8月沖縄総合事務局通商産業部商工課入局。82年通商産業省大臣官房情報管理課、84年沖縄総合事務局通商産業部商工課、2003年那覇鉱山保安監督事務所監督課長兼管理課長、05年那覇産業保安監督事務所保安監督課長兼管理課長、07年中部近畿産業保安監督部近畿支部統括鉱務監督官、08年同鉱山保安課長、09年3月~11年3月原子力安全・保安院那覇産業保安監督事務所長。1951年3月4日生まれ。沖縄県出身、75歳。 - 澤田氏に藍綬褒章
政府は4月28日、26年春の褒章受章者を発令した。業界関連では産業振興の功績により、岐阜県LPガス協会会長、日本液化石油ガス協議会会長
でマルエイ会長の澤田栄一氏に藍綬褒章が贈られた。
澤田栄一(さわだ・えいいち)氏 1980年3月青山学院大学理工学部経営工学科卒、82年10月マルエイ入社。2001年6月社長、25年3月会長。団体職は09年6月中部地区LPガス連合会副会長、16年5月岐阜県LPガス協会会長、22年6月全国LPガス協会副会長、13年5月岐阜北間税会会長、18年5月岐阜県間税会連合会会長、20年7月日本液化石油ガス協議会会長、22年11月岐阜商工会議所副会頭、25年6月岐阜県経営者協会副会長。1958年2月18日生まれ、68歳。 - 日本酸素ホ-ルディングス、渡邉忠治氏が社長昇格
日本酸素ホールディングスは4月27日に開いた取締役会で、6月17日付で渡邉忠治副社長執行役員社長補佐を社長CEOに昇格する人事を決めた。濱田敏彦社長CEOは顧問に就く。新たに策定した中期経営計画の下、経営の実行力を一層高める体制への移行を目的に異動を決めた。
渡邉忠治(わたなべ・ただはる)氏 1992年山梨大学工学研究科応用科学専攻修了、日本酸素(現日本酸素HD)入社。2008年Matheson Tri―Gas(現Nippon Sanso Matheson)バイスプレジデント、14年大陽日酸(現日本酸素HD)国際・経営企画本部事業開発部長、18年同開発本部事業開発統括部長、21年同イノベーションユニットイノベーション事業部長、23年大陽日酸JFP(現日本酸素JFP)社長、24年
大陽日酸(現日本酸素)執行役員、25年4月日本酸素HD副社長執行役員社長補佐。1968年3月22日生まれ。山梨県出身、58歳。 - 経産省、エナジー宇宙・サンリン・東邦液化の先進事例を公表 IoTでスマート保安
経済産業省産業保安グループは4月16日、スマート保安の先進事例集を公表した。LPガス関連ではエナジー宇宙(本社・東京、吉田恵一社)、サンリン(同・長野県山形村、百瀬久志社長)、東邦液化ガス(同・名古屋市、古山義洋社長)の3社を取り上げ、いずれもIoTを活用した取り組みとして紹介した。事例集は2017、21、22年に続くもので、今回はそれ以降の事例を中心に取りまとめた。
第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団
「Resilience in a Changing World(変化する世界におけるレジリエンス)」をテーマに、第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会をメインとするイベント「リキッドガスウイーク2026」が10月12⽇〜16⽇の⽇程で開かれます。トルコ共和国・イスタンブール市での世界LPGフォーラム開催は1995年以来2度目です。トルコのLPガス市場は年間消費量約450万トンのうち自動車用が約350万トンを占めるのが特徴で、480万台を超えるLPG車が走行し、10,000カ所以上のオートガススタンドが整備された世界有数のオートガス大国です。 石油化学新聞社(プロパン・ブタンニュース)は、10月12⽇から18⽇までの7⽇間の⽇程で、「第38回世界LPGフォーラム・イスタンブール大会とトルコガスエネルギー事情調査団」を編成・派遣します。フォーラムでは会議セッションへの参加や併設の技術展示会の見学を通して、脱炭素化やイノベーションの潮流におけるLPガス産業の課題、今後の市場展望などの注目テーマについて視察します。 また、会議セッションに参加されないお客様にも楽しんでいただけるよう、⽇程の合間に観光ツアーを組み込むなど、参加者の皆様にご満足いただける内容となっております。 本フォーラムは世界のLPガス産業動向を包括的に把握できる絶好の機会です。LPガス業界をはじめ、関連業界各位の参加をお勧めします。
首都圏版
- トーエル、ウォーター配送コンクール開催 危機管理・顧客対応競う

