2009年7月6日(月曜)
第2834号(平成21年)
  「今」を伝え「明日」を語る
総 合 面
LPガス会社年鑑
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LPガス資料年報
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首 都 圏 版
地 方 版
 特集記事
 <成長続ける「スーパーバナジウム富士」コウノウォーター>
 <2009年度主要グループ販売戦略>
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 東洋計器が「太陽光+ガス」の販促支援で「スマート・エコチーム」発足
  • 廃棄温水有効に 東京ガスなど蒸気変換技術を確立
2010年向けカレンダーが出来ました。
環境カレンダー(1部80円税込)、野鳥カレンダー(1部250円税込)、料理カレンダー(1部250円税込)の3種類です。是非ご覧下さい。
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GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績
H20年第四四半期
  • 2009全国縦断GHPフォーラムのご案内   ココをクリックしてください。
石油化学新聞社は今年55周年

第14回GHP販売事例論文コンテスト受賞者一覧はこちら
石油化学新聞社は今年55周年
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月29日(月)
    * 環境省「見える化」推進戦略、プロパンガスも入力項目に
    * 改正省エネ法・温対法がGHPの追い風になる
  • 6月30日(火)
    * 東洋計器、「太陽光+ガス」販促の後方支援チームを発足
    * 日協、CO2排出原単位と換算係数のPRに本腰
  • 7月1日(水)
    * ガステックサービスが三菱マテリアルLPガス部門を買収 関東地区で約4万戸
    * 福岡県協、LPガス販売店が手がける太陽光発電を支援
  • 7月2日(木)
    * 7月サウジCP急騰、プロパン500ドル・ブタン540ドル
    * エネファームの供給設備と付属設備はLPガス法適用に
  • 7月3日(金)
    * ENEOSセルテック、エネファームの出荷開始
    * GHPを世界に発信、国内ではリニューアルの波
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2009(H21)年
7月6日(月曜)
第2834号

PBN2009.7.6-01

環境の時代は“チャンス”
「環境セミナー九州」 全国から250人参加
太陽光・燃料電池など探る

 石油化学新聞社(プロパン・ブタンニュース)は6月30日、福岡市の福岡商工会議所で環境セミナーを開いた。地元九州のガスマンのほか、関東、関西、四国、山陰、中国地区から250人が参加。LPガス事業を軸に太陽光発電・熱利用システムの提案手法などを探った。業界にはGHP3兄弟から太陽光、燃料電池など戦略機器が出揃っており、「環境の時代こそガス業界に活躍の場が広がる」と確認した。


PBN2009.7.6-02

“エネファーム”出荷開始
ENEOSセルテック 現在500台成約見込み

 新日本石油と三洋電機の燃料電池開発合弁会社「ENEOSセルテック」は1日、家庭用燃料電池「エネファーム」の出荷を開始した。
 今年4月に群馬県大泉町の三洋電機東京製作所内に工場を新設、新日石の販売予約受付に併せて準備を進めていた。同日、経済産業省幹部や大手都市ガス会社社長らを招いて現地で出荷式を開催。渡文明・新日石会長はあいさつで「日本は、燃料電池で世界一の環境対応技術であり、万全の体制で不退転の覚悟で取り組んでいく」と決意を述べた。
 新日石は、08年度で終了した国の大規模実証事業で参加事業者中最大の1328台を設置するなど実用化へ実績を重ねてきた。予約受付を5月から始め、現時点で500台程度の成約見込みになっているという。


PBN2009.7.6-03

フォーラム東京会場
GHP復活へ道筋
ガスマン150人、熱心に聴講

 「GHP復活への道」をテーマに全国7都市を縦断し、GHPのリニューアル営業を提案する「2009全国縦断GHPフォーラム」(GHPコンソーシアム主催、石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュース後援)が1日、東京・浜松町の東京ガス本社で開かれた。会場には首都圏、沖縄県などからガスマン150人が駆けつけ、更新営業の成功事例やGHPの省エネ・環境特性などの発表に熱心に耳を傾けた。


