プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊   
 
プロパン・ブタンニュースはおかげさまで創刊60年

2015(平成27)年6月15日(月曜)  第3131号
発行所 株式会社石油化学新聞社 東京都千代田区岩本町2-4-10  電話 03-5833-8840  FAX 03-5833-8841
支社:大阪 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊60年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。
<総合面>
 
保安周知文書付2016年版カレンダーが出来上がりました。是非ご覧ください。
 <首都圏版>
  • 環境変化をチャンスに TOKAI販売店会が総会
  • 鈴与商事、省エネ機器・生活家電の「スマート生活リース」提供開始
  • LPガス切り替え訴訟で東京高裁が事業者逸失利益認める
  • <LPガス百一夜物語⑰>多業種が参入し競争激化「365日特売」に
  • <新・鮮・力>日本バーナーオイル社長・馬見塚潔氏、「防災」切り口に需要開拓
新刊書籍のご案内
<支社支局>
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • 日本宅配水・サーバー協会、新代表理事に赤津裕次郎氏 「家庭で当たり前」目指す

特集記事
 
好評発売中


1部756円にて
販売しております。
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GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • 夏期電力予備率3%以上を確保 予断は禁物節電を
  • GHP出荷4月は26%増の2116台 LPガス仕様は微減
  • ニチガス、埼玉・滑川町の町立3校にGHP納入 災対バルクで供給
  • LPガス仕様GHPの提案ポイント、災対力が成約後押し
  • ヤンマー、海外事業加速へスペイン社株を取得 エネルギーシステムを第3の柱に
  • ダイキン、フロン排出抑制法をセミナーで対応解説 継続実施し製品提案も
  • 三菱重工、重工冷熱と東洋製作所のの2社を統合
  • エアコン世界需要、2014年0.5%減の9623万台 パッケージは3%増
  • 名古屋会場 = 7月 9日(木) = 名古屋市西区則武本町4-1-35 トヨタ産業技術記念会館/ホールA
  • 大阪会場 = 7月10日(金) = 大阪市中央区備後町3-6-14 アーバネックス備後町ビル/3階ホール
  • 福岡会場 = 7月16日(木) = 福岡市博多区千代1-17-1 パピヨン24オフィスビル/3Fホール
  • 広島会場 = 7月17日(金) = 広島市西区己斐本町3-8-5 広島県LPガス会館/3Fホール
  • 札幌会場 = 7月21日(火) = 札幌市中央区北3条西1-2 エア・ウォータービル/8Fホール
  • 仙台会場 = 7月23日(木) = 仙台市青葉区国分町3-1-18 カメイ本社ビル/9階ホール
  • 東京会場 = 7月28日(火) = 東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル ベルサール九段
 
 
LPガスシンボルマークステッカー好評販売中

 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月8日(月)
    * 伊丹産業、「ACU24 90万戸達成記念号」刊行
    * 高知県土佐市、全避難所にLPガス発電機の整備進める
  • 6月9日(火)
    * 口永良部島「噴火」避難者の仮住居にLPガス供給 屋久島の5販売店が対応協議
    * LPガス新時代を拓く―炎のある暖かい文化築くため信頼と支持得る
  • 6月10日(水)
    * 都スタ協と促進協、LPG車の輸出入へ、国際・日本基準を比較検討
    * LPガス新時代を拓く―すみ分けでよいのか。生活提案力を養おう
  • 6月11日(木)
    * 髙山産業、都市ガス地域に災害対応ビル竣工
    * LPガス新時代を拓く―増える進出企業や観光客にも選ばれる
  • 6月12日(金)
    《データ・ファイル6月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10?小売価格推移
    ◇27年4月末現在のLPガス市況調査
    ◇小売店へのLPガス卸売価格と分布状況
    需給編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇27年3月、4月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇26年度LPガス供給機器生産実績
    ◇27年4月度溶接容器生産本数
    ◇27年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇27年度マイコンメーター生産推移
    ◇26年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇27年4月度の主なガス機器検定検査
    ◇IHクッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇27年4月度の全国都市ガス販売量
    ◇27年2月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より60年を迎え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
    e-mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2015(平成27)年
6月15日(月曜)
第3131号
PBN2015.6.15-01


日液協総会
事故撲滅へ一致団結
全L協の安全運動とも連携

 日本液化石油ガス協議会(川本武彦会長)は11日、東京・文京区の東京ガーデンパレスで、第29回総会・理事会を開いた。非改選期だが、副会長に大場吉恭・ガステックサービス常務ESS事業本部長を新任した。これで副会長は5人体制となった。大場副会長は「エネルギー自由化を前の着任で大変責任を感じる」などと新任あいさつした。


PBN2015.6.15-02


JXエネ
東京ガス
250万世帯の電力供給へ
川崎ガス発電所増設を検討

 JX日鉱日石エネルギーと東京ガスは10日、川崎天然ガス発電所(川崎市)の増設へ本格的な検討に入ると発表した。既存の発電能力84万7千㌔㍗設備に、2021年以降110万㌔㍗を上乗せする計画。
 増設が実現すれば、標準家庭で250万世帯分の電力を供給することが可能になる。


