プロパン・ブタンニュース2017.5.29

プロパン、ＬＰガス専門紙　・　１９５５( S30 ) 年２月創刊　　

２０１７（平成２９）年５月　２９日

　第３２２７号






プロパン・ブタンニュースは、ＬＰガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和３０年にわが国で初めてのＬＰガス関係専門紙として創刊されました。　これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。　本紙は、１面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「ＧＨＰ＆コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。　創刊６２年を迎え今後は、展開する拠点（本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡）によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。　ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

＜総合面＞

高知県、県立春野総合体育館にＧＨＰチラー750馬力を導入　災害時活用を視野に
全国ミツウロコ会、17年度に会員2000店達成に力
宮城県協が「60年の歩み」発刊　大震災の記録など収録
ジャパンガスエナジー、機動力で変革・成長　競争時代突き進む
＜トップインタビュー＞新コスモス電機・髙橋良典社長、ガス事故無くしい

　　アスタナ国際博覧会　７月に本社視察団派遣　募集開始ＵＡＥも訪問

　　　視察団ご案内はこちらから　　　　アスタナ国際博覧会のご案内（経済産業省）　　　日本館公式サイト　　　

＜首都圏版＞

大月市が短大新校舎にＬＰガス仕様ＧＨＰ　今夏メドに小中全校へも設置へ
ミライフ、リフォーム事業強化でデグチホームズを買収

ＬＰガスシンボルマーク
ステッカー好評販売中

石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「ＰＣＰ入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。　詳細は、こちらのページをご覧ください。

＜地方版＞

北海道＝道協支部総会、節目を飛躍の好機に
東北＝福島県協、煮炊き釜１２基と小型発電機１６台を県に寄贈
中部＝防災・減災の知恵一堂に「中部ライフガードＴＥＣ」にＩ・Ｔ・Ｏなど出展
近畿・四国＝高知青年部会長に草津大谷保育園児から寄せ書き　火育活動に手応え
中国＝マルヰ会山陰、６０周年祝う　顧客接点強化へ
九州＝天草エネルギーが６０周年祝賀会　地域貢献へ決意新た

＜住設・新技術＞

アズニル金門、ＬＰＷＡ対応のマイコンＳ新製品　ＩｏＴ社会を先取り
ナック、顧客単価と継続率向上へ　働くママに照準
ＬＰガス警報器、今期３００万台超目指す

ＧＨＰとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版

ＧＨＰ出荷実績

ＳＩＩが29年度エネ合理化補助金募集開始　ＧＨＰは7.5馬力以上が対象に
全Ｌ協、ダイキンＴＩＣでＧＨＰ研修会　ＬＰガス仕様ＧＨＰ訴求へ
4月ＧＨＰ出荷17％減の1769台　ＬＰガス仕様は9％増と好調
成田市の平山建設が社屋にＧＨＰ＋バルク　かもめガスの提案に共鳴

＜先週の日刊プロパン・ブタン情報＞
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから

5月22日(月)
* 大地震に備える高知県　ＬＰガス常設が加速、公共施設にＧＨＰや発電機
* 熊本県協、「平成２８年熊本地震の記録」発刊
5月23日(火)
* 都市ガススイッチング、５日時点で１９万件超える
* ４月末電力スイチイング３７０万件、6％が新電力へ
5月24日(水)
* 今年度省エネ支援事業、２５日からＳＩＩが受付　予算額２３４億円
* ４月ＬＰガスＣＩＦ速報、トン55,235円に値下がり
5月25日(木)
* 全Ｌ協、「自主ルール・ＬＰガス販売指針」第4次改定　省令・通達改正受け
* 伸びる世界の需要、ＯＰＥＣの価格防衛続く
5月26日(金)
* 災対バルク補助金、限度額1500万円に引き上げ　ＬＰガス常時使用が条件
* 振興センター、見える化システム補助金公募も6月5日から

　　　　　ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和２９年の創刊以来ＬＰＧ業界とともに歩んでまいりました。創刊より６０年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。ＬＰガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。　ｅ－ｍａｉｌ(inoue＠sekiyukagaku.co.jp）　もしくはファクシミリにてご連絡下さい。

