2010年6月7日(月曜)
第2880号(平成22年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版
  • 嵐山ガスの定員制料理教室が5年目を向かえ好評展開
  • 東彩フェアに7800人来場で1億円の販売
  • リンナイ埼玉のエコフェスタに県内大手が一斉参加


LPガス資料年報
地 方 版
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 日本LPガス供給機器工業会、消費者ミス防止に全力
  • ウォーターネットが千葉でエリアオーナー会 品質・安全情報を共有化へ
GHPとコ・ジェネ版          GHP出荷実績 H21年通期 
2010全国縦断GHPフォーラム各会場開催要領
テーマ:「CP700ドル時代のLPガス事業とGHP販売戦略」
   ※ 詳細と日程はこちらからご覧下さい。
 福岡会場 6月16日・水 パピヨン24
 広島会場 6月18日・金 広島県LPガス会館
 大阪会場 7月 2日・金 アーバネックス備後町ビル
 名古屋会場 7月 6日・火 トヨタ産業技術記念館
 仙台会場 7月 9日・金 カメイ本社ビル
 東京会場 7月12日・月 東京ガス本社ビル2Fホール
 札幌会場 7月15日・木 エア・ウォータービル
  ※ 詳細と日程はこちらからご覧下さい。
特集記事<東北特集2010>市場環境の変化に積極対応
   有力20社の今年度方針
    * カメイ=ガス化促進策を強化、大型増改築や新築提案も
    * ミツウロコ東北事業部=給湯暖房需要開拓へ電化取り込みCS向上
    * 岩谷産業エネルギー東北支社=本業固め新領域拡大
    * 東邦アセチレン=グループ営業力アップで顧客囲い込み、燃転に力
    * 日通商事仙台支店=原点回帰、事業を再生 保安ベースにエコ提案
    * シナネン東北支社=「ひまわり点検」徹底
    * グローブエナジー北東北支社=エネと暮らし全面受注へ
    * 東北アストモスガス=湯と電気、ガスで創出
    * 山形酸素=灯油に勝る燃費設定 料金定額制で燃転
    * 伊藤忠エネクスホームライフ東北=ガスも電気も生活全般“お任せ”
    * 若松ガス=「わかガスカフェ」顧客招き交流促進
    * タプロス=給湯転換、対象定め積極提案
    * 双日エネルギー仙台支店=保安ベースに信頼向上 エコジョーズ生かし増改築
    * 八戸液化ガス=給湯燃転100件目指す 新エネ分野にも力
    * ヤマリョー=環境てこに大口燃転 ダブル発電にも挑戦
    * エネサンス東北=太陽光・電化・リフォーム、ガス軸に販路拡大
    * 山二=提案強化へ資質向上 新エネ機器にも力
    * 盛岡ガス燃料=ガス機器と太陽光発電、グループ挙げ普及展開
    * 泉金物産=訪問活動再構築、最も支持される会社に
    * 根本石油=燃料電池で需要創造 コインランドリー向け提案
   東北市場流通実態(現勢と有力業者動向)
    * LPガス業者大相撲番付・仙台場所
    * 東北LPガス消費マップ
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 5月31日(月)
    * 4月LPガスCIF速報、1年半ぶりにt7万円台
    * 三井丸紅液化ガス、元売機能の向上目指し新たな歴史を作る
  • 6月1日(火)
    * 簡易ガス協会、来年度をメドに「日本コミュニティーガス協会」に
    * 「スマートメーター」の定義明確化へ、経産省が検討開始
  • 6月2日(水)
    * 6月サウジCP、プロパン・ブタンとも670ドルに下落
    * 新日石6月仕切り価格、プロパン・ブタンともに値下げ
  • 6月3日(木)
    * 15社ヒアリング、経営トップの連絡体制など、保安院が「高い評価」
    * 消費回復を期待も新市場とM&Aに力
  • 6月4日(金)
    * LPG車補助金、8月2日から第2期募集受け付け
    * 矢崎とカグラVTが簡易スタンドを共同開発
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2010(H22)年
6月7日(月曜)
第2880号

PBN2010.06.07-01


太陽光発電
分譲地全61戸に導入成功
ミツウロコ 八千代市で集中設置
エコウィルとのW発電提案

 ミツウロコ(本社・東京、田島晃平社長)は、千葉県八千代市で3月に着工した61戸の分譲住宅地全戸への太陽光発電システム導入に成功した。地元都市ガス会社を通じたエコウィルの導入でW発電となる。両機器によるW発電の集中設置規模としては全国でもトップクラス。今後は分散型システムによる電力供給を視野に、取引先販売店を含めた展開を強化する。「勉強会から一歩進め、地域にあった販売戦略を構築していく」(エネルギー営業部)方針。
 太陽光発電システムの一括大量導入を決めたのは、地元住宅販売会社のオカムラホームが同市大和田新田に開発した分譲住宅団地「船橋日大前ジャスタウン」(分譲全61戸)。3月に第1期約10棟が着工した。
 太陽光発電の販売経験が少なかった同社に対し、商品手配から施工、系統連系手続、アフターメンテまでワンストップで対応できる点をアピール。エコウィルとのW発電提案もインパクトを持ち、太陽光+オール電化提案など競合との受注競争を勝ち抜いた。

