2011年2月7 日(月曜)
第2914号(平成23年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版


LPガス資料年報
地 方 面
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 本紙企画「お年玉つきマーク合わせクイズ」当選者決定
  • 環境省、太陽光の系統電力代替などJ−VER対象に追加
GHPとコ・ジェネ版        GHP出荷実績 H22年2Q・上期 
    第16回GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト入選一覧
   GHP出荷実績 平成22年7月-9月、4月-9月、10月-9月
    
特集記事  「お客様品質」へ全力 
    <パロマ、製販一貫体制スタート> 
   創業100周年 パロマ工業と合併

   * 競争力磨きニーズに即応
   * ものづくり・・・「こんがり亭」、「ドレシィ」、ガスフライヤー、ロードヒーティング
   * 社会貢献・・・児童向け工場見学会、炊飯設備提供・炊き出し訓練
   * CS向上・・・消費者と意見交換会、パンフで使い方解説
特集記事  「半世紀分の握手と拍手」

<伊藤忠エネクス創立50周年式典>手を携えて未来へ


   * 【あいさつ】小寺明社長
        =お客様との絆が最大の財産
   * 【祝辞】JX日鉱日石エネルギー・木村康社長
        =新エネ取り込み強固に
   * 【祝辞】大江石油・大江英毅会長
        =創業以来エネクス一筋
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 1月31日(月)
    * 東北地方の豪雪で容器回りの除雪協力を呼びかけ
    * 12LPガスCIF速報、トン72,167円に急騰
  • 2月1日(火)
    * TOKAI、共有価値観「TOKAI WAY」を制定へ
    * LPガス事業、ソリューション活動で魅力あるエネに
  • 2月2日(水)
    * 宮崎で鳥インフルに続き新燃岳が噴火、安定供給に影響と懸念の声も
    * 2月サウジCPが急落、プロパン820ドル・ブタン810ドル
  • 2月3日(木)
    * 総務省、事故発生の把握や報告が遅延、事業者へ徹底求める
    * Siセンサーコンロ、12月末で累計1000万台突破
  • 2月4日(金)
    * 千葉県協、新法人定款に「再生可能エネ、電気の推進」盛り込む
    * 宮崎県協、新燃岳噴火の対応ガイドラインを販売店に周知
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
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2011(H23)年
2月7日(月曜)
第2914号

PBN2011.2.7-01


Siコンロが1000万台突破!
JGKAコラボ 全台早期達成に意欲
テーブル中心にLPガスが5割強

 日本ガス石油機器工業会(JGKA)と日本ガス体エネルギー普及促進協議会(コラボ)は1日、12月末で「Siセンサーコンロ」の累計出荷台数が1千万台を突破したと発表した。全口センサーの法制化に先駆け、2008年4月に業界自主搭載を開始。同年11月に200万台、09年9月に500万台と順調に伸ばし、ガスこんろによる火災の抑制に大きな効果を発揮している。コラボの村木茂会長は同日、東京・大手町の経団連会館で記者会見し、「(ガスこんろのストックは)全体で5千万台強あり、残り4千万台を10年以内にかなり普及させるかたちにしたい」と述べ、早期達成に意欲を示した。
 12月末時点で累計台数が1011万8千台に達した。ガス種別ではテーブルタイプを伸ばしたLPガス仕様が、540万7千台と過半数を占めた。タイプ別ではテーブル機が720万7千台と4分の3を占め、うち435万台がLPガス。291万1千台あるビルトインでは、都市ガス仕様が185万台と、LPガスを上回っている。


PBN2011.2.7-02


新燃岳噴火
業界挙げて安全管理
地元事業者ら対応を強化

 宮崎・鹿児島県境の霧島連山・新燃岳の噴火で1月30日午後11時50分、宮崎県高原町の513世帯約1100人に避難勧告が出されたのを受け、同エリアのLPガス事業者は状況把握に努めるとともに供給設備の安全管理を徹底している。
 高原町に顧客を持つ日通商事宮崎LPガス事業所は「一両日中に避難勧告地区のLPガス消費先を把握し、軒先の安全管理にあたる。火山灰で視界が悪くなっており、車両の安全運行を徹底し状況をみながら慎重に対応したい」(小田巖係長)としている。
 火山灰の被害が大きい都城市内のLPガス事業者は検針員らにヘルメット着用を義務付けた。「構内に消毒剤を散布し鳥インフルエンザの感染拡大を未然防止しているが、一晩で3abもの火山灰が積もるため効果がないかもしれない」と相次ぐ災難に頭を抱える。また、「避難勧告地区を通過する検針・配送ルートは使えない。火山活動は長期化するとみられ、対策を考えなければならない」と安定供給への影響を懸念する声も上がっている。


