(2004/6/14プロパン・ブタンニュース) |
LPG車や天然ガス車など低公害車の祭典「エコカーワールド二〇〇四」(通算十九回目、環境省、横浜市など主催)が五、六日、横浜市のみなとみらい地区赤レンガ倉庫前で開かれた。昨年まで東京の代々木公園で開かれてきたが、今年から横浜に舞台を移してメーカー自慢の低公害車九十台が一堂に会した。 初日には小池百合子環境相、中田宏横浜市長が会場を視察し、電気自動車や燃料電池バスに試乗した。小池環境相、中田市長は午前十一時前に会場入りし、約一時間かけて天然ガス自動車、低排出ガス車、電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車、LPG車、DME車と順番に視察した。 LPG車コーナーでは、小池環境相がLPG気体噴射システム搭載の日産ADバンの前で足を止め、スペアタイヤ収納部にドーナツ型燃料容器が据え付けられたことによって十分な荷物スペースが確保されていることに関心を示していた。燃料電池車やDME車のコーナーで小池環境相は係員の説明に、「普及にはインフラ整備が問題のよう」と感想を話していた。【3面に関連記事】 |