石油化学産業専門紙「石油化学新聞」
平成15(2003)年3月31日付けの紙面
(毎週火曜日に更新)
  • アクリル酸エステル内需、再び安定成長軌道へ 工業会予測
  • 2月のナフサ輸入価格 前月比2千142円上昇
  • クラレ、エラストマー事業で両面作戦
  • 東レ、中国でPPS複合材自製化
  • 東セロと富士特殊紙業、環境対応ラミ包装材を開発
 A N
 旭化成AN事業部長
 蕨 正則氏
  • 世界需要は2.7%増の507万トン
  • 中国中心にアジアが拡大
  • 需給は引き続きタイト
  • ABS用が好調に推移


積 水 化 学 工 業 ゼロエミとEMSに重点
自然保護サポートにも力
ト ク ヤ マ 廃プラ燃料化 7月に4万トン設備追加
地域との連携により密に
宇 部 興 産 環境事業 EUP、ガラス固化を展開
廃木材発電を次の柱に
大日本インキ化学工業 世界的にRC体制強化
環境調和型 製品拡大を加速
協 和 発 酵 07年度 ゼロエミッション達成
エネ原単位 02年度は3.8%改善
昭 和 電 工 アルミ缶15億6000万本リサイクル
川崎では回収プラを原料化
J S R 顧客の環境対応を支援
保安3法も全工場で取得
呉 羽 化 学 工 業 オール呉羽でRC推進
技術結集 新環境ビジネス創出へ
日 本 触 媒 「KY」「HH」徹底に全力
PRTR03年度に中期目標を達成
出 光 石 油 化 学 グループで“環境経営”
ISO14001取得を拡大
ダ イ セ ル 化 学 工 業 2つの監査で継続的改善
インフレータ 金属として再利用
東 レ SOx排出 03年4000トンへ
炭素繊維再商品化も検討
日 本 合 成 化 学 工 業 熊本工場 産廃、CO2など大幅削減
大垣は無臭工場化を強化
住友化学、LCDカラーフィルムを韓国で生産 
  • 日系企業で初めて
  • 情報電子材料事業を大幅拡大
  • CFで世界2位に躍進
=写真= 住友化学グループの情報電子材料部門の将来を左右する東友STI
【ソウル】液晶ディスプレー(LCD)は、われわれが慣れ親しんできたブラウン管に代わるディスプレーとして世界規模で急ピッチに普及が進んでいる。携帯電話から、ノートブック型パソコン、デスクトップ型パソコン、そしてテレビまで、その勢いはとどまるところを知らない。当然ながら、LCD関連部材も需要が拡大の一途をたどっている。ただ、LCDの生産基地は日本から韓国や台湾にシフトしている。二〇〇〇年に四五・二%あった日本のLCDパネル生産比率が二〇〇二年には二四・六%まで低下していることからも、このことがうかがえる。LCD関連部材事業を拡大するには、需要地である韓国や台湾への進出が欠かせなくなっているが、日系企業が両国で企業化した例はそう多くはない。そのなかで、住友化学工業は日系企業として初めて、三月から韓国で中心的部材のカラーフィルター(CF)の本格生産を開始した。同社はまた、六月に同国で、今年末には台湾で、これまた日系企業としては初の偏光フィルム原反を量産する。LCD部材事業で積極的に打って出るわけだが、果たしてその将来性はどうなのだろうか。カラーフィルターの新工場を見学するとともに、今後の事業戦略を聞いた。
  • 大倉工業、新中計を策定 単体で売上高1000億円へ
  • 旭有機材、工業用PP管の量産開始 管材事業で差別化
  • 東レ、PPS 架橋・半架橋を倍増 リニアは手直し増強
  • タキロン、産業向け樹脂板2子会社を統合
  • カセイソーダ1月の出荷、4ヶ月連続プラスに
  • 2月塩ビ需要 内需が5ヶ月ぶりに前年同月割れ
  • 大倉工業、インフレフィルム値上げ 原反20円、2次製品10%
  • ダウ化工、押出し発泡PS15%値上げ
  • 合成ゴムとTPE、値上げ交渉本格化
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