セミナー、海外視察のお知らせ


総合面
エネ庁の基本政策分科会、各省の取り組み検討
LPガスの貯槽・GHP設置支援へ
資源エネルギー庁は2日、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(分科会長=隅修三・東京海上日動火災保険相談役)の第69回会合を、東京・霞ケの経済産業省本館でオンラインを併用して開いた。今年2月に第7次エネルー基本計画が閣議決定して以降の経産省や各省の取り組み状況を検討し。科会の開催は第7次エネ基本計画が閣議決定してから初めて。
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全国マルヰ会70周年記念大会を開催
「エネで変える未来」へ貢献

全国の会員が一堂に会した
全国マルヰ会(牧野明次会長=岩谷産業会長)は3日、大阪市のグランキューブ大阪で「全国マルヰ会70周年記念大会」を開いた。「エネルギーでえる未来にマルヰ会」をテーマに全国の会員が一堂に会し、信谷和重・近畿済産業局長や業界団体、機器メーカーなど来賓とともに総勢1100人で記式典を行った。
栗林延次・全国マルヰ会副会長が「70年の歴史は平坦ではなく環境は厳しさ増している。エネルギー間競争、省令改正など課題は多いが、試練を改革のネルギーとして皆さんとともに新しい時代を切り開きたい」と開会宣言し。

牧野明次会長
牧野会長は「岩谷産業は1953年にLPガスの全国販売を開始、当会は年後の55年に発足した」と歴史を紹介。会員や関係者に感謝したうえで過去10年を振り返り「自由化に合わせ電力・都市ガス事業に参入、脱炭素に向けーボンオフセットLPガスの販売を始めた。マルヰガス災害救援隊は熊本震や能登半島地震を含め合計8回、延べ1064人に出動していただいた」述べた。

間島寬氏
間島寬・岩谷産業社長は「当社はプロパンガスを発売して以来、さんとともにLPガスの黎明期を切り開いてきた。創業者の岩谷直治の主婦重労働から解放したいとい強い志のもと、台所革命を成しとげた。70年の歩を経て、中東や米国から輸入し340万世帯にガスを届けている」と歴史をり返った。「第7次エネルギー基本計画ではLPガスの文言が石油と独立し入るなど、LPガスは重要なエネルギーと期待されている」と述べ、今後も事業や新エネルギーを含め積極的に取り組む決意を示した。
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- ノーリツ、竹中昌之専務が新社長に就任へ
ノーリツ(本社・神戸市)は7月1日、会長と社長の代表取締役2人体制に移行する。腹巻知社長が会長、竹中昌之取締役兼専務執行役員国内事業統括本部長社長に就任する。健全な企業経営に必要なガバナンスを担う会長と、事業戦略に関する意思決定や実効性を高める業務執行を担う社長が協調しながら責任を持って運営し、企業価値の向上を図る。
竹中昌之(たけなかまさゆき)氏 1992年1月入社。2004年3月ハーマン取締役企画管理統括部長、11年6同常務管理本部長、12年1月ノーリツ管理本部総務部長、13年10月エスコアハーツ社長、16年4月ノーリツ執行役員、17年1月同上席執行役員管理本部長、3月同取締役兼常務執行役員管理本部長、21年3月同兼専務執行役員企画管理本部長、23年7月同国内事業統括本部長。1963年9月24日生まれ、61歳。
- 24年12月末時点の販売事業者、610減の1万5181者 ゴールド認定452者に増
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「都道府県別LPガス現勢編」
首都圏版
- 埼玉県協、創立70周年式典開催 LPガス常用を拡大へ

70周年記念式典に約150人が参集。100周年に向け前進することを確認した
埼玉県LPガス協会(川本武彦会長)は5月28日、さいたま市のロイヤルパインズホテル浦和で総会後に創立70周年記念式典を開いた。1955年1月17日埼玉県プロパンガス事業協議会発足から70年の節目を迎えた。理事や各支部の会員ら関係者約150人が集い、100周年に向け躍進を誓った。
- 鈴与商事、岡崎支店も『ZEB』に 1次エネ削減率103%
- 群馬県協 70周年機に飛躍 地域に愛される事業者に

