
プロパン・ブタンニュース 3657号(2026.2.9)
総合面
- コミュニティーガス協会、特定製造所などデータベース化 保安向上・環境対応へ
日本コミュニティーガス協会(古野晃会長)は2026年度事業計画の基本方針を固めた。七つの柱のうち、技術・保安水準の向上へ、特定製造所などのデータベース化を進める。ガス工作物の維持管理に向けて「保安管理状況チェックシート(仮)」を25年度中の完成を目指して作成を進めており、26年度に公表する。rDMEの情報共有など、カーボンニュートラル(CN)時代に向けた取り組みも進める。 - NITEが注意報 ガスこんろ使用中の衣類着火やペット火災で
- 経産省、+あんしん表彰にパロマ「アバンセ」とリンナイ「セイフルプラス」
経済産業省は1月30日、東京・千代田区のKKRホテル東京で「+あんしん制度」の第1回表彰式を行った。パロマの「アバンセ」とリンナイの「セイフルプラス」がガスビルトインこんろの誤使用や不注意による着衣着火事故のリスクを効果的に低減する機能を備えているとして表彰された。このほか、エレコムのUSBケーブルなど計6社6製品が受賞した。 同制度は、特定の状況下で生じる誤使用や不注意を防ぐための対策を講じた製品について、リスク低減の状況を評価し表彰するもの。効果が認められた製品は「+あんしん」のロゴマークを表示でき、市場での訴求に活用できる。製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)の製品部門として
今年度から開始した。

西田佳史審査運営委員長(左)から表彰状を受け取る益満孝久・パロマ取締役技術本部長

表彰を受ける赤木万之・リンナイ開発本部第二商品開発部長(右)
- 日本瓦斯工事、北斗管工を傘下に 新技術と栃木県域拡大で
首都圏版
- 全国ミツウロコ会、絆テーマに飛躍 勝ち残りへ知恵を結集
全国ミツウロコ会関東支部会(齊木泰光支部会長)は1月27日、東京・台東区の上野精養軒で新年賀詞交歓会を開いた。群馬、埼玉、栃木、茨城の4県合同で行い、ミツウロコヴェッセル(本社・東京、吉澤賢二社長)の社員含め180人が参加し新年を祝い、今
年の方針などを共有した。
- 新潟県豪雪でLPガスの事故報告なし 今後の積雪に備え県協も雪害対策
- エナキス経営勉強会、エコキュートの燃転を 参加販売店と局地戦略提案
地方面
- 北海道=アストモス北海道、燃転でJクレジット創出 COS玉を需要家に還元
アストモスエネルギー北海道支店(野村泰弘支店長)は2026年度に向けた新たな需要開発策として、燃転で創出したJクレジットを買い取り、需要家に還元する新たな仕組みを打ち出した。1月28日に札幌市のプレミアホテルTSUBAKI札幌で開いた北海道アストモス会(櫻井茂雄会長)、アストモス親和会(俵彰規会長)との合同新年会で明らかにした。 - 北海道=釧路支部、市の防災訓練に参加 炊き出しで豚汁提供
- 東北=ミツウロコヴェッセル東北、今年度の重要テーマに災害対応機器の普及など
ミツウロコヴェッセル東北(本社・仙台市、石井大輔社長)の取引先組織、全国ミツウロコ会東北支部会(東海林宏知支部会長)の宮城・山形ブロック会は1月28日、仙台市のホテルモントレ仙台で賀詞交歓会を開いた。石井社長は今年度の重点テーマとして、保安徹底と災害対応機器の普及、ロイヤルカスタマーの拡大、会の活動強化の3項目を挙げた。 - 東北=料金支援、宮城1800円、岩手1900円 両県とも事務費補助を増額
- 中部=大智(野々市市)、営業所のGHPにCOSLPガス 次段階は外販活動
大智(洞庭昌央社長)は1月23日、野々市市の本社でENEOSグローブ(本社・東京、小西徹社長)とカーボンオフセット(COS)LPガスの供給保証書授与式を行った。式には洞庭社長と米林弘晃営業部長、赤土智昭エネルギー課長、仕入れ先のENEOSグローブから近藤優北陸支店長らが出席した。 - 中部=ミツウロコ会中部、体育館GHPの波つかむ
- 近畿・四国=村上商事(福知山市)、警察と合同震災訓練 炊き出しや担架搬送を実施
村上商事(本社・福知山市、村上俊英社長)は1月27日、同社グループの福知山サンホテル敷地内で福知山警察署(建井秀之署長)と合同で炊き出し、エアテント設営などの震災訓練を行った。
建井署長は「阪神・淡路大震災から31年、当署は毎年震災訓練を実施している。当市は近年風水害が多い。災害では自助、共助、公助が大切であり、警察は救護や治安維持に努めねばならない。今回は災害バルクを設置している村上商事と合同訓練することになった」とあいさつした。 - 近畿・四国=エネライフ・コミュニティー(宇陀市)、社業や次代をCATVで紹介
- 中国=伊藤忠エネクスHL中国、店会の販売活動後押し 事業通じ責務全う
- 九州=IGL熊本会、風読み激動期に対応 顧客接点を深耕
アイティーエス(本社・熊本市、岩本好史社長)の販売店組織IGL熊本会(小川誠治会長)は1月19日、熊本市の松扇で新年会を開いた。岩本社長は今年のテーマを「風を読む」と掲げ、情報交換しながら激動期を乗り切ろうと呼びかけた。
小川会長は「国際情勢が転換期を迎えるなか、われわれ販売事業者がまず取り組むべきは、お客さまとの関係構築だ。こんろや給湯器の故障に迅速に対応し、フェース・ツー・フェースの関係を大切にすることが新たな需要の獲得につながる。小さなことから丁寧に対応し、地域で信頼を勝ち取っていこう」と訴えた。
住設・供給機器 / 新技術
- 新コスモス電機、「よどがわ防災フェスタ」に初出展 「プラシオ」模型で実演

