石油化学新聞

THE PETROCHEMICAL PRESS

  • プライムポリマー・・・メタロセン系新素材 拡販へ新体制の切り札
    市原から試作品 高機能評価され複数顧客に採用
    プライムポリマーは、メタロセン触媒を用いてエチレンとハイヤーαオレフィンを共重合した特殊直鎖状低密度ポリエチレン(HAO―LLDPE)の新グレード「エボリューE」の本格市場展開に乗り出した。長鎖分岐型の分子構造がもたらす優れた機能が高く評価され、早くも複数の需要家向けに採用が決定した。住友化学のポリオレフィン事業と合流することで最終合意に達した新生プライムポリマーの切り札として、26年は拡販に全力を注ぐ。
  • 三菱ケミカルグループ・筑本学社長・・・経営方針、守りから攻めに転換 次世代・成長事業に資源集中
    「(25年度から5カ年の)中期経営計画で掲げた基本方針「規律ある事業運営の3原則」は着実に成果が出ており、引き続きブレることなく取り組む。次世代・成長ドライバー領域に経営資源を集中的に投下し、より力強く成長させる」 経営方針説明会でこう強調したのは三菱ケミカルグループの筑本学社長。
    24年4月の社長就任以来、本業の化学系事業の収益力向上を目指して事業譲渡や撤退、拠点閉鎖など厳しい決断を重ね、昨年は早期退職「ネクストステージ支援プログラム」も行った。
    「これまでの経営は攻めが2~3割、守りが7~8割の印象だが、25年度中に合理化などをほぼ終了し、26年度の経営は攻めが8~9割というかたちに舵を大きく切りたい」構えだ。
  • 旭化成・工藤幸四郎社長・・・営業利益、2700億円達成に自信 重点4事業が牽引
  • 化学業界合同賀詞交歓会・・・日本化学工業協会の岩田圭一会長、イノベーションで強く
  • 塩化ビニル樹脂(PVC)の1月積みインド向け輸出価格・・・3ヵ月連続で下落

主要化学企業トップの年頭所感(2ページ~3ページ)

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  • 日本化薬・・・ドライフィルムレジスト(DFR)、用途拡大へ設備拡充 福山で27年度稼働
  • ダイセル・・・酢酸セルロース、タンブラーに

    ダイセルの酢酸セルロース系樹脂「CAFBLO(キャフブロ)」がアサヒグループのアサヒユウアスが投入したタンブラーの新ブランド「カエループ」=写真=向けに採用された。アサヒグループはビールなどの飲料事業を世界で展開する。
  • 三井化学・・・フッ素代替、高耐熱離型フィルム来期上市 熱圧着350度C対応

    三井化学は半導体製造工程向け熱圧着(TCB)工程用離型フィルム「Paltref(パルトレフ)」の開発を加速させる。従来のフッ素系ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フィルムを上回る耐熱性と離型性を両立し、有機フッ素化合物(PFAS)フリーで環境配慮も実現できる利点を訴求する。主要顧客を中心にサンプルワークを本格化させており、26年度の上市を目指す。
  • 日本化薬・・・光学フィルム HUD用を牽引役に
  • 3Dプリンター製義歯材が保険適用・・・三井化学のドイツ子会社クルツァーが販売

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  • 石油化学工業協会・・・11月の石化製品生産実績
  • 石油化学工業協会・・・11月の汎用4樹脂の出荷実績
  • 日本ソーダ工業会・・・2025年11月カセイソーダ出荷内訳
  • 財務省貿易統計・・・2025年11月石化品輸出実績、2025年11月石化品輸入実績
  • 1月ACP・・・ベンゼン横ばい675㌦
  • プラスチック循環利用協会・・・24年廃プラ有効利用率 前年並み89%
  • 化学製品値上げ
    ・ダウ・ケミカル日本・・・ポリウレタン原料のポリオール類を1日納入分から1㌔㌘20円値上げする。
    ・東レ・・・炭素繊維とその中間加工品(プリプレグ、織物、CFRP硬化板など)を1月出荷分から10~20%値上げする。
    ・クレハ・・・次亜塩素酸ソーダを2月1日出荷分から1㌔㌘10円以上値上げする。

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