高原啓成・県危機管理監(左)が柴山聡一郎会長に知事感謝状を手渡した
群馬県LPガス協会(柴山聡一郎会長)は5月29日、高崎市のエテルナ高崎で開いた定時総会に続き創立70周年記念式典を開いた。柴山会長は式辞で次代を見えた取り組みの強化に①保安のさらなる高度化②取引適正化③人材育成と事業承継の支援④地域との共生、貢献の進化―を挙げ、100周年に向けて地域に愛れるエネルギー事業者として歩んでいけるよう協力を呼びかけた。表彰式で20者の功労をたたえた。
- アストモス、オートにCOSLPガス サーラ関東通じ神奈川県内初供
地方面
- 北海道=道協全支部の総会終了 空知、支部長に坂東久男氏 留萌、雪害事故を防止
北海道=AWグループ、三笠市と包括連携
石炭+バイオで水素製造

調印式に臨む(左から)松林良祐・エア・ウォーター社長、西城賢策市、庫元達也・エア・ウォーター北海道社長
エア・ウォーター(本社・大阪市、豊田喜久夫会長)、エア・ウォーター海道(同・札幌市、庫元達也社長)と三笠市(西城賢策市長)は5月23日、生可能エネルギーの活用などを通じ3者が共同で地域課題の解決に当たる包連携協定を締結した。同日、札幌市のエア・ウォーターの森で行われた調印にAWの松林良祐社長、庫元AW北海道社長、西城市長が出席し、地域の課解決に向けて足並みを揃えていくことを確認した。
東北=5県協会が総会、保安・災対や需要拡大支援
改正省令対応も
青森、秋田、宮城、山形、福島の各県協会が5月下旬、相次いで総会を行っ。各県協会とも、保安と災害対策の推進、需要拡大の支援をはじめ、改省令適合へのフォローを事業計画に盛り込んだ。改選期となった福島県協で事務局の阿部哲哉次長が専務理事に就いた。
阿部哲哉(あべ・てつや)氏 1968年福島市生まれ。91年協会事務局に局。2007年業務課長、16年事務局次長。57歳。
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中部=高岡ガスグループ、春の感謝祭開催
経年告知とQRで拡販 安心・安全に応える

こんろ製品の説明を熱心に聞く来場客
高岡ガスサービス(本社・高岡市、菅野克志社長)は、4月1日から5月31日までグループ全体で「春のお得ナットクセール2025」を実施した。ールの一環で5月24日には高岡市内にあるタカラスタンダード高岡ショールームで限定イベントも開催。春の異動シーズンの拡販とともに経年器の事前告知により顧客の「安心・安全」のニーズを狙った。
同キャンペーンは毎年、ガス機器メーカー3社ほか住設関連メーカー、家メーカーなどの協賛で「新生活応援キャンペーン」として展開してきた。今は協賛メーカー側との調整などもありパロマとタカラスタンダードの製品にりタイトルも変更し実施した。
中部=<日本海ガス・新田洋太朗社長に聞く>
グループ一体化でシナジー発揮
グループ一体化でシナジー発揮
地域顧客との対話を重視
LPガスと都市ガスの販売を軸に地元・富山を中心に北陸のライフライン支える日本海ガス。今年3月、土屋誠前社長から新田洋太朗社長へとバトン引き継がれた。新田氏は親会社の日本海ガス絆ホールディングス社長と兼任る。グループは25~27年の新中計を発表、新社長に今後の抱負などを聞いた。
―ホールディングス社長とグループ会社社長を兼務されることについて。
日本海ガスはグループ最大の事業会社であり、地域のお客さまやステークルダーとつながっている部分が一番多い。グループ全体の連携をより強化、乗効果を生み出すためにも日本海ガスと一体で舵取りし、シナジー発揮のスードを高めたいというのが一番の理由だ。
2020年から5年間、私はールディングスでグループ経営の強化と体制整備に注力した。その一方でくからガスを使っていただいている地域のお客さまとの距離や自社の日本海ス社員との間に少し距離ができてしまったと感じる面もあり、40歳の節目で長就任を決断した。もう一度この地域のお客さまのところに自ら足を運び、きちんと膝を突き合わせ対話をしなければと思っている。
―LPガスと都ガス事業の位置付けは。
近畿・四国=ENEOSグローブ関西の販促表彰
総合トップに日米ユナイテッド・小畑氏 燃転 四国石油5年連続全国一

