2010年10月4日(月曜)
第2897号(平成22年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版


LPガス資料年報
地 方 版
 
 
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
GHPとコ・ジェネ版          GHP出荷実績 H22年1Q 

GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト発表会
聴講券発売中
<長野県特集>
   <LPガスでエコライフ>
     * 長野県協のエコライフキャンペーン
     * 長野県有力各社の重点施策・目標
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 9月27日(月)
    * LPガス協会青年部、イメージアップへ販売数量に基づく資金集めを
    * LPガス協・川本会長、「総合エネショップへ変革を」呼びかける
  • 9月28日(火)
    * 糸島市のエネファーム実証結果、電力27%、給湯65%賄う
    * JXエネ、住宅用エネルギーモニター10月発売
  • 9月29日(水)
    * 8月LPガスCIF速報、トン55,285円に下落 FOB安と円高の影響で
    * リンナイ、インテリア感覚のガスファンヒーター発売
  • 9月30日(木)
    * JGKAとコラボ、「エコジョーズ化宣言2013」の理解促進へ
    * 坂戸ガス、地域に根付きガスファン広げる料理教室 開設2年で177教室
  • 10月1日(金)
    * サウジ10月CPが急騰、プロパン680ドル・ブタン705ドルに
    * 3月末簡易ガス事業概況、1,000以上119社に減少
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
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2010(H22)年
10月4日(月曜)
第2897号

PBN2010.10.4-01


CFR価格で輸出用意
カタール
LPガス
対日取引強化の方針
2014年輸出量、1200万トンへ拡大

 カタール国営石油会社、カタール・ペトロリアム(QP)の占有製品輸出会社であるタスウィーク社が、LPガスの対日取引強化を進める方針だ。9月29日に東京・千代田区の帝国ホテル東京で開かれた第4回日本・カタール合同エネルギーセミナーで、サアド・アルクワリ最高経営責任者(CEO)がLPガスやコンデンセートの営業戦略発表で明らかにした。同CEOはこの中で「カタールはLNGとともに、世界最大のLPガス生産国である」と強調し、当面のLPガス輸出量を2010年800万トン(構成比=プロパン55対ブタン45)、2014年には1・5倍の1200万トンとする増強計画を明らかにした。
 アルクワリCEOは「09年は伊藤忠、JX日鉱日石、三井丸紅、アストモスを通じて日本にLPガスを販売した。われわれには4・5万トンサイズの十分なシッピング能力があり、ナキラート社(QPの海上輸送会社)を介して競争力ある価格で提供できる。(日本勢に)オプションを考えてもらえれば、より良い関係が築けると思う」と述べ、LPガスを自前のLPG船によるCFR(運賃込み)価格で大量輸送する用意のあることを示唆した。


PBN2010.10.4-02


サウジ10月CPが急騰
プロパン680ドル、ブタン705ドルに

 サウジアラムコが9月29日、輸入各社に通告した10月CPは、トン当たりプロパンが前月比50ドル高の680ドル、ブタンが55ドル高の705ドルに急騰した。アラビアンライト原油熱量換算比は、プロパン111・4%、ブタン117・1%で引き続き割高設定となった。
 輸入関係者によると、海外LPGマーケットは北半球の需要国が夏場の不需要期であるにも関わらず、全体的にプレミアムマーケットで推移したことで、10月CPが9月対比で大幅な上昇となった。


PBN2010.10.4-03


小売ブランド
「ミライフ」に統一
シナネン ハウスケア事業体へ

 シナネンの鈴木弘行社長は9月24日、これまでシナネンを冠していた北海道、東北、中部、関西、四国などの全額出資販社の社名を、10月1日からミライフと地域名の組み合わせに変更することを明らかにした(福岡は9月1日付)。小売事業の業容を石油・ガス中心から、すそ野の広い総合ハウスケア事業へ早期転換を図る。シナネン傘下の住宅設備事業者と連携して住宅関連のサービスメニューを拡充し、石油・ガスに続く小売分野の柱を構築する。


PBN2010.10.4-04


「朝霧のしずく」
日馬富士関の懸賞幕に
TOKAI

 アクア事業が好調のTOKAI(本社・静岡市、鴇田勝彦会長)は、26日に千秋楽を迎えた大相撲9月場所(秋場所)で大関・日馬富士の全取組に懸賞幕=写真=を掲出した。企業カラーのブルー地に白抜きで上段に横書きの社名・ロゴ、中央に大きな縦書きの「朝霧のしずく」と富士山をあしらったデザイン。寸法は縦120×横70cm。
 日馬富士はモンゴル出身だが、四股名の「富士」にあやかった。ワンウェイ方式による全国展開を視野に入れ、鴇田会長が発案した。
 取組前に呼出が土俵を1周する。昨今は画像が鮮明なデジタルハイビジョン放送の普及で、広告効果はより大きくなっている。特に今場所は横綱・白鵬の連勝記録など話題も多く、視聴率も上々。暖色系が多いなか、同社懸賞幕の鮮明なブルーが際立っていた。


