プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2018(平成30)年 1月 1日

 第3257号


明けましておめでとうございます 本年も宜しくお願い致します
 
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊63年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
 
 <首都圏版>
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
< 住 設 ・ 新 技 術 >

<賀詞交歓会のお知らせ>
 
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • 東京ガス関内ビルにスマートマルチ導入 最適制御を実現
  • GHPコンソーシアム31回総会、普及拡大に向け活動強化
  • 11月GHP出荷、LPガス仕様機が9%増の889台
  • 【本紙選定】2017年GHP10大ニュース

GHP販売事例論文コンテスト結果はこちら
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 12月25日(月)
    * 伊藤忠エネクス、シナネンHDとの株持ち合い解消 全株を54億円で売却
    * GHP、省エネ・節電に加えて災害対応力の効果が浸透
  • 12月26日(火)
    * 本紙選定/2017年LPガス業界「10大ニュース」
    * 電力・ガス自由化そろい踏み、選択・選別の時代が到来
  • 12月27日(水)
    * LPガス業界の内と外に芽生える新たな再編
    * 経産省「ガス保安見える化」制度、第1次参加に大手4社とサイサン・武陽ガス
  • 12月28日(木)
    * 2018年度LPガス予算案は満額回答、商業施設への常設に期待
    * LPガス法50年-知られざる誕生物語と進化①
  • 12月29日(金)
    休業の為休刊
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2018(平成30)年
1月1日(月曜)
第3257号

PBN2018.1.1-01


グループ100年への〝礎〟「OTSハウス」 TOKAI

 エネルギー大競争時代が幕開けした。電力、ガス小売の全面自由化は前哨戦から次のステージに向かう。エネルギーや各種生活サービスなど生活者の日常生活に関わるすべての商材をワンストップ・ワンコントラクト・ワンコールセンターで提供する生涯顧客化―TLC(トータル・ライフ・コンシェルジュ)構想―の実現を掲げるTOKAIホールディングス(本社・静岡市、鴇田勝彦社長)は、新中期経営計画・Innovation Plan2020〝JUMP〟をスタートさせ、着地点である20年度までにグループ商材のクロスセル推進と積極的なM&Aやエリア拡大で顧客数・年商の倍増を目標に掲げる。一方で、TLC構想を具現化する「OTS(On The Spot)ハウス」をグループが開発する島田市・ばらの丘ニュータウンに完成させ、昨年10月10日から公開した。近未来の住宅と生活関連サービスの開発・検証・実証の〝ラボ〟のみならず、プレゼンテーションファーム、さらに今月から各種機能の本格的実証を通じ「OTSハウス」商用化に向けたダウンサイジング、ユニットの商用化など、グループの総力を結集し、〝100年企業〟への基礎づくりに向けて走り始める。


PBN2018.1.1-02


2018年業界天気図 本紙予報

 激変・激動の時代がスタートした。LPガス業界は「競争・変化」というキーワードを追い風に、多方面から次代を切り開いていくことが求められる。新たな時代の創造はビジネスチャンスを逃がさず、開拓精神を発揮し地域や消費者に接近する取り組みから始まる。大競争時代を突き進むカギは何か。流通分野別に展望する。


PBN2018.1.1-03


暮らしに寄り添うマルチエネ企業 堀川産業

 お客さまにとってより身近な存在へ―。来るべきエネルギーの新時代に向け、昨年4月、堀川産業(本社・草加市、堀川雅治社長)は安心・安全・快適な暮らしを創る総合エネルギー企業としてサービスブランド「Enecle(エネクル)」を打ち出し、新ブランド戦略を展開している。「エネクル」は、これまで広げてきた「Energy(エネルギー)」の「Circle(輪)」をさらに大きく広げていきたいという想いをかたちにしたもの。1948年の創業以来、一貫して「お客さまの暮らしを支えるエネルギーの安定供給」を使命にLPガスと石油を取り扱ってきたが、東日本大震災で転機を迎えた。家庭用エネルギーのあるべき姿を問い直し、個々の消費者に合わせて多様なエネルギーの良いところを組み合わせて使うことが良いと再認識した。LPガス、都市ガス、電気、石油、通信などを組み合わせたマルチエネルギーサプライヤーとしてさらなる飛躍を目指す堀川産業のブランド戦略を描く。


PBN2018.1.1-04


エネ総合化に対応
ブロック別市場の課題と展望

 ガス小売自由化元年が間もなく終わる。資源エネルギー庁がまとめた昨年11月末時点のスイッチング申し込み件数は全国で54万4306件。1年先駆けてスタートした電力は577万2千件だった。自由化とエネルギー総合化の波にLPガス業界はどう対応し、市場を切り開いていくのか。地域ブロック別の課題と展望を追った。


PBN2018.1.1-05


紀美野町本庁舎にGHP 野上美里ガス協組
公民館併せ368馬力
和歌山県業界 公共施設に普及
電気・重油ボイラー転換

 和歌山県の公共施設にはLPガス仕様のGHPが数多く採用されている。紀美野町(寺本光嘉町長)は昨年末、本庁舎と庁舎に隣接する中央公民館の空調にLPガスGHP(368馬力)を本格導入した。同町は2006年、旧野上町と美里町が合併して発足。過去に公営の病院などでGHPを採用した経緯があり、GHPのコストメリットと防災面の高さを評価し、電気と重油ボイラーからLPガスへの燃料転換を決めた。LPガスは野上美里ガス協同組合(皆橋克治理事長)が供給する。地元の販売事業者らが組織力と地域密着度を生かした提案を進めた結果、行政はLPガスの優位性を認め、GHPを採用した。


PBN2018.1.1-06


エグゼアⅡ採用拡大 アイシン精機

 アイシン精機(本社・刈谷市、伊原保守社長)は昨年、GHP発売30周年を迎えた。1987年の初号機発売以来、故障率の低減やラインアップ拡充など改善を重ねながら需要家やガス事業者、設計・建築事業者の信頼を得て2016年には累計20万台を達成した。00年に発売した洗浄不要リニューアル対応機など、同社が業界に先駆けて開発した技術もある。モデルチェンジを重ねて進化した現在のFシリーズは超高効率GHP「エグゼアⅡ」として認知され、需要家の間で評価を高め全国で採用が相次いでいる。昨秋発売の「ハイブリッド空調システム」や今春発売予定の「冷暖フリーGHP」など、同社はラインアップをさらに広げて市場変化に対応し、顧客ニーズに寄り添う商品を投入していく。


PBN2018.1.1-07


多彩な機種で幅広いニーズに対応
2018年GHPメーカー商品戦略

 2017年はGHPが正式販売されて30周年を迎えた節目の年だった。わが国で誕生したガスヒートポンプエアコンは、技術者たちのたゆまぬ努力により技術開発が進み、今では業務用個別空調の分野で無くてはならない存在となっている。現行機のエグゼアⅡはGHPのⅤ字回復に貢献したエグゼアの後継機で、実運転時間の多くを占める低負荷領域での効率性を高め、一層の省エネ性と環境負荷低減、コストメリットを実現した。機種も標準機以外に室外機連結型や冷暖同時期、電源自立型GHP、GHPチラーなどバラエティーに富み、顧客のさまざまなニーズに応えている。電気とガスの良いとこ取りをしたハイブリッド空調機「スマートマルチ」も各社の製品が出揃った。GHPメーカーの2018年商品戦略を紹介する。


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