トーエル(本社・横浜市、中田みち会長)は3月28日、市内の横浜ロジテムで「ウォーター配送コンクール」を開いた。創業時から培った同社の物流をより競争力のあるシステムにすべく、配送業務の危機管理と顧客対応力の向上を目指した。ウォーター配送業務従事者約150人から各拠点で学科試験などの予選会を通過した上位5人が出場。車両の運転や牽引、ボトル移動、模擬配送、顧客対応のロールプレイなどの実技について運転技術や身体能力、作業効率などを競った。
日ごろの業務でウォーターボトルを複数本持って配送する配送員の体力自慢として、3㌧配送車両の牽引タイムトライアル=写真=も追加で実施
した。 - サイサン環境保全基金、26年度上期は16団体へ助成
地方面
- 北海道=苫小牧協組、小中学校の暖房LPガス化を推進 5校・年180トン超供給
苫小牧LPガス事業協同組合(田原浩平代表理事)は約30年前から、苫小牧市内の小中学校の暖房のガス化に着手し、現在は5校に供給する。学校だけで年間のLPガス供給量は180㌧超を数える。GHPの設置についても、定期的に同市へ働きかけるなど意欲的だ。 - 北海道=LPガス容器を一般ごみに捨てないで 札幌市と道協が危険防止呼びかけ
- 東北=若松ガス、衣類乾燥機の1000台普及目標を達成 7年間の活動で成果
若松ガス(本社・会津若松市、小山征弘社長)は2019年度から、ガス衣類乾燥機を1千台普及させるプロジェクトに取り組んできたが、昨年度末の3月に目標の1千台を達成した。
同社は19年度にプロジェクト「乾太くんクラブ」を立ち上げ、セット料金やリース料金を用意し、クラブメンバーが旗振り役になりガス衣類乾燥機の販促活動を行ってきた。5年間で1千台販売が目標だったが、コロナ禍と商品納期遅延の影響で5年間での達成は難しくなったため、24年度から「早期に1千台到達」に目標を変えて取り組んでいた。昨年度は、1千台までの残り118台を目標に営業に取り組み、3月末までに127台を販売した。プロジェクトが続いた7年間で累計1009台を販売した。このうち既存顧客への販売は53%で、残りは新築住宅やオール電化住宅、他社顧客など新規顧客への販売だった。【写真】通年で使っている乾太くんチラシ - 中部=ジクシス、ニイミ産業、エネサンス中部の3社が配送合理化へ業務提携

ジクシス(本社・東京、辻本伊久治社長)、ニイミ産業(同・春日井市、新美良夫社長)、エネサンス中部(同・愛知県蟹江町、塚越英司社長)の3社は4月22日、5月からLPガス配送合理化に向けた3社による業務連携を開始すると発表した。共通シリンダーに付与するブランドロゴ「G―MILE(ジー・マイル)」も初披露、将来的な参加企業やエリアの拡大なども視野に入れる。【写真】G―MILEロゴ入り容器を前にした3社社長(左から新美氏、辻本氏、塚越氏) - 近畿・四国=東山(京都市)、ウェブ請求で効率化進め リソースは定期点検で接点強化
東山(本社・京都市、西村隆一郎社長)は7月からウェブ請求を本格化し、LPWA集中監視システムによる効率化をさらに進める。人的リソースは社員による定期点検・調査に振り向け、顧客接点を強化する。 - 中国=広島ガス北部販売、ドッグイベントに出展 ペットと快適に暮らすリフォーム提案
広島ガス北部販売(本社・広島市、谷口洋一社長)の建築・リフォーム専門チーム、Re+a(アールイープラスエー)は3月28~29日に広島市のジ・アウトレット広島屋外駐車場で開かれた「広島わんわん桜まつり2026」に出展し、ペットと暮らす家のリフォーム・リノベーションを提案した。【写真】ドッグイベントへの出店は今回で5回目
中四国最大級のアウトレットモールで〝わんちゃんのための春のマーケット〟とうたって開かれた祭りには、ペット関連のマルシェ、飲食店など
150店舗が出店し、2日間で5千人以上の愛犬家が訪れた。同社が出店した2日目の29日は75店舗が出店、2967人が1566匹の愛犬とともに来場した。 - 九州=アストモスアカデミー九州、新人社員育成研修でLPガスの基礎学ぶ

アストモスアカデミー九州(杢保孝則所長)は4月13~17日の5日間、久留米市の研修施設で「LPガス業務基礎研修」を実施した。業界経験の浅い新入社員や中途採用の社員の育成を目的に開いたもの。座学と実習を組み合わせることで、より実践的な研修を展開した。
業務に必要な知識・技術の基礎を5日間で集中して学ぶこの研修では、入社間もない社員向けのビジネスマナー研修をはじめ、LPガスの基礎知識、供給機器、関係法令などを学ぶ講習のほか、配管加工、燃焼設備の分解組立、保安点検の実習を行う。同研修はアストモスアカデミー九州で5月18~22日に第2回、6月8~12日に第3回を実施する。【写真】3日目の講座では「配管加工実習」を行った
住設・供給機器 / 新技術
- ホームハイテック、「遮熱カバー」新製品 50キロ容器1本用と20キロ2本用を追加

ホームハイテック(本社・羽曳野市、森川正彦社長)は今月下旬、LPガス容器を直射日光から守り温度上昇を抑制する「遮熱カバー」に、50㌔㌘容器1本用「CVR―51」と20㌔㌘容器2本用「CVR―22」を追加する。森川社長は「遮熱効果を担保しており、最大で約2割温度上昇を抑えることができる」と話す。 - 新コスモス電機など4社、ガス漏洩の可視化装置を開発 27年の製品化目指す
- OSGコーポレーション、「ステハジ」パートナー会開く マイボトルと給水の普及へ