PBN2010.10.4-05


ガラストップ7000台エコジョーズ1300台
長野県協、販促に全力
8〜11月 環境提案で電化阻止

 長野県LPガス協会(二木馨三会長)は8月1日〜11月30日の4カ月間、ガラストップこんろ・エコジョーズ販促運動「LPガスで♪エコライフキャンペーン」を展開している。昨年行った「いい感じ♪ガラストップこんろキャンペーン」に引き続いて実施し、環境に優しい生活提案を行い、電化阻止を図るのが狙いだ。キャンペーン販売目標台数ガラストップ7千台、エコジョーズ1300台。4カ月の折り返し地点に当たる9月30日現在、ガラストップ販売台数は2209台(ガラストップ1458台、従来型2口こんろ751台)、エコジョーズ329台となっている。ガス展シーズンを迎える後半戦、目標達成に向け各会員の奮闘を期待したい。キャンペーン後半戦に合わせ、協会長、委員長へのインタビューや販売店のエコジョーズ販売モデル事例、有力事業者の施策・目標宣言を紹介する。


PBN2010.10.4-06


宣言!!有力各社の重点施策・目標

 長野県業界の有力販売事業者は、給湯・暖房分野で灯油が大きなシェアを占め厨房分野中心の低い消費実態となっている地元市場で、どのように電化を阻止し、需要開拓に取り組んでいるのか。各社に長野県LPガス協会が展開しているエコライフキャンペーンでの販売目標(または年間販売目標)、重点施策、具体的な営業活動を聞くとともに、県内での@年間LPガス販売量ALPガス直売戸数Bバルクローリー保有台数Cバルク貯槽・容器設置件数を調査した。


PBN2010.10.4-07


エネファーム
低炭素化の有効手段
山形県協 設置運動へ勉強会

 山形県LPガス協会(大場正仁会長)は、エネファーム1店1基運動への協力を会員に呼びかけるため、9月22日と28日、山形市と鶴岡市の2会場でエネファーム勉強会を開いた。計180人が参加した。
 アストモスエネルギー東北支店とJX日鉱日石エネルギー東北支店の社員が講師を務めた。
 山形会場は22日、協同の杜で行った。アストモスがLPガス業界を取り巻く環境とエネファームに取り組む意義を説明した後、JXがエネファームの仕組みや導入メリット、イニシアル・ランニングコストについて説明した。
 アストモスの松園智郎副支店長は「低炭素化に向けた世の中の大きな流れは、大型発電所を基盤とした系統電源に依存した電化」とし、「何もしなければ確実にこの方向に流れていく」とした。こうしたなかエネファーム販売に取り組むことは「分散型電源+ガスが低炭素化に向けた現実的な解決案であることを世に主張することだ」とした。
 電化の流れを放置すれば、LPガス販売事業者のガス販売量は、電化と給湯器のエコジョーズ化で10年間に全国平均で25%減少するとした。エネファームを普及させればこの減少分をカバーするうえ、さらに販売量を伸ばせるとのシミュレーション内容も説明した。1店1台運動を進めるのは、業界関係者が自ら設置して販売台数を伸ばし「燃料電池メーカーがLPガスのエネファーム開発を見限らないようにするためだ」として、「売る側も努力しなければならない」と訴えた。


PBN2010.10.4-08


「動くこども110番」始動
マルヰ会山陽地区会 東広島市で出発式

 岩谷産業(本社・大阪・東京、牧野明次社長)のLPガス特約店組織であるマルヰ会山陽地区会(重藤一美会長)は9月14日、東広島市役所玄関前で「動くこども110番」車両の出発式を開いた。式には蔵田義雄・東広島市市長、木村清・東広島市教育長、奈佐隆・岩谷産業エネルギー中国支社執行役員支社長らが出席した。全国マルヰ会は、社会貢献の一環として地域の子供たちを見守る「動くこども110番」活動を展開しており、今回の出発式もその一環。
 「動くこども110番」活動は、マルヰ会会員各社が業務に使用する営業車や配送車に「動くこども110番」のステッカーを貼付し、日常的に地域を走っていることで犯罪の抑止力にするとともに、子供が助けを求めてきた時には保護し、状況によっては警察や消防署との連携を行うもの。


PBN2010.10.4-09


サガプロ
賃貸向けに太陽光拡販
ローン活用の低負担を提案

 サガプロ(本社・佐賀市、中山英一社長)は、賃貸住宅に太陽光発電システムの販売攻勢をかける。一般家庭の屋根に比べ大型のシステムを搭載できるので、ローンを相殺する以上の売電が見込めるのでオーナーを説得しやすい。佐賀市内のアパートに設置した事例では、発電分とローンの支払いの差額が真夏の1カ月で約1万3千円のプラスとなった。同社は一般家庭でも各家庭に応じたローンを提案し、低負担で同システムを導入できるメリットを訴えていく。


PBN2010.10.4-10


ノーリツ
暖房付きソーラー発売
補助熱源にエコジョーズ リフォームにも最適

 ノーリツは21日、ソーラーシステム「スカイピア エコハイブリッド
XFシリーズ」を発売する。熱源機と貯湯タンクが一体となったソーラーシステムに暖房機能を追加し、補助熱源機に高効率タイプの暖房付き風呂給湯器「エコジョーズ」を搭載した環境配慮型商品。小さく軽い新型ソーラーパネルと、スリムになった熱源一体型貯湯タンクで、スペースの少ない都市型住宅やリフォームにも対応しやすい。


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