	２０１７（平成２９）年
	５月２９日（月曜）
	第３２２７号
高知県総合体育館にＧＨＰチラー全国最大規模750馬力を導入ＬＰガス熱源に災害時活用も視野　高知県（尾﨑正直知事）は、高知市の県立春野総合運動公園体育館にＬＰガス仕様のＧＨＰチラー計７５０馬力（25馬力×30台、ヤンマーエネルギーシステム製）を導入した。県はデマンドを抑制し、大空間を効率よく空調するためＧＨＰチラーを選択。熱源のＬＰガスは50㌔㌘容器１３０本（６・５㌧）で供給し、災害時の活用も視野に入れた。ＧＨＰチラー物件としては全国最大規模。短大新校舎にＧＨＰ大月市今夏メド小中全校へ　大月市（石井由己市長）は快適な学習環境づくりのため、市立小中学校と短期大学にＬＰガス仕様ＧＨＰの導入を推進している。３月竣工した大月短期大学の木造新校舎にはＧＨＰと地中熱ヒートポンプを採用した。ＧＨＰは小・中学各１校に導入済みで、空調未整備の４校にも今夏の導入を目指し教育委員会が設計を進める。ＬＰガス仕様ＧＨＰの環境性や災害対応力、コスト優位性が評価された。ＬＰガスＧＨＰ訴求へ全Ｌ協ダイキンＴＩＣで研修　全国ＬＰガス協会は19日、摂津市のダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンター（ＴＩＣ）でＧＨＰ研修会を開いた。需要開発推進運動の一環で実施し、全国からＬＰガス販売事業者を中心に約40人が参加した。　結城茂通・全Ｌ協事業推進部需要開発担当部長はあいさつで「ＬＰガス仕様ＧＨＰの出荷実績は昨年度、６３４９台。10年ぶりに６千台を超えた。台数ベースで前年度比１０６％になっている。ＧＨＰは東日本大震災以降の電力ピークカットに貢献し、災害時にも有効」と話した。堅川典之・ダイキン工業空調営業本部ＨＶＡＣ営業部エネルギー営業担当部長は「ＬＰガス仕様機は４月以降も右肩上がり。ハイブリッド空調と補助金の提案で需要創造につなげていただきたい」と述べた。成田市の平山建設社屋にＧＨＰ＋災対バルクかもめガスの提案に共鳴　千葉県の総合建設会社、平山建設（本社・成田市、平山秀樹社長）が４月下旬に竣工した社屋に「ＧＨＰ＋災対バルク」を採用した。平時から空調用に使用するほか非常用に電源を確保するなど企業の防災力・災対力を大きく向上させた。提案・施工は、かもめガス（本社・船橋市、塚原真社長）。平山建設は事業継続計画や防災体制の強化などを検討していたが、かもめガスが重視する「環境と防災」の企業姿勢に共鳴し導入した。天草エネルギー地域貢献へ決意新た 60周年祝賀会安定供給と安全守る　天草エネルギー（本社・天草市、新田眞一社長）は13日、天草市のホテルアレグリアガーデンズ天草で「創業60周年記念祝賀会」を開いた。社員のほか中村五木・天草市長、取引先顧客やＬＰガス販売店から２４０人が参加した。同社では地域で支援の必要な高齢者の見守りなど地域貢献活動を推進しており、創業60周年を記念して天草市社会福祉協議会へ60万円を寄付した。「かっこいい」「また来てね」草津大谷保育園児ＬＰマン来訪に礼状　山田洋介・高知県ＬＰガス協会青年部会長に草津市の草津大谷保育園から、うれしい贈り物が届いた。山田部会長は４月、同保育園でのイベントで高知県協のオリジナルキャラクター「ＬＰマン」に扮し園児らと交流。そのお礼に園児が寄せ書きを送った。山田部会長は「今までの方向性が正しいと強く感じた」と火育活動に手応えを示す。