環境対策と需要創造セミナー2008in九州
ソーラー・燃料電池は救世主となるか

始動した福岡県水素タウン

ごあいさつ

 洞爺湖サミットが7月に開催されるなど地球環境問題が世界の緊急課題としてクローズアップされています。石油化学新聞社(プロパン・ブタンニュース)は「make it possible with GAS」を提唱し、広く業界に地球環境に優しいガス体エネルギーの普及促進と役割を訴えています。“ストップ!温暖化 ガスなら可能”を実践するとともに、エネルギー大競争時代の今こそ、LPガスの「真価」(環境に優しくクリーンで災害に強い等)を発揮し、誰からも愛される業界づくりに「挑戦」し、魅力あるエネルギーとして名乗りをあげることが大事と考えているからです。
 石油化学新聞社は、こうした社会環境や九州業界の現状を踏まえ、「2008九州セミナー」を開催することにしました。地球環境保護の切り札的存在である燃料電池と太陽光発電の普及に、ガス体エネルギーがどのように貢献できるかを探ることを目的としております。ガス体エネルギーには、GHPやSiセンサーコンロ、エコジョーズなど高効率で安全性に優れた戦略機器が数多くあります。これらに加え太陽光発電や燃料電池などを戦略機器にラインアップすることで、さらに飛躍することが可能です。
 福岡県はこのほど「福岡水素プロジェクト」を打ち出しました。今秋からいよいよ簡易ガス団地での設置が始まるなど全国的な関心を集めております。中央団体、例えば、日本LPガス協会は今年のスローガンを「LPガスが担う環境への貢献〜緑の森と碧い地球を〜」とし、積極的に環境に貢献することを表明しています。ガス体エネルギーがスクラムを組んだコラボ、日本LPガス団体協議会の「LPガス“人と地球にスマイルを”」プロジェクトなども、環境貢献・省エネ・需要開拓を見据えて業界が率先実践する代表的なケースです。こうした時宜を捉えてのセミナー開催となります。
 講師には福岡県の担当官を初め、燃料電池・ソーラーに関する深い知見を持ち、活躍されている第一人者を迎えます。技術の現状、経済性などのほか、普及に向けてガス業界がどう対応すればいいかなどを披瀝していただくことは極めて有意義と考えます。
 原料費の高騰、少子高齢化、オール電化攻勢など、ガス業界を取り巻く市場環境は非常に厳しいものがありますが、環境の時代こそガス業界に活躍の場が広がると確信しております。セミナーが九州業界の方々に実践的な対策指針を提示し、業界の起爆剤になるものと確信しております。広範なガス体エネルギー事業者の方々がふるってご参加下さるようお勧めします。


2008年7月
             株式会社 石油化学新聞社
                代表取締役社長  成冨 治
                取締役福岡支局長 田中米満
★真価・挑戦 ★環境に生きる! 
★勝ち残るための業界指針★環境・省エネで需要創造

日時:2008年9月12日(金)
   午後1時(開講)〜5時(閉講)  受付開始 午後0時半から
会場:ホテルレガロ福岡   (福岡市博多区千代1−20−31)
主催:株式会社石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュース
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