発行所 石油化学新聞社
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  プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊
  2012年11月12日(月曜)   第3003号(平成24年)
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
  LPガス法解説 
   今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅

 

 
総合面
  • 関東1都10県が震災時の協力協定
  • 気仙沼の被災者が消費者懇で体験報告
  • 経産省が保安分科会立ち上げ LPガス小委員長に橘川氏
  • オール電化料金見直しへ(電力制度改革審議委員の伊藤敏憲氏)
  • コスモ石油、来年1月に双日エネルギーを傘下に
新刊書籍のご案内
 首都圏版
  • 伊勢崎液化、中核充填所目指し本社充填所にLPG発電機導入へ 
  • サンリン、小諸・佐久支店を統合「佐久平支店」開設

LPガス法逐条解説
好評発売中
 
地方版
  • 北海道=中核充填所、10社14事業所が申請
  • 北海道=石油・ガス需要動向を図表で分かりやすく 道経済局がデータ公開
  • 東北=福島で以依然続く放射線被爆不安 県内事業者は従業員の線量管理も
  • 中部=災対バルクで炊き出し 伊勢LPガス協議会が中学文化祭を視察
  • 近畿・四国=中島商事の「びわ湖環境メッセ」と「ダイヤフェア」多彩な企画で成果
  • 中国=各地でガス展冬商戦
  • 九州=九州コスモLPG会、情報共有し燃転に弾み 研修会で3社が成功事例
 


 
住設・新技術
  • どこでもすぐに供給 伊藤工機が災害時対応ユニット発売
  • システムアンドリサーチがLED照明の販売開始 内田洋行と提携
特集記事
<MaruiGas災害救援隊全国80ヵ所で一斉訓練>
     * 災害にも強いマルヰ会の組織力
<コスモス・ベリーズ、加盟3000店突破>
     * 日本最大の家電ボランタリーチェーンに
<第18回GHP販売事例論文コンテスト>
     * エネ新時代へ社会の期待に応えよう
GHPとコ・ジェネ版/ 新エネルギー版
第18回GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト 入選者 発表
  • 埼玉県立鷹の台高校がPTA主導でGHP導入 節電と快適さを評価
  • 岐阜県の恵雄会高齢者施設で新施設もGHP空調 既存設備の快適さ決め手
  • 第18回GHP販売事例コンテスト総括(GHPコンソーシアム・山岸一夫)
  • 24年度上期GHP出荷、30%増の1万2921台 電力不安背景にV字回復

GHP出荷実績
 H24年2Q
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 11月5日(月)
    * 11月CP、プロパン1,050ドルで過去2番目の高水準 AL比も115%
    * 途上国はLPG化で勢い、世界も変化のとき
  • 11月6日(火)
    * 2035年の世界1次エネ消費175億トンに拡大 アジアの化石燃料需要が著しく増加
    * 北海道、今冬シーズンの灯油市場を読む 高騰する価格が「難民」生む
  • 11月7日(水)
    * ニチガス4〜9月期、顧客数が100万件達成
    * 放射能への不安続く福島、従業員の線量管理も
  • 11月8日(木)
    * 関東都県協会、12月に震災時協力の協定締結
    * 「LPガスが命つないだ」関東地区懇談会で気仙沼の被災者
  • 11月9日(金)
    《データ・ファイル11月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10?小売価格推移
    需給編・需要編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇24年8月、9月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇24年度LPガス供給機器生産実績
    ◇24年9月度溶接容器生産本数
    ◇24年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇23年度マイコンメーター生産推移
    ◇23年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇2498月度の主なガス機器検定検査
    ◇IHクッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇24年9月度の全国都市ガス販売量
    ◇24年7月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
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2012(H24)年
11月12日(月曜)
第3003号

PBN2012.11.12-01


関東1都10県
12月に震災時協力協定
消費者懇 古川県協会長が明らかに
都市型災害対策に期待

 ◎気仙沼の被災者が体験報告
 1日の関東地区懇談会では、「3・11」の際に地域住民らとLPガスで命をつないだという、冒頭の被災者報告が活発な議論を促した。
 気仙沼市でジーンズ縫製工場を営む及川秀子氏は、自らの自宅もある集落が一軒残らず津波に流されたが、高台にあった工場を避難所として解放し、150人の地域住民と共同生活した。唯一使えたLPガスのこんろで粥や乳児のミルクを温め「なんとか命をつなげることができた」という。
 及川氏はこの体験から、避難所となりうる施設にLPガスを設けておくことの重要性を訴えた。