PBN2009.7.6-04

ガステック
三菱マ分割会社を買収
関東地区 需要家4万戸に

 ガステックサービス(本社・豊橋市、神野吾郎社長)は6月29日、三菱マテリアルエネルギー(本社・東京、粕川哲夫社長)との間で、三菱マが事業分割して設立したLPガス部門新会社の株式を取得し子会社化することで最終合意した。株式は7月1日付で取得し、同日付でガステックの子会社として設立した。
 新会社は「グッドライフサーラ関東株式会社」で、横浜市戸塚区小雀町1959−1に本社を置く。社長にはガステックサービス関東支社長だった棚橋弘之氏が就任した。資本金は8千万円、株主はガステック99%、ジーワークス1%。営業エリアは神奈川県の横浜市、相模原市、平塚市、埼玉県所沢市(充填所・スタンド併設25d、5d各1基)、栃木県小山市(充填所20d×2基)。
 ガステックグループの関東地区LPガス需要家は約1万5千戸増え、約4万戸となった。同社は需要家数増加で関東での事業効率化が実現し、家庭向けガス・石油の供給やリフォーム、家事代行サービスなど生活関連事業の積極的な展開が可能になったとしている。


PBN2009.7.6-05

09年度 主要グループ販売戦略

 LPガス業界は熾烈になるエネルギー間競争に加え、価格の乱高下への対応、社会全般に定着した省エネ行動などによって、かつてない大きな構造変化のときを迎えている。LPガス元売・卸売グループはこうした課題にどのように対応し、需要開発や需要家の安全・安心の向上に成果を上げているのか。LPガス輸入価格の先行きはなおも不透明だが、“エネファーム元年”の2009年は不況対策もあり、国や地方自治体が実施するエコ商品補助事業の拡充策によって、LPガスと周辺機器は需要拡大の好機が到来したと言える。「地球の味方・LPガス、需要拡大の好機は到来した」と題し、09年の主要グループの販売戦略を紹介する。


PBN2009.7.6-06

富岡屋石油
高校にGHP198馬力設置
まとマルチタイプなど 最新機種を揃える

 設置したGHP(アイシン精機製)は、16馬力3台、20馬力5台、25馬力2台の構成で、43室に室内ユニットを設置、まとマルチタイプなど最新機種を揃えた。塩害対策仕様で集中管理リモコンシステムも設けた。配管・設置工事は伊藤忠エネクスホームライフ中部(本社・名古屋市、竹村浩文社長)が請け負った。
 富岡屋石油は50`容器38本で供給していく。ガス料金は透明性を高めるため、原料費調整制度を導入した。
 当初、空調にはEHPの採用が検討されていたが、同社が08年11月に同校の情報を入手し、GHPを提案し今回の提案が実ったかたちだ。
 同社はGHPを導入してのイニシアル・ランニング両面でのシミュレショーンを実施、省電力でランニングコストに優れている点を強調した。加えてLPガスがCO2排出の少ない環境にやさしいエネルギーと提案した。
 「ガスは高いというイメージを持たれていたが、電気契約を算出したところ、ピーク電力をもとに基本料金を出し比較した。年間フル稼働でない実使用ベースで料金を比べたところランニングコストでメリットが出た」という。


PBN2009.7.6-07

クサネン
「省エネ売る店」目指す
太陽光発電販売に本腰

 クサネン(本社・草津市、大道薫社長)は、今年から太陽光発電に取り組んでいる。総合エネルギー事業を確立する一環として、生涯顧客を育てる有力な商材と考えている。同社初の設置事例は今年度、滋賀県内の補助金申請第1号となった。


PBN2009.7.6-08

なにわ短信
ケニアの熱気球体験

 ▽…野生動物を見るため、5月の連休にケニアを旅行した。ハイライトは熱気球の遊覧飛行。一望千里の大草原を空から見る体験は格別だった。気球の熱源はLPガスバーナーである。
 着陸すると、トラックで追走してきたスタッフが朝食を支度。大草原の真ん中にテーブルを置き、その場で調理した玉子やベーコンをいただく。熱源はもちろんLPガスだ。
 LPガスは便利この上ないが、現地の人には高価。熱気球のスタッフは、家では薪や炭で調理している。子供たちが通学途中に薪を拾う姿も見かけた。
 高価なエネルギーを惜しげもなく遊びに使う外国人の姿は、彼らの目にどう映っているのだろうか。先進国の人間の正しいエネルギーの使い方は。日本に帰っても、答えのない問いが頭を離れない。


PBN2009.7.6-09

太陽光発電
エネ総合展開への一歩
福岡県協 実践見据え研修会

 福岡県LPガス協会(寺ア和典会長)は“LPガス販売店が手がける太陽光発電事業”の体制づくりを支援しようと6月24日、福岡市の協会会館で実践形式の太陽光研修会を開いた。経営幹部ら30人が参加した。寺ア会長は「太陽光発電を扱うことで総合エネルギーショップに近づける。福岡が全国有数の先進県になるよう、皆さんの奮闘に期待している」と踏み込