PBN2010.06.07-02


CP、高値基調続く
6月 P・Bともに670ドル

 サウジアラムコは5月31日、輸入各社に6月積みCPを通告した。トン当たりプロパン670ドル(前月比55ドル減)、ブタン670ドル(45ドル減)となった。北半球は不需要期に入るが、原油と比べた熱量換算比で100%超えが続いている。特にブタンは、石化原料需要が低迷しているにもかかわらず高値で、最近の割高感が相変わらず継続している。

PBN2010.06.07-03


スマートメーター
「家電制御機能」削除か
経済省 制度検討会スタート

 CO2削減の観点から、にわかに注目されだしたスマートメーター。LPガス業界が集中監視システムとして実施する遠隔検針(遠隔開閉)機能のほか、消費量を需要家に分かりやすく伝える見える化機能、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の基点として家電の制御機能を持つ未来のメーターと言われる。しかし実際の制度設計では、これら機能のうち家電の制御機能が削除される見通しが強くなってきた。
 経済産業省は5月26日、経済省会議室で、スマートメータ制度検討会(林泰弘座長=早稲田大学大学院教授)を立ち上げた。あいまいなスマートメーターの定義を明確化するとともに、その制度や普及促進策を検討する場だ。
 同日の第1回会合で、各方面の専門家から、メーターは計量を重視すべきという意見が相次いだ。特に家電の制御機能を付加することについては否定的な意見が大半を占めた。
 メーターの責務は正しい計量で、HEMSをしたければ別に制御機械を取り付けるべきという意見だ。メーターはその制御機器に情報を提供すればいいというもの。

PBN2010.06.07-04


顧客単価向上へ市場環境の変化に積極対応 東北特集2010
有力20社の今年度方針

 10年度は社会・経済の激変が予想され、エネルギー業界も需給、環境、保安、流通、需要創造、電化対抗、CSなど多くの面で新ステージに進む年となり、改めてLPガスの力が問われる年となる。地域と顧客に密着したLPガス業界は“変わる環境・変わる経営”にどう取り組むのか。こうした激変の時代に、東北の販売事業者は「燃転に励む」「太陽光発電を売る」「オール電化もやる」「水を売る」などと顧客単価を上げる方向で業態を変え始めている。有力事業者20社に今年度の営業方針と事業拡大への具体策を聞いた。

PBN2010.06.07-05


LPG販売
5年後 15万トン目指す
北物 「新エネ元年」スタート

 北日本物産(本社・富山市、A見之興社長)は、5年後の2014年にLPガス販売量を15万dとする中期目標を掲げた。メーンテーマは「私達の『あたりまえ』が、お客様の『ありがとう』に」。今年度を「新エネルギー元年 ACTION2010」と位置づけ安全、環境、販売に力を注ぐ。
 5年後には、現在の年間LPガス販売量13万d強を15万dに引き上げる。「将来、夢を抱くためにも」(同社)この目標を掲げた。
 今年度の柱は@安全・安心A環境・省エネB販売の拡大など。LPガス事業を軸に太陽熱システム、太陽光発電、エネファームなどの新エネルギー事業を展開する。

PBN2010.06.07-06


「ACU24」新サービス
「火災監視」と「安心便利」
伊丹産業 今月末から運用

 伊丹産業(本社・伊丹市、北嶋一郎社長)は、5月14日の岡山工場を皮切りに19会場で「ACU24新オプション・最新ガス機器」の研修会を開催している。5月27日に開催した同社尼崎工場では、社員をはじめ販売事業者など70人が出席した。
 ACU24の新オプションとして運用を開始する「安心サポートパック」は、同社の集中監視システムACU24に、新たに「火災監視オプション」と「安心便利オプション」を追加するもの。監視料金はそれぞれ月額105円(機器代は別途必要)と格安で、消費者の暮らしを24時間見守る。システムの運用は、6月末からを予定している。

PBN2010.06.07-07


大分県協
電化撃退に“奨励金”
厨房・給湯を奪還、防衛

 大分県LPガス協会(内田剛会長)は今年度、電化対策の一環として、前年度の切り替えキャンペーンを発展させた新しい会員向け奨励制度「オール電化撃退プラン」を打ち出した。オール電化住宅や電化予備軍をターゲットに、Siコンロまたはガス給湯器への転換に成功した会員に先着で奨励金を支給。厨房・給湯帯の奪還・防衛意識を高めていく構え。
 撃退プランは@「IH+エコキュート(電気温水器)」が対象のオール電化切り替えキャンペーンと、A「IH+灯油ボイラー」が対象になるオール電化防止キャンペーンからなる奨励制度。
 4〜3月末の1年間展開し、Siコンロまたはガス給湯器(小型湯沸器は除く)への切り替えを条件に@1件当たり5万円(先着10会員)A同3万円(同)の奨励金を支給する。昨年スタートした切り替えキャンペーンは4件の実績を上げており、今年度も成果が期待される。


SEKIYU-KAGAKU-SHINBUN-SHA  All rights reserved.Copyright©2000-2009