PBN2015.6.15-03


バルク貯槽
親しみやすい存在に
常松ガス 2件をラッピング

 常松ガス(本社・仙台市、常松泰成社長)はLPガスのイメージアップを図ろうと、バルク貯槽の表面を絵で覆うラッピングを始めた。〝邪魔者〟のイメージ払拭に取り組む。
 「LPガスの消費者は、都市ガスが来ていないから仕方なくLPガスを使うという意識を持っている。容器も仕方なく置くもので、なければないに越したことない、だから陰に置いてほしいと思っている」と常松社長。このマイナスイメージを変えたいと考えた。


PBN2015.6.15-04


髙山産業
災害対応ビル竣工
都市ガス区域 有事にLPガス発電

 髙山産業(本社・西宮市、髙山巖社長)が建設を進めてきたラビットビル(本社ビル)が5月31日に竣工した。西宮市の都心部、都市ガス供給区域にあってLPガスを常用、LPG発電機や災害対応ユニットを備えた施設として注目される。


PBN2015.6.15-05


種子島有志鹿児島本土も
供給分担 こんろ50台寄贈

 5月29日午前9時59分、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳で爆発的噴火が発生。町は全島避難指示を出し、78世帯137人全員がその日のうちに島外に脱出した。
 口永良部島民のほとんどが身を寄せた屋久島では、当面の受け入れ先として町が宮之浦地区の公共施設3カ所に避難所を設置した。11日現在、合わせて71人が滞在している。避難生活の長期化が避けられないことから町は宮之浦、安房地区の公営住宅の空き家計23戸を整備し、避難住宅として11日から順次入居を開始した。
 第1陣は21世帯34人。ただ、避難所にいる全世帯分は確保できず、不足分は仮設住宅の建設で賄う方針を決め5億円超の補正予算を計上したが、完成までに少なくとも2~3カ月かかる見通し。他の避難者は、引き続き避難所などでの不自由な生活を余儀なくされる。
 屋久島に五つあるLPガス販売店の動きは素早かった。1日、宮之浦石油の長井博司社長が取りまとめ役となり、避難してきた口永良部島唯一の販売店、畠商会の畠豊二社長を交えて第1回対策会議を開いた。
 長井社長が対行政窓口となり、錯綜する情報を屋久島液化ガス協業組合に集約するとともに、①今後避難住宅で使用するこんろを各店2台ずつ計10台を負担し町に寄贈する②こんろの設置や給湯器点検、ガス供給を屋久島の販売店が分担して行う③こんろの不足分は卸元など関係各方面に提供を要請する――など、当面の方針を決めた。


PBN2015.6.15-06


バルブ閉栓 消防団員に託す
一時帰島かなわず
畠商会畠社長 早期復旧を切願

 噴火の瞬間は町役場の口永良部出張所で水漏れの修理をしていた。その最中に大きな爆発音が轟いた。慌てて外に飛び出すと目の前に噴煙と火砕流がまともに迫っており、「これで終わりか」と思いながら急いで(経営する)ガソリンスタンドに戻り、妻の無事を確認し、店の前を走る車に頼んで妻を避難場所まで同乗させてもらった。
 自分は戸締まりを確認した後、店の前で避難の車列の誘導に当たり、最後に車で避難場所に向かった。
 避難場所にはほとんどの島民が集まっていた。消防団員が点呼を取り、10時40分に全員が揃った。不安な思いで待機するうち、身の回りの物をまとめて2時30分に港に集まるよう指示があった。避難生活がこれほど長引くとは誰も思っておらず、最低限の物だけ持って出た。3時45分に「フェリー太陽」が本村港を出港した。
 船が宮之浦港に着いて、自分と妻は最初からこの「縄文の苑」に避難した。慌ただしい全島避難で、ずっと気になっていたのは供給先の閉栓状況だ。1日に一時帰島が決まり、私は絶対に行って状況を確認するつもりだったが、一部の限られたメンバーしか行けないという。


PBN2015.6.15-07


電力販売フックにTLCのさらなる推進目指す
TOKAIグループの新戦略

 TOKAIホールディングス(本社・静岡市、鴇田勝彦社長)は5月27日、東京電力(本社・東京、廣瀬直己社長)と全国の家庭用・小口法人事業所向けの電力販売に係る業務提携に向けた共同検討を開始することで合意したと発表した。9月には既に自由化対象である大口顧客への電力販売に着手し、来年1月には受付がスタートする予定であるスイッチングの申し込みに照準を合わせ、遅くとも秋口には電力販売体制の整備を完了させたい考え。TOKAIグループは、提供するサービスメニューに電力販売を加えることで、暮らしの総合サービスとして目指す姿である「トータル・ライフ・コンシェルジュ(TLC)」のより一層の強化・推進を加速させる。


PBN2015.6.15-08


「安心」提供 信頼確保へ全力
27年度総会
需要開発 総仕上げ
安全応援推進運動 B級・CO事故撲滅

 全国LPガス協会は今年度、新たな全国運動をスタートさせる。需要開発は、現運動の最終年度で総仕上げに全力を傾注。さらに販売指針を改訂し、再度徹底することで顧客の信頼確保に一層注力する。3年間展開してきた前年までの保安活動の成果が、事故数の減少というかたちで徐々に見え始めてきた。一方、需要は各分野で減少し、業界一丸となった取り組みが求められている。エネルギー制度改革に伴いLPガスの取引のあり方も問われており、対策が急務だ。電力・都市ガス自由化を目前に控え、全L協は保安、需要開発、取引適正化を一層強力に推進する。


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