プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊   
 
プロパン・ブタンニュースはおかげさまで創刊60年

2015(平成27)年6月29日(月曜)  第3133号
発行所 株式会社石油化学新聞社 東京都千代田区岩本町2-4-10  電話 03-5833-8840  FAX 03-5833-8841
支社:大阪 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊60年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。
<総合面>

 
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保安周知文書付2016年版カレンダーが出来上がりました。是非ご覧ください。
 <首都圏版>
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<支社支局>
  
1部756円にて
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<山梨県業界特集2015>
  • 消費者ニーズに応えLPガス復権目指す
  • GHPが学校空調に相次ぎ採用 県協会、機能と災対力を広くPR
  • 市場概況、工業用増加し存在感 家庭用拡大と競エネが課題
  • 山梨県エルピーガス協会・望月喜浩会長に聞く―安全・安心を顧客に
  • 青年部会活動―新時代は若手の力で 地域貢献でイメージアップを
  • 変化見据え新たな飛躍へ―有力事業者の戦略と展開策
  • 山梨県エルピーガス協会の歩み
<2015 E‐1グランプリ>“Goodエネルギー”全戸に
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • タクシー業界、環境「依然厳しく」2013年度の車輛14%減
  • 「和食」が外国人に自慢したい6割でダントツ
  • <セーバープロの現場から①> 伊藤忠エネクス、グループ挙げ「無事故」


特集記事
  • <ウォーター特集>ガス外収益の旗手
    * 宅配天然水拡大にまい進するTOKAI
    * 「うるのん」ドラえもん全面岩手県成長
    * すっきり飲みやすく「富士の天然水 さらり」に商品統一 
    * 次世代サーバーを投入、より高品質で安全に
    * メディアミックスを活用 顧客訴求力を強化
    * トーエル、水素水を前面に高付加価値戦略を展開
    * ハワイ・北アルプス前面に差別化を徹底
    * 「アルピナ」「信濃湧水」海外展開を強化
    * アクアクララ=代理店支援を徹底 品質・サービスで差別化
    * エア・ウォーター=天然水宅配、日本郵便子会社と提携
    * OSGコーポレーション=水のベストミックを提唱 顧客ニーズに対応
    * ウォータネット=エリア加盟店が結束 増客企画や
    * かもめガス=「アクアメイト」女性目線で接点深耕
    * キリンビバレッジ=ソーダサーバー、消費増狙い投入
    * コウノウォター=「スーパーバナジウム富士」全行程きめ細かく
    * サイサン=「ウォーターワン」ふれあい強化でサービス向上
    * 桜ヶ丘物流=水道直結で低廉に POUの利点アピール
    * タナベエナジー=店舗併設プラント「ウォーターストア」提案
    * ミツウロコビバレッジ=ペットボトル天然水出荷で国内トップ10入り射程内
    * マルエイ=「カリメラの水」で健康生活を演出 女性や中高年に好評
    * パーパス=サーバー累計20万台突破 信頼の安全・安心設計
    * 北国コンピュータウエスク=電解水素水で接点強化 整水器市場に参入
    * 両元産業=廃サーバー買取で事業者利益に貢献
    * ロックス=水道水ろ過、一層おいしく安全に
    * 宅配水市場、第2成長期に向け飛躍
    * 全世帯の6%に普及 今年1247億円に拡大見通し
    * チャイルドロック改善を 経産省が事故防止策

GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • 次世代GHP「エグゼアⅡ」が10月登場 効率・機能一段と向上
  • GHPフォーラム、7月9日名古屋からスタート 全国7都市で開催
  • 気温上昇、GHPが夏の電力救う 東日本では平年より高い予想
  • 名古屋会場 = 7月 9日(木) = 名古屋市西区則武本町4-1-35 トヨタ産業技術記念会館/ホールA
  • 大阪会場 = 7月10日(金) = 大阪市中央区備後町3-6-14 アーバネックス備後町ビル/3階ホール
  • 福岡会場 = 7月16日(木) = 福岡市博多区千代1-17-1 パピヨン24オフィスビル/3Fホール
  • 広島会場 = 7月17日(金) = 広島市西区己斐本町3-8-5 広島県LPガス会館/3Fホール
  • 札幌会場 = 7月21日(火) = 札幌市中央区北3条西1-2 エア・ウォータービル/8Fホール
  • 仙台会場 = 7月23日(木) = 仙台市青葉区国分町3-1-18 カメイ本社ビル/9階ホール
  • 東京会場 = 7月28日(火) = 東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル ベルサール九段
 