新コスモス電機(本社・大阪市、髙橋良典社長)は1月17日、大阪市立淀川区民センターで開かれた「よどがわ防災フェスタ」に出展した。「一酸化炭素検知機能付き火災警報器PLUSCO(プラシオ)」を紹介した同社ブースには約100人が来場した。
防災フェスタは大阪市淀川区社会福祉協議会が主催。新コスモス電機は昨年1月に同区に開所した淀川工場が津波避難ビルの指定を受けている。同12月に地域住民を招いて避難訓練を実施した際に生まれた社会福祉協議会との関係が、今回の初参加につながった。【写真】模型でプラシオの機能を実演し効果を可視化した - アンドパッド、能登被災地で公費解体・仮設住宅供給に貢献
- ノーリツ、ヒートポンプ給湯器の北米市場開拓へ協業
GHPとコ・ジェネ版
- GHP次世代機が登場 「エグゼアⅣ」4月受注開始 環境対応・高運転効率

アイシン(本社・刈谷市、吉田守孝社長)、パナソニック空質空調社(同・東京、片山栄一社長)、ヤンマーエネルギーシステム(同・尼崎市、山下宏治社長)のGHPメーカー3社は、東京ガスエンジニアリングソリューションズ(同・東京、小西康弘社長)、大阪ガス(同・大阪、藤原正隆社長)、東邦ガス(同・名古屋市、山碕聡志社長)と共同で、「GHPXAIR(エグゼア)」シリーズの次世代機「GHPXAIRⅣ」を開発した。低GWP(地球温暖化係数)冷媒の「R32」に対応する製品で、従来機と比較して運転効率を約5%改善。標準機は全機種でAPFp(1次エネルギー換算通年エネルギー効率)2・20以上を実現している。各メーカーでは4月から受注を開始する。 - 26年度の国土強靭化関連予算案、LPガスは空調関連で支援継続
- 2025年GHP販売、LPガス機が6年ぶり7000台超 学校体育館空調進む
- HVAC&RでGHPの出展目立つ 各社が新冷媒機などPR
冷凍空調業界の総合展示会「HVAC&R JAPAN(ヒーバックアンドアールジャパン)2026 第44回冷凍・空調・暖房展」が1月27~30日にかけて、東京・江東区の東京ビッグサイトで開かれた。最先端の空調技術やシステムが展示されるなか、GHPメーカー各社は新冷媒対応機などを前面に押し出し存在感を放った。
「HVAC&Rには未来の答えがある」をメーンテーマとする展示会には、前回の149者を大きく上回る224者が出展。持続可能な社会の実現を下支えする、冷凍空調関連の最新技術やサービスをPRした。
今回のHVAC&Rでは、新冷媒対応の新型GHP「XAIR(エグゼア)Ⅳ」を発表したGHPメーカー各社による力の入った展示が目立った。会場入り口近くに今回の展示会で最大規模となる70小間のブースを構えたパナソニック空質空調社(本社・東京、片山栄一社長)は、「ウェルネス」「レジリエンス」「脱炭素」「冷媒規制」「省力化」の五つのテーマを掲げ、各テーマへのソリューションとしてGHPや吸収式冷凍機などの主力製品をPRした。
特にGHP関連はブースの大部分を割いて露出度を高め、4月に受注開始する低GWP冷媒対応のエグゼアⅣ(A1シリーズ)、停電対応機のハイパワープラス、EHPとGHPを一体化したハイブリッド空調スマートマルチ、高COPタイプのGHPなどを一堂に展示した。
