プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2018(平成30)年 3月 26日
 第3268号

 
 見本紙などのご請求もこちらから 月曜から金曜まで新鮮な情報をA4サイズで  LPガスの歴史を機器ごとにまとめました   2000年10月以降の見出しをご覧下さい
 今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説    
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊63年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
 <首都圏版>
  • 吉字屋本店(甲府市)が創業450周年 「最古にして最新たれ」「利より信」
  • TOKAIつくば支店が竣工 土浦支店を移管し県南地域をカバー
  • 関彰商事、南相馬市の海岸防風林へ復興願い企業植樹
  • 日東エネルギー、コスモスベリーズに参加で家電販売に手応え
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
< 住 設 ・ 新 技 術 >

<春季特集号>大競争時代・第2幕
 * 野菜生産をGHPで下支え ヴェリタス(阿波市)がエグゼアⅡ60馬力導入
 * ミニトマトの周年出荷を実現
 * 効率よく適温管理 暑さに弱い障壁クリア
 * ダクト空調に工夫 収益向上にも貢献
 * トップランナー「時代を走る」
 * アポロ販売=「人対人」路線を貫徹 エコジョーズで燃転推進
 * カメイ=空調・発電・需要開拓、電化ユーザー奪還へ
 * ニチガス=付帯メニューを拡充 都市ガス料金複合割引で「ゼロ」も
 * 三愛石油=攻守徹底 エネサービス業追求
 * 三ツ輪産業=価値創出 電気小売拡大、160社超と提携
 * TOKAIホールディングス=「TLC」完成へ前進 20年度に複数取引率2割
 * ヤマサ總業=ご用聞きの姿勢徹底 接点多彩に地域密着
 * 山陰酸素工業=機器増設で年200トン増目指す
 * ダイネン=空き家管理を事業化 ビジネスモデルの代名詞に
 * イワタニ山陰・イワタニ島根=訪問重ね信頼向上 暮らし全般の相談窓口に
 * 和泉プロパン=ZEHノウハウ磨く「愛エネハウス」2棟目計画
 * 太陽ガス=地産電力推進 孤食改善活動も
 * 対談「GHPの普及・役割・進化」
     東京ガスリキッドHD・村関不三夫社長
     ヤンマーエネルギーシステム・西村章広副会長
 * 流通再編「統合:業務提携・進出」
 * 最近の主な流通再編・統合などの動き
 * 変わる流通地図 進む業界再編
 * 登録小売電気事業者一覧〈販売実績〉
 * 登録ガス小売り事業者一覧
 * 新たな潮流「LPガス国際セミナー」
 * 需給多角化へ産消対話 シェール偏重に疑問の声も
 * 最前線/業界ニュースワード2018


GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
GHP販売事例論文コンテスト結果はこちら
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 3月19日(月)
    * アジアの鼓動 日韓台から東南・南の時代
    * パロマ2018年方針、経年ガス機器の交換促進
  • 3月20日(火)
    * バルク20年検査本番へ 経産省の来年度保安方針、工事・運送業者の教育徹底も
    * 産ガス国の攻防 MB、CPは昇竜国に熱視線
  • 3月21日(水)
    * 休日の為休刊
  • 3月22日(木)
    * LPガスで動くVLGCが世界の海で活躍する日
    * 認定LPガス販売事業者、8月現在で239者に増加
  • 3月23日(金)
    * 大阪ガスと積水ハウス、来年12月竣工の高層マンションにLPガス備蓄
    * 宮崎LPガス商組、南海トラフに備えBCP策定
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2018(平成30)年
3月 26日(月曜)
第3268号

PBN2018.3.26-01


経産省
質量販売保安検討進む
FRP容器活用 需要開拓・災対に期待

 経産省ガス安全室は17年度から3カ年計画で、LPガス質量販売に関する制度・ハード両面の保安対策の調査・検討を開始。16日にあった産構審LPガス小委員会(橘川武郎委員長)に初年度の経過と次年度以降の予定を報告した。
 質量販売は、LPガスの最大の特徴を生かすことができる販売方法。軽量のFRP(繊維強化プラスティック)容器を使えば市場の裾野が広がると、まず需要開拓面から注目されている。同時に防災面やライフスタイルの変化に対応した都心部、避難所の日用・備蓄用としての価値も注目されている。


PBN2018.3.26-02


吉字屋450周年
「最古にして最新たれ」
地域に感謝し次の発展へ

 吉字屋本店(本社・甲府市、野孫左ヱ門社長)は16日、甲府市の甲府富士屋ホテルで「創業450年記念式典」を開いた。県内外から財界人300人以上が集まり、県内屈指の老舗企業の節目を華やかに祝福。同社は商売で長年根差してきた地域社会に感謝するとともに、代々受け継いだ「最古にして最新たれ」「利より信」の社訓を再確認し、次の50年へ向けて新たな一歩を踏み出した。


PBN2018.3.26-03


HVAC&R2018
快適・省エネ技術一堂に
ハイブリッド空調など 最新機器を提案

 2年に一度開かれる国内唯一の冷凍空調技術の国際見本市、日本冷凍空調工業会(日冷工)が主催する「第40回HVAC&R2018(冷凍・空調・暖房展)」が2月27~3月2日、千葉市の幕張メッセで開かれた。200社が出展し過去最大規模となる展示会では4日間で2万5251人が来場した。各ブースでは世界規模で目標が定められた地球温暖化対策をはじめ、快適性や経済性、省エネ性を高めた最新の冷用・空調技術が紹介された。


