石油化学産業専門紙「石油化学新聞」
平成14(2002)年9月16日付けの紙面(毎週火曜日に更新)
  • MEK アジア市況が反騰、10月分は700ドル超えも
  • フェノールの国際需給が超タイト化 市況も大幅上昇 米イネオスの事故で
  • 旭化成、スチレン系パージ剤「アサクリン」の販売体制を拡充 05年度に5割拡販へ
  • テクノポリマー、特殊品拡充を強化 5年で収益改善30億円
  • 油化三昌、PPフィルム販売を二村化学に移管
  • ダイセルポリマー、PP複合材を本格拡販
  • 三菱化学と米カルゴンカーボンが活性炭事業での合弁会社概要を公表
  • 東レ・デュポンと飾一、アラミド繊維ガラス質化技術を開発
  • 長瀬産業、エポキシ系接着剤・電材で中国に製造会社
  • エクソンモービル、国内石化製品販売を一本化
  • 日立化成、上海交通大と共同で研究開発センターを設立
特集
熱可塑性エラストマー(TPE)が順調に市場を拡大している。「経済性の追求」「環境問題への対応」といった需要業界の要求に応えていける材料であるためで、自動車、家電、建材、衣料、文具など幅広い分野で採用されている。旺盛な需要に対応するため、能力増強も相次いで行われている。また、欧米での現地生産体制を整える動きも活発になってきた。TPEを重点事業の一つに位置づける企業も少なくない。さらなる市場拡大に向けて、新グレードの開発も進んでいる。主要メーカーを取材し、事業の現状と今後の展開を紹介する。
注目集める「SSシリーズ」
硬質塩ビ代替向け好調
技術生かし新用途を開拓
国際連携軸に生販体制強化
応用分野と販路拡大に力
水添ポリマー年3万トンへ増強検討
今後も2ケタ成長目標
接着性銘柄の市場開拓進む
システム提案に注力
北米での生産体制を強化
03年末メドに欧州で現地生産計画
簡便な新製法を採用
米に1万2千トン工場
8月稼動、中期的に5万トン体制へ
グループ力フルに発揮
幅広い品揃えで対応強化
TPUシート、大型廃棄物処理場で採用
加工性、補修性などに強み
  • 日本ゼオン、耐油性特殊ゴム アジア展開を加速 中国新拠点設置も視野
  • 三井化学、PPスパンボンド国内で差別化加速 トップシェア維持・拡大
  • ダイセルポリマー、ABSなどをリサイクル 雑貨、OA中心に拡大
  • トクヤマ、廃プラ・セメント燃料化設備を増強  
  • PPフィルム、大手値上げ出揃う
  • アジア向けMBS樹脂 今秋にも200ドル値上げ
  • PXの10月価格、540〜545ドルで交渉
  • 7月のカセイソーダ、内需14カ月ぶりにプラス 生産も2カ月連続前年超
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