小西徹社長(前列中央)と上位入賞者ら
ENEOSグローブ関西支店(相澤智支店長)は昨年度展開したECO&ERTHキャンペーン2024の表彰式を5月27日、大阪市のリーガロイヤルテル大阪で行った。総合ガス機器部門(エンドユーザー)1位を日米ユナイッドの小畑拓也氏、燃転部門は四国石油が全国1位を5年連続で獲得した。
近畿・四国=<GLOBE大丸会能登へ㊦>
「ガス屋の底力」浸透へ

仮設風呂の撤去作業。技術を持つLPガス事業者が果たせる役割は大きい
GLOBE大丸会(上池秀昭会長)の4社・6人は被災者支援に併せ現地を察し、被災者や復興に奮闘する人々の声に耳を傾けた。「災害に強いLPガ」を言葉だけでなく、血の通ったものにするためだ。能登に10回以上足をび支援を続ける油藤商事の青山裕史社長が案内役を務めた。
輪島市内でメネと時計を販売する木下京子さんは発災時、経験したことのない振動で何がきたかも分からなかった。店舗が半壊したが、メガネは生活必需品。場所を変え1週間後に再開した。遠く珠洲市から壊れたメガネで車を運転して来たもあった。9月には豪雨災害が重なった。
木下さんは「ホームセンターにッキブラシや長靴がなく皆が困っていた時、青山さんが届けてくださり本に助かった」と笑顔を見せた。
中国=山陰酸素倉吉支店とトンボプロパンの合展
動員・売上高が目標超え

打吹回廊で春のガス展を実施し謝意を伝えた
山陰酸素工業倉吉支店(石本智久支店長)とトンボプロパンガス(本社・倉市、谷口俊二社長)は5月16~17日、市内の複合施設、打吹回廊でガス展をいた。150組の動員・550万円の売り上げ目標を上回る152組が来場、599万2千円を成約した。
企画の主軸となった北川雄一・同支店Lガス課長は「イベント実施を望むお客さまも多く、謝意を伝える場を設けたった」と語る。合展ではリンナイ、ノーリツ、パロマ製品を提案。ビルトイン、卓上こんろのほか、レンジフード、給湯器、衣類乾燥機、炊飯器を揃ダイキンのルームエアコンも訴求した。「経年機器の買い替えを促進し、補金が活用できるハイブリッド給湯器、衣類乾燥機などの提案を含め、使って足いただけるものを勧めたい」とした。谷口俊二社長は「良い意味で競争意識を持ち需要開発したい」と話した。
九州=「ガスの未来を考える会」が鹿児島に橘川氏迎えてい談
商慣行是正へ論点整理
九州高圧(本社・南九州市)の山田拓也社長が発起人となり「ガスの未来をえる会」が5月20日、鹿児島市のホテルレクストン鹿児島で開かれた。有識によるてい談を通じ、脱炭素時代のガス体エネルギーの可能性と地域のガス業者のあり方を探った。
橘川武郎・国際大学学長と市田芳一・鹿児島県LPガス協会会長、地元都ガスの日本ガス(本社・鹿児島市)の津曲貞利社長が登壇、オブザーバーに本LPガス協会の三木田裕彦特別調査役とアラハタLPGコンサルティング荒畑誠代表が加わった。山田氏が司会進行し「持続可能な地域のガス事業者は」のテーマで▽緊急時のガス体エネルギーの強み▽ガス業界のDX▽業界緊の課題▽地産地消エネルギーの持続可能性▽ガス業界の未来戦略~脱炭素化とエネルギー安定供給の両立―の5項目について意見交換した。
- 九州=福岡県協創立70周年式典 業界発展へ保安・経営努力
住設・新技術
- I・T・O、大阪・関西万博に非常用発電機50セット提供 災害に備え来場者を支援

LPガス発電機やコンポジット容器をセットにした電源供給ユニットを50セット提供。使用説明なども行ったI・T・O(本社・東大阪市、内海二郎社長)は、大阪市の人工島・夢洲を舞台に開催中の「2025年大阪・関西万博」に災害時などを想定し、非常用電供給ユニットを50セット提供している。会場は5月に入り連日、一般来場者が10万人を超えている。同社は会場停電時の環境整備を図り、来場者を側面から支する。