2012年1月23日(月曜)
第2962号(平成24年)

 


LPガスと東日本大震災」 パネル

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LPガス法逐条解説
好評発売中

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 GHPが電力不足を救う
エネルギーベストミックスで
日本再興


住設・新技術



LPガス資料年報
GHPとコ・ジェネ版        GHP出荷実績 H23年2Q、上期 
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以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
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  • 1月16日(月)
    * トヨタ自動車がLPGタクシーから撤退へ オートガス市場危機に
    * 宮城県協、会員支援事業計画・展開検討会議開く
  • 1月17日(火)
    * 東京都の防災対応指針に「LPガスの活用」 来年度以降に具体的方法を検討
    * 経産省が産業保安部門を再編、商務流通に「ガス安全室」設置
  • 1月18日(水)
    * 国際石油開発帝石、イクシスLNGプロジェクトの最終投資約2兆円
    * 大阪ガス、導管建設と効率化でガス事業基盤を強化
  • 1月19日(木)
    * 伊藤忠エネクス、HEMS初公開し地域住民参加の拠点に
    * 2020年度に全住宅の2割がオール電化 工務店等の拡大姿勢変わらず
  • 1月20日(金)
    * 三愛石油が総合エネショップ作りを推進
    * 東邦ガスと日本海ガスの送出量が過去最大を更新
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2012(H24)年
1月23日(月曜)
第2962号

PBN2012.1.23-01


対イラン制裁
価格上昇圧力に懸念
LPガスシェア5%も 予断許さず
輸入関係者 ホルムズ封鎖を危惧

 日米財務相会談が12日に都内で行われ、核開発を続けるイランへの制裁として、日本がイラン原油の輸入を段階的に削減することで一致した。対イラン制裁に伴い、LPガス供給面への影響についてはごく軽微との見方が強い。日本のイラン産LPガス輸入量は2010年度に82万d(シェア6・7%)、2011年度上期(4〜9月)には27万d、4・6%までシェアを落としており、他地域からの調達が進み、内需に勢いがないことも幸いしたかたちだ。しかし、輸入関係者からはフレートを含む価格上昇圧力を懸念する声があるほか、イランの出方次第で軍事展開、ホルムズ海峡封鎖という最悪のシナリオが想定されるだけに、イラン情勢による混迷は続くものと見られる。


PBN2012.1.23-02


中核充填所
地域業界主導で決定へ
エネ庁が説明会 全農系は対象外に

 資源エネルギー庁が実施する「石油ガス安定供給体制整備事業」の災害時対応中核充填所の指定要件案に関する説明会が、今年度予算の対象となっている東北で17日から始まり、その具体的内容が明らかになった。既に示されていた5項目の指定条件は、原則的にすべて満たさなければならないが、地域事情に合わせて弾力的に適用する。
 指定充填所は公募の形を取るが、実質的には地域事業者間の調整が前提となり、どこが指定を取るかは地域業界主導で決めることになりそうだ。全農系の充填所が、その事業趣旨から不特定多数に供給するものではないとして、指定の対象外となることもわかった。


PBN2012.1.23-03


三愛石油
「人 技 未来」で前進
既存客と関係強化 新規顧客開拓に力

 三愛石油(本社・東京、金田凖社長)ガス事業部は今年度、「Open Up−さぁ前に進もう」をスローガンに、未来への道を切り開く。キーワードは「人 技 未来(あした)」。16日、東京・内幸町の帝国ホテルであった三愛オブリガス東日本、三愛オブリガス中国、三愛オブリガス九州と合同の「2012年特約店会議」で明らかにした。「Open Up−さぁ前に進もう」は3年目。今年は「未来のためにいま、できること」に全力で取り組む。
 三愛石油は今年度、既存客との関係を強化し、新規顧客の積極的な開拓を推進する。具体的には、ガス空調へのシフト、省エネ家電への交換や環境に優しい暮らし方提案、太陽光発電システムや新エネルギーの効率的な利用を考え実現する「総合エネルギーショップ」づくりなどを進める。キーワードもこうした事業環境を重視して実施する。


PBN2012.1.23-04


大垣ガス
新たな世紀へ船出
100周年祝賀会 新会社や防災対策など推進

 大垣ガス(本社・大垣市、石井成一社長)は13日、1912年1月の創業から今年で100周年を迎えたことを記念して大垣市の大垣フォーラムホテルで「創立100周年記念祝賀会」を開いた。関係機関、取引先、同業者、OB、社員ら約200人が出席し、大きな節目を祝った。
 石井社長はあいさつで、「明治45年の今日、ガス灯の会社として創業した。以来、第2次世界大戦を契機に、ガスの基幹網を整備し、時代の変化を経ながらガス一筋に地域の皆さまに愛されながら今日を迎えた。100周年を意識しだしたのは5年ほど前で、それから具体的な取り組みを展開してきた。今後は、お客さまとの接点を重視した新会社設立や防災対策など具体的に取り組み、次の100周年に向け船出したい」と感謝と新たな飛躍への決意を語った。


PBN2012.1.23-05


九州業界人賀詞交歓会に300人
「LPガスの時代に」
省エネ・創エネ 日本再生を下支え

 九州LPガス業界人賀詞交歓会が12日、福岡市のホテル日航福岡で開かれた。九州LPガス卸売協会、九州ブロックLPガス協議会、日本コミュニティーガス協会九州支部、九州LPガススタンド協会、在福LPガス生産輸入会社の共催で、約300人が一堂に会した。昨年来、東日本大震災と福島第1原発事故を受け、復興にいち早く貢献したLPガスの災害に対する強さと、原発安全神話崩壊に伴うガス体エネルギーへの評価が高まっている。省エネと創エネが強く求められるなか、「LPガスの時代を到来させよう」(三角征四郎・Misumi副会長)という声が上がった。


PBN2012.1.23-06


岩谷産業
LPガス発電機を発売
デンヨーと共同開発 充填所・公共施設向けに

 岩谷産業(本社・東京、大阪、牧野明次社長)はこのほど、デンヨー(本社・東京、古賀繁社長)と共同でLPガス発電機を開発した。充填所や公共施設、病院、マンションなどの非常用電源として販売していく。
 今回開発したLPガス発電機は、出力容量34キロボルトアンペアの三相機と20キロボルトアンペアの単相機の2機種。
 共同開発先のデンヨーは、防災用・可搬用自家発電装置で高い国内シェアと信頼性を持つ。
 同製品は、その信頼性をベースに、ユーザーが必要とする性能を兼ね備えたLPガス仕様として完成、@純国産発電設備でフルメンテナンス体制による迅速な対応が可能A密閉構造による超低騒音(49デシベル・7b)設計B電力負荷に対応した複数機の同期運転が可能C岩谷産業・デンヨーの共同開発による高い信頼性――などが特徴。


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