PBN2018.3.26-04


販促の橋頭保を築く
研修センターにスマートマルチ
東京冷機工業

 東京冷機工業(本社・東京、吉田丈太朗社長)は今年1月、東京ガスとダイキン工業の協力のもと、川口市の同社研修センターに、GHPとEHPを同一冷媒系統に組み合わせた空調機を東京ガスの遠隔制御サービス「エネシンフォ」で最適運転制御するガスと電気のハイブリッド空調システム「スマートマルチ×エネシンフォ」を設置した。
 運転状況を確認することができるモニターも備え、社員だけでなくお客さまにも「スマートマルチ×エネシンフォ」のメリットを直接伝えることで同システムの販売促進に努める。


PBN2018.3.26-05


「地域守る!」熱き想い
37年ぶりの北陸豪雪振り返る
加賀ガスサービスセンター

 北陸地方は2月上旬、記録的な大雪に見舞われた。1981年の「五六豪雪」以来、37年ぶりの豪雪のなか、LPガス事業者は配送や保安に奔走し、顧客のライフラインを守った。石川県南部を中心に充填、配送と保安業務を担う加賀ガスサービスセンター(本社・加賀市、佃章社長)は社員や同業者、運送業者、機器メーカーなど関係者が力を合わせ、非常時を乗りきった。
 「バスを待つ通勤客の10人中7~8人がシャベルを持っていた。あんな光景は初めて見た」と佃社長は話す。雪をかいて出勤しても、帰宅までに雪が積もり、シャベルなしに家までたどり着けないからだ。社長自身、通常自動車で10分の自宅に帰るのに、渋滞で1時間15分かかった。徒歩で通勤した社員もいた。


PBN2018.3.26-06


朝日ガス
新築戸建てにLPガス
新料金プラン 工務店などに提案

 朝日ガス(本社・新居浜市、渡邉繁社長)は、新築戸建て住宅の需要開発に向け、新築限定の新料金プランを訴求している。基本料金と15立方㍍使用までの定額料金を請求するもので、活動地域内のハウスメーカーと工務店に提案活動を行っている。渡邉社長は「工務店側の理解が浸透し、反応は良い。徐々にではあるが実績もついてきた」と話す。


PBN2018.3.26-07


LETS会
燃転キャンペ1100件の成果
福岡3社連携 積極チャレンジへ

 エコア(本社・福岡市、山下良満社長)、ツバメガスフロンティア(同、寺田光一郎社長)、西部ガスエネルギー(同、平島孝三郎社長)の3社で構成するLETS会は2月28日、福岡市の八仙閣本店で「第1回LETSエネルギーチェンジキャンペーン」表彰式を開いた。燃転推進で優秀な成績を上げた各社のトップセールスマン3人を表彰。今後も3社連携した取り組みを進めていく考えだ。


PBN2018.3.26-08


全L協
導入機運を底上げへ
初のGHP補助金説明会

 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は20日、東京・新宿区のダイキンソリューションプラザ・フーハ東京で「GHP補助金説明会(共催=ダイキン工業、後援=GHPコンソーシアム)」を開いた。LPガス仕様GHPの提案に活用できる補助金・優遇税制の情報共有を狙ったもので初の開催。利用者の便益向上につながる知識など、提案の確度を高める情報提供も併せて行い、導入機運の底上げにつなげた。


PBN2018.3.26-09


野菜生産GHPで下支え
ヴェリタス
中岸商店の提案採用
ミニトマト 周年出荷を実現
「おいしさの真実」お届け

 「真実の野菜を創り、おいしさの真実をお届けする」。その理念を社名に込め、日本の農業を進化させようと徳島で日々奮闘する情熱あふれる生産者がいる。現場ではLPガスの特性を生かしたGHPをはじめ施設園芸向け暖房機器、炭酸ガス発生機などのガス機器が数多く用いられ、安全・安心な食材の安定的な提供を支えている。
 ヴェリタス(本社・阿波市、井口賀夫社長)は徳島でミニトマトなどをハウス栽培している。井口社長は38歳で、農業の世界に飛び込んだのは15年前。実家が農家ではなく、前職で会社員として農業とかかわったのがきっかけである。開業当時は畑を借りるため夜間も働いて資金を準備し、その資金でさらに寄せ植えを始め、産直市で販売。その売り上げでキュウリの苗木を購入し、さらに産直市で販売するサイクルで資金を用意した。
 社名はラテン語で「真実」。言語の起源とも言われるラテン語を使うことで、同社を起源に真実を発信するという意味を込めた。コーポレートロゴは、ギリシャ神話の女神ヴェリタスが持つハープにちなんだ。


PBN2018.3.26-10
GHP 製販業界挙げ普及促進



 電力、都市ガスの全面自由化でエネルギー市場は新たな大競争時代を迎えた。発売から30年を経過したGHPは東日本大震災後に停電対応型機が発売され、省エネ・節電に加えBCP対策のニーズも高めている。EVが普及しIoTやAIが生活の一部となるなど世の中が急速に進化するなか、GHPやコージェネレーションはどのような役割を果たしていくのか。GHPコンソーシアム理事長の村関不三夫・東京ガスリキッドホールディングス社長と西村章広・ヤンマーエネルギーシステム副会長に対談してもらった。




最初のページに戻る