PBN2012.11.12-02


中核充填所
10社14事業所が申請
2月15日の完成目指す 安定供給態勢を整備

 昨年3月に発生した東日本大震災での教訓を踏まえ、災害時に中核的な役割を果たす充填所の整備を目的とした国の補助事業「石油ガス安定供給体制整備事業」に申請する北海道内業者が10月31日までに出揃った。申請が認められれば北海道で14カ所で整備に着手する予定で、来年2月15日までの完成を目指す。


PBN2012.11.12-03


各地でガス展冬商戦

 山陰地区5会場で、10月中〜下旬にガス展が行われた。参加各店は、冬場の電力ピークカットに向けガス機器による節電を訴求するとともに、厳しい冬を快適に過ごしてもらおうと、厨房や給湯・暖房器具などを積極的にアピール。顧客との触れ合いを深めながら、ガス機器の更新需要を掘り起こした。


PBN2012.11.12-04


MaruiGas災害救援隊全国80カ所で一斉訓練 災害にも強いマルヰ会の組織力

 岩谷産業の販売店組織であるマルヰ会(牧野明次会長=岩谷産業代表取締役会長兼CEO)は、「Marui Gas防災の日」に当たる10月22日、全国80カ所の同社LPGセンター・本部で「Marui Gas災害救援隊・全国一斉訓練」を実施した。Marui Gas災害救援隊の隊員などマルヰガス参加店624社、岩谷産業社員、取引先関係者、消防・地域自治会関係者など2088人が各地で訓練を繰り広げた。Marui Gas災害救援隊は、東日本大震災をはじめ、数々の災害に出動するなど豊富な救援経験を持ち、訓練は臨場感や現場感、モチベーションを維持するため毎年実施している。災害対策本部となった東京本社、大阪東・小山・仙台の各LPGセンターで訓練を追った。


PBN2012.11.12-05


加盟3000店を突破 コスモス・ベリーズ
日本最大の家電VCに

 LPガス輸入価格の乱高下や競争激化などの影響でLPガス事業の収益が圧迫されるなか、改めてガス外収益事業が注目されている。ガス外収益事業には売上高や利益の確保はもちろん、顧客に提案して喜ばれる商品を取り扱うことで顧客満足度(CS)向上も狙えるなど多面的な効果があり、最近は家電販売の取り扱いを開始するLPガス事業者が多い。この家電販売で国内最大のボランタリーチェーン(VC)を展開するのが家電量販店最大手ヤマダ電機の子会社、コスモス・ベリーズ(本社・名古屋市、三浦一光会長、牧野達社長)だ。そのVC加盟店は10月中旬、7年前の創業当初の目標だった3千店を突破した。最大勢力は街の電気店だが、LPガス業界からの加盟も多く、3千店のうち742店がLPガス事業者(燃料系企業)だ。他系列で家電販売をするLPガス事業者も相当数あることを踏まえると、LPガス業界と家電販売は切っても切れない関係になりつつある。日本最大の家電販売VC、そしてLPガスの家電販売ネットワークとしても最大規模になったと言えるコスモス・ベリーズ。家電販売業界から見て、LPガス業界はどのような発展性を秘めているのか。牧野社長に聞いた。


PBN2012.11.12-06


エネ新時代へ社会の期待に応えよう GHP販売事例コンテスト総評
最も確実な節電対策
ピークカット効果前面に提案

 東日本大震災から1年半、復旧・復興の足取りは依然重い。福島第一原発の処理も遅遅として進まず、原発の行く末を含めたエネルギー、電力の将来像も見えない。このような状況からガス体エネルギーへの期待が高まっており、どの発表論文もガス産業の果たすべき社会的役割、使命感が漲っていた。また、GHP販売を担う新たな人材が多く出演したのも、今年の論文コンテストの特徴といえる。
 ここでは、「節電」「GHPエグゼア」「震災復興」の三つのキーワードにくくって論文コンテストを振り返る。


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