
石油化学新聞 5433号(2025.5.12)
THE PETROCHEMICAL PRESS
- JSP・・・EPP、印新工場が本格稼働 需要増で次期増設も
- 三菱ケミカル・・・炭素繊維、事業構造改革へ ドイツで車部材撤退
- DIC・・・エポキシ系など 中国で水性樹脂拡販
- 三洋化成工業・・・機能性タンパク質量産設備を建設へ
- 東レリサーチセンター・・・微小領域電気抵抗測定サービス開始
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 積水化学工業・・・CFRP、米国子会社が黒字化 航空機向け以外も拡販
- 三洋化成工業・・・創傷治療材が薬事承認 遺伝子組み換えで日本初
- エフピコ・・・超高剛性OPPシート、建設資材を有力紙 軽量化武器に市場開拓
- ダイセル・・・真球粒子や界面活性剤 化粧品原料向け拡大
- AGC・・・PVカバーガラス、水平リサイクルへ
- 住友化学・・・温調樹脂が企業用制服の素材に採用
- オリン・・・防水用エポキシ 韓・中で市場拡大 高架道路舗装向け
- サイエンスコ・・・シノペックと戦略的パートナーシップ
- BASF・・・独で半導体向け超高純度硫酸増強
- 帝人フロンティア・・・高機能不織布のブランド立ち上げ
- コベストロ・・・欧でイネオスからLNGを長期調達
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 三菱ガス化学・・・愛媛大に講座開設 がんモデルMPS開発へ
三菱ガス化学は愛媛大学大学院医学系研究科に産学協働講座「創薬プラットフォーム開発講座」を4月に開設した。創薬の課題に対する解決策の一つとして注目される創薬プラットフォーム、生体模倣システム(M PS)の社会実装を目指す。【写真】=愛媛大学と調印を交わす三菱ガス化学の伊佐早禎則社長(中央右)ら
- 信越化学工業・・・米国塩ビ1~3月 販売「総じて堅調」 現地生産強みに
- 石油化学工業協会・・・「ガイドブック」改訂8版を発行
石油化学工業協会は石油化学工業に関する基礎的な解説書「石油化学ガイドブック(改訂8版)」=写真=を発行した。同書は02年に初版を発行して以降、石油化学の入門書として業界関係者のみならず学生や社会人にも活用されている。改訂8版は22年以降の内外の情勢変化を踏まえ内容を充実させた。B5判74㌻。1 部1300円(送料別)で頒布している。
- 東ソーと新潟大・・・新規尿検査法開発 共同研究講座を更新
- エフピコ・・・卵パック倉庫 筑西工場に新設 コスト削減へ自前化
- 双日・・・バイオメタン、印市場に参入 、現地企業に出資
- カネカ・・・ふるさと納税返礼に親子向け環境学習、芦屋市と協業
- 財務省貿易統計・・・2025年3月石化品輸出実績 2025年3月石化品輸入実績
- ベンゼン5月ACP・・・740㌦に急落
- 国産ナフサ1~3月・・・0.3%高の7万3400円
- 化学製品値上げ
・デンカ・・・ポリビニルアルコール(PVA)を16日納入分から1㌔㌘60円値上げする。
・KHネオケム・・・オキソ関連製品や溶剤など化学品39品目を22日納入分から1㌔㌘15円以上値上げする。
・東洋紡は工業用フィルム・・・6月1日納入分から3%以上値上げする。
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 日鉄ケミカル&マテリアル・・・エポキシ、非ハロ難燃品拡販 2拠点体制 車載用需要に対応
- トクヤマ・・・持続可能な製法推進
台IPA、世界初の回収再生 徳山製造所、GHG削減加速主力拠点、徳山製造所。全社目標のGHG30%削減を達成するためには自家発電所起源の排出を半減させる必要がある
トクヤマは国内外の製造拠点でサステナブルなプロセスへの転換を加速させる。25年度の設備投資額は前年度比104億円増の351億円で主に電子、健康、環境の成長事業に振り分けるが、中でも資源循環や温室効果ガス(GHG)排出量削減に寄与する設備投資を優先させる。21~25年度の中期経営計画で業績目標は未達となる見込みも、基本戦略の一つ「地球温暖化防止への貢献」は着実に手を打ち、GHG排出量を30年度に19年度比30%減という中長期環境目標は確実に達成したい考えだ。
- 日本ゼオン・・・営業利益、今期5%減を予想 円高と原料安
- 信越ポリマー・・・塩ビラップ事業 買収シナジー発現
塩ビ小巻きラップ「キッチニスタ」
信越ポリマーが食品包装用塩ビラップ事業で自社ブランド製品と、買収した「キッチニスタ」製品とのシナジーを発現させている。24年度は各製品の生産最適化を進めるとともに、高いシェアを生かして値上げを早期に決着させた。今年4月にはキッチニスタを吸収合併し組織を一体化。経営資源を集中し塩ビラップ事業を拡大させる。
- 日本化薬・・・電材用エポキシ、バイオ原料活用へ
- 日本ゼオン・・・氷見で大型TV向け位相差フィルム新設
- 三菱ケミカル・・・繊維染色加工事業から撤退
- エフピコ・・・資源循環・脱炭素へ福山市と連携協定
- 積水化成品工業・・・車部品仏社を清算
- エフピコ・・・水平リサイクル、Aコープと協業拡大
- ハイケム・・・シクロヘキサノン 関西にも供給拠点