 
LPガスシンボルマークステッカー好評販売中

 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月22日(月)
    * ガス事業法改正案が成立、一般ガス供給区域への参入規制が撤廃
    * 近畿2府5県、電力転換数が過去10年で最低に
  • 6月23日(火)
    * エネ庁、生産性向上へLPガス小売業界の再編促す
    * 今後のLPガス性総務部かう―需給構造の変化、不確実性、災害に備える
  • 6月24日(水)
    * 「国土強靭化事例集」発刊、レモンガスや矢崎など紹介
    * LPガス小委、認定販売や保安規制の整合化の議論スタート
  • 6月25日(木)
    * なぜ水素が注目されるのか―エネルギーの可能性を変えていける面白さ
    * JGE・喜田社長「大競争時代。知恵と情熱発揮の時」
  • 6月26日(金)
    * 屋久島業界が第2回対策会議、仮設27戸の建設決定で
    * 国土形成計画原案、自立分散型エネルギーの導入盛り込む
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より60年を迎え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
    e-mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2015(平成27)年
6月29日(月曜)
第3133号

PBN2015.6.29-01

日協総会
1次エネ3%超えに挑戦
中長期展望 変化踏まえ見直し

 日本LPガス協会は24日、東京・虎ノ門の協会事務所で2015年度定時総会を開いた。増田宰会長を再任。会社発足に伴い新会員となったジクシスの山本一徳社長を副会長に迎えて今年度の執行部を発足。民間備蓄低減の実現を図るほか、近年の市場環境変化に合わせてLPガス業界の中長期展望の見直しに着手する。LPガスが2030年に1次エネルギーの3%を担うとの国の期待を凌駕する需要の創出に取り組む方針だ。


PBN2015.6.29-02


小売業界の再編促す
エネ庁 自由化控え基盤強化を

 総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会(分科会長=橘川武郎・東京理科大学教授)は18日、今後の資源・燃料政策の方向性を整理した中間報告書概要案を審議した。次回の会合でとりまとめを行う。
 資源エネルギー庁が提出した案によると、LPガス政策では、3強時代に入った輸入・元売業界には調達先の多角化を引き続き促し、小売業界には電力・ガスの小売全面自由化を控え、総合エネルギー企業化の流れが出ていることから、事業再編を通じて流通構造の改善や事業者の経営基盤の強化を促すとした。


PBN2015.6.29-03


LPG・電気・水
パック販売で成長路線
トーエル ブランドを強化

 トーエル(本社・横浜市、中田みち社長)は19日、東京・兜町の日本証券アナリスト協会で「平成27年4月期決算説明会」を開いた。中田社長、横田孝治専務、山中正幸専務が出席した。▽4月期決算の概要・トピックス▽成長戦略▽次期業績予想▽3カ年中期経営計画――などを説明した。中計では軸足をLPガスに置きながらエネルギーの自由化に対応。「電気+LPガス+水」のパッケージ販売で成長路線を描いていく。ライフライン事業者としてブランド強化も徹底する。


PBN2015.6.29-04


次世代GHP
「エグゼアⅡ」が10月登場
アイシン・パナソニック・ヤンマー 効率・機能一段と向上

 アイシン精機、パナソニック、ヤンマーエネルギーシステムは東京ガス、大阪ガス、東邦ガスのガス3社と共同で、超高効率GHPエグゼアの次世代機である「エグゼアⅡ」を開発、10月から順次販売を開始する。さらなる高効率新機種の投入で、GHP市場拡大が期待される。


PBN2015.6.29-05


GHPフォーラム
全国7会場を縦断
7月9日 名古屋からスタート

 GHPコンソーシアム(田中宏昌理事長)が主催し、石油化学新聞社、日本コミュニティーガス協会、全国LPガス協会が後援する「2015全国縦断GHPフォーラム」が、7月9日の名古屋会場を皮切りに全国7会場で開かれる。同フォーラムは今回で17回目となる。
 初回のGHPフォーラムは1997年に開かれた。当時、国が推進していた家庭用LPガス冷暖房機器融資制度に加え、同年8月からスタートする既築中小建物へのLPガス仕様GHP導入補助金制度の発足を機に、電力負荷平準化に貢献するGHPの普及拡大を図る目的で実施した。
 それ以来、フォーラムはGHPコンソーシアムの重点事業の一つとして毎年行われている。LPガス販売事業者を中心とした聴講者に、省電力、省エネ、環境性能などのGHPの実力と、日々進化する技術、兄弟機器である分散電源のマイクロコージェネやエコウィルの情報を伝え、LPガス仕様GHPやコージェネシステムの普及とLPガスの需要創造に努め、今では関連業界に定着している。


PBN2015.6.29-06


消費者ニーズに応えLPガス復権目指す
山梨県業界特集2015
GHP
学校空調に相次ぎ採用
県協会 機能と災対力を広くPR

 山梨県エルピーガス協会(望月喜浩会長)は昨年10月に創立60周年を迎えた。1954年の発足以来、幾多の困難を乗り越え、現在では全世帯の8割強、28万世帯に安定供給を果たしている。人口の減少、消費量の伸び悩み、他エネルギーとの競合など取り巻く市場環境は厳しさが続くが、昨今の防災意識の高まりを受け、公立学校などでGHPの導入が進み、県を始め各市町村との災害時協定締結の動きも拡大中だ。電力・都市ガス自由化を控え、消費者に選ばれるLPガスとなるために取り組むべきことは何か。「灯油王国」で災害対応力を強みにLPガスの復権を目指す山梨県業界をクローズアップする。


