石油化学新聞社は、「プロパン・ブタンニュース」の発刊2500号達成記念企画として、電力・ガス市場の段階的な制度改革が進む中での「近未来のLPガス」をテーマに、「LPG総合セミナー2002東京/エネルギー市場自由化とLPガス」を開催します。

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 電力・ガス市場制度改革の狙いと方向を明らかにするとともに、エネルギーボーダーレス時代の到来、その下で強まっている電力の攻勢、また高齢化・少子化、省エネの進展という中で、LPガス業界はどうあるべきなのか、そのコンセンサスづくりを進め、行動指針を提唱するのが狙いです。
 講師には各界トップ陣を迎え、学識経験者、輸入・元売、販売事業者、都市ガス会社、さらに世界市場の視点と立場から提言をいただくことにしています。
 学識経験者の立場からは4月までガス市場整備基本問題研究会の座長を務め、9月27日に始まった総合資源エネルギー調査会・都市熱エネルギー部会の委員で専修大学教授の鶴田俊正氏、わが国輸入・元売を代表しては日本LPガス協会会長の中原晟介氏、販売業界からは先進的経営で知られ、ガス体エネルギー改革勉強会委員でもあったカナジュウ・コーポレーション社長の牧野修三氏、都市ガス業界からは東京ガス常務執行役員リビング営業本部長の國富隆氏に講演いただきます。販売戦略の視点では特に、電気対策をクローズアップし、そのあり方と取り組みの具体策を語っていただきます。
 一方、世界市場の視点からは、フェレル世界LPガス協会会長に規制緩和が先行している欧米市場から見た日本市場への期待と課題をテーマに、「世界のLPG」について特別講演をしていただく予定です。
 エネルギー産業はいま、競争・混乱から新たな秩序に向けて大きな転換点に立っています。本セミナーはそうした中にあって、ガス業界に「21世紀ビジョン」を示し、新時代の創造に向け新たな活力をもたらすものと確信しています。LPガス、都市ガス両業界の広範な方々に奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。
 開催要領
◇セミナー名=「LPG総合セミナー2002東京/エネルギー市場自由化とLPガス<プロパン・ブタンニュース発刊2500号達成記念>」(主催=石油化学新聞社、後援=日本LPガス協会・全国LPガス卸売協会・日本LPガス連合会・全国LPガススタンド協会)
◇日時=平成14年10月29日(火)。開講午前10時〜閉講午後4時半(受け付け開始午前9時半)

◇会場=ホテル・アジュール竹芝(東京都港区海岸1−11−2<JR浜松町駅より徒歩7分> рO3―3437―5566)
◇講演テーマと講師(講演順・予定)
 ▽エネルギー市場制度改革の狙いと方向(仮題) 専修大学経済学部教授・総合資源エネルギー調査会都市熱エネルギー部会委員 鶴田俊正氏(ガス市場整備基本問題研究会座長)
 ▽21世紀LPガス業界発展の視点と提言 日本LPガス協会会長 中原晟介氏
 ▽販売業界の今後の方向性とわが社の取り組み 株式会社カナジュウ・コーポレーション社長 牧野修三氏(ガス体エネルギー改革勉強会委員)
 ▽家庭用における電化対策など東京ガスの販売戦略について 東京ガス株式会社常務執行役員リビング営業本部長 國富隆氏
 ▽特別講演=「世界のLPG」を語る/欧米のエネルギー規制緩和からみた日本LPガス業界への期待(仮題) 世界LPガス協会会長 J・フェレル氏(同時通訳、講演後に質疑応答を予定)

 世界LPガス協会会長 J・フェレル氏 に代わり
 ▽渥美堅持氏(東京国際大学教授 専門は中東政治情勢分析)を講師に迎え現在緊迫の度を増す中東政治情勢勢についてご講演いただきます。
◇受講料(参加費)=1名3万円(テキスト、昼食等、消費税含む)
申し込み先=石油化学新聞社セミナー係(〒101−0033東京都千代田区神田岩本町2、共同ビル рO3−3252−5671(代)、FAX03−3254−8425)。支社局、Eメール(lpg@sekiyukagaku.co.jp)でも受け付けます。*2面広告欄の「参加申込書」もご利用いただけます。
◇支払い方法=受講料は銀行振込、郵便為替、または現金書留郵送による前納を原則とします。お申し込み後に請求書を郵送申し上げます。*石油化学新聞社当座預金口座=UFJ銀行室町支店 口座番号139295
◇申し込み締切日=10月21日(月) *定員になり次第締め切ります。お早めにお申し込み下さい。