PBN2011.2.7-03


2月CP
P820ドル、B810ドルに急落
需要緩み、スポット落ち着き

 サウジアラムコは1月31日、輸入各社に2月積CPを通告した。トン当たりプロパンは前月比115ドル安の820ドル、ブタンは110ドル安の810ドルと、ともに100ドル以上も急落した。1月のスポット市場は、欧州寒波の一服や日本を含むアジア勢の在庫高を背景に閑散とし、価格も850ドル前後と落ち着いていた。足元の原油価格はエジプトの政情不安などを背景に上昇していたが、LPガスの需給の緩みやスポット市場の落ち着きを背景に、CPが下げられたと見られている。


PBN2011.2.7-04


「お客様品質」へ全力
パロマ
製販一貫体制スタート
創業100周年 パロマ工業と合併
 

   
 本社での炊き出し訓練 清洲工場に高蔵小の60人を招き実施した 

 パロマ(本社・名古屋市、小林弘明社長)は1日、製造会社のパロマ工業(本社・名古屋市、川瀬二郎社長)と合併、「株式会社パロマ」としてスタートした。パロマは1911年2月に小林瓦斯電気器具製作所として創業。今年、100周年を迎えた。100周年を機に製販を一体化することによって、経営の合理化・効率化を推進し、競争力の強化と収益力の向上を図っていく。また、目まぐるしく変化する社会情勢に対応するため、意思決定を迅速化し、消費者のニーズにより機敏に応えられる体制づくりを進める。合併の目的は@二つの会社に共通する部門の統合で経営のスリム化と情報伝達ルートを簡素化し、意思決定のスピード化を図るAリスク情報の共有化を進め、コンプライアンスの強化に努めるB製造・販売の二つの会社を一本化し、開発から製造・販売・アフターサービスに至るまで一貫した「お客様品質」の向上を図ることなど。新会社の社長には、小林弘明・パロマ社長が就任した。「『お客様品質』へ、全力で。」をモットーに、多くのユーザーとともに歩んできたパロマの“思い”をクローズアップする。


PBN2011.2.7-05


太陽光や電気販売
千葉県協、会員支援へ
新法人移行後定款で規定

 千葉県LPガス協会(小野口壽一会長)は1月20日、千葉市の三井ガーデンホテル千葉で理事会を開き、新法人移行後の協会定款に、太陽光発電や電気エネルギーの推進を盛り込むことを決めた。千葉県内でも、LPガス販売事業者が太陽光発電を取り扱うケースが増えている。千葉県協は「これからのエネルギー事情と会員の事業を考えた場合、新たな事業を行うことを支援できる内容とするため」としている。


PBN2011.2.7-06


中部業界
太陽光に相次ぎ参入
電化対抗 「ワンストップサービス」へ

 中部業界で太陽光発電事業に参入する企業が相次いでいる。オール電化対抗や補助金の活用などから“ワンストップサービス”を狙うケースも多い。主要事業者の取り組みを追った。
 参入事業者のなかで、年間50件超の物件を扱うまでに事業を育成させているのは、伊藤忠エネクスホームライフ中部(本社・名古屋市)、ヤマサ總業(本社・同)、新日本ガス(本社・岐阜市)、マルエイ(本社・同)などだ。伊藤忠EHL中部では2年間で一気に約100基超の設置実績を積み上げている。
 各社に共通するのは、豊富な自社の直売件数に対し、地道に提案活動に取り組んだ成果だ。中には、専属の部署を立ち上げ、同部署が情報収集とノウハウの蓄積に務めている事業者もある。


PBN2011.2.7-07


小売価格
立方20〜30円上げ
九州各社 CP高騰、対応に苦慮

 昨年12月からCPが急騰し、九州のLPガス事業者も小売価格への転嫁に追われている。1、2月から1立方b20〜30円程度転嫁する動きが多い。原料費調整制度の導入などで料金の透明性は高まっているが、独歩高の様相を呈するLPガスの値上げに戸惑う声も聞かれる。「小売価格を引き上げる以上、顧客サービスをさらに高める必要がある」(ツバメガスフロンティア)との指摘もある。


PBN2011.2.7-08


「半世紀分の握手と拍手」伊藤忠エネクス創業50周年式典

 伊藤忠エネクス(本社・東京、小寺明社長)は1月28日、昭和36年1月28日の創業から数えて50周年を迎えた。同社が創業した昭和36年は、日本経済が高度経済成長の波に乗りGNPが急増、主要エネルギーだった石炭が凋落し石油やガスが注目されだした時代だ。石油・ガス産業の新たな幕開けの時代でもあり、まさに時宜を得た創業だった。LPガス事業は同年4月、第1号充填所を岡山県吉備町(現・倉敷市)で開所しスタート。第1号オートガススタンドとなった福岡オートガスSSの開所は38年。時代を先取りしながら順調に発展を重ね、LPガス業界を代表するリーディングカンパニーにまで成長した。50周年を記念する1月28日に、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で、50周年記念式典を開催。来賓1200人が駆けつけ、創業50周年を祝った。


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