PBN2015.6.29-07


東液協総会
適正な料金の在り方検討へ
自由化に対応 保安強化も推進

 東北液化石油ガス保安協議会(鈴木正志会長)は19日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で通常総会を行った。今年度事業として、業務主任者向け保安講習会や会報誌発行のほか、自由化に備え経営委員会でLPガス料金の在り方を検討していくことなどを決めた。


PBN2015.6.29-08


中プ連青年委
実行力アップへ情報交換
ノウハウ共有 道協石狩と交流会

 中部地区LPガス連合会青年委員会(久保良史郎委員長)と北海道LPガス協会石狩支部青年委員会(佐原洋史委員長)の交流会が15日、名古屋市の東邦ガスリベナス今池ショールームなどで開かれた。両青年委の特色ある活動や、事業者間連携のノウハウを共有し、LPガスのイメージアップ活動の実行力を高める狙い。エリアを超えた交流で、活動の基盤強化を図る。


PBN2015.6.29-09


高知県協
災害対応力を訴求
自衛隊・米軍訓練に合流

 高知県LPガス協会(小野昌男会長)は1日、高知市の高知新港で開かれた「防災フェスタin高知新港」に参加し災害復旧訓練や地域防災フェスティバルに出展、LPガスの防災性をPRした。200食を炊き出すとともに、県内の防災拠点で普及しているポータブルLPガス発電機を実演。訓練参加機関の2500人、一般来場者3500人を対象にLPガスの利点を訴求した。
 訓練は自衛隊と在日米軍の共同統合防災訓練として実施。例年以上の参加者が集まった。


PBN2015.6.29-10


〝Goodエネルギー〟全戸に 2015 E-1グランプリ
顧客拡大 関係を強化
エコア連合会 暮らし一層快適に

 エコア連合会(坂本和久会長)とエコア(本社・福岡市、山下良満社長)は10日、北九州市のリーガロイヤルホテル小倉で「2015 E―1グランプリ」の総決起大会を開いた。9回目の今年は「お客様の獲得」「関係強化」「くらしのサポート」「Goodエネルギー提案」を柱に7カ月にわたるキャンペーンを展開し、顧客と密接な関係を築きながら家庭用太陽光発電システム、蓄電池、ハイブリッド給湯器の3商材のセット提案に力を入れる。顧客に「快適・省エネ」を訴求し、より効率の高いエネルギー機器を提供することで、業界が直面する大転換期に対応していく。会場にはエコア連合会会員とエコア、機器メーカー、元売など300人が参集し、グループ一丸となってグランプリを成功させようと誓った。


PBN2015.6.29-11


西斗ニッシン
高出力2.2キロボルトアンペア発売
LPガス発電機 10キロ容器で10時間運転

 西斗ニッシン(本社・福岡市、濵﨑康一社長)は、三菱重工エンジンシステム製のポータブルLPガス発電機「メガセグ」の販売に乗り出した。企業の事業継続計画(BCP)対策が求められるなか、10kg容器を使用することで自店の在庫を活用でき、LPガスのPRにも役立つ災害対策用機器として、販売事業者とともに普及拡大に努めたい考え。


PBN2015.6.29-12


宅配天然水拡大に邁進するTOKAI

 東日本大震災後の急激な需要増は一服したものの、宅配水を中心とするウオータービジネスは、水道直結型浄水サーバーを含め広がりを続けている。震災そして原発事故を背景に安心・安全な水を求める消費者は、採水地やブランド、価格などのメリットを吟味するなど、質的なニーズも高まっている。激しさを増す市場競争のなかで、着実に顧客を増やす〝勝ち組〟の一角を占めるのがTOKAI(本社・静岡市、鴇田勝彦社長)。〝ドラえもん〟をキャラクターにワンウエーブランド「うるのん」が絶好調で、特に今期は、よりマイルドな「富士の天然水 さらり」に原水の統一を図るとともに、新サーバーを投入するなど、多彩なセールスプロモーション現場で得た知見をノウハウに、ネットワークを確実に広げ、顧客獲得につなげていく。同社の戦略を追った。


PBN2015.6.29-13


ハワイ・北アルプス前面に
トーエル 水素水で付加価値高く

 トーエル(本社・横浜市、中田みち社長)の水事業が新たな時代を迎えている。「ボトルウオーターは水素の時代」として、高濃度水素水サーバーを前面に出し高付加価値戦略を展開しているほか、「ハワイ」と「北アルプス」の水源から最高品質のピュアウォーターを生産、他社との差別化を徹底している。販売地域も関東から全国、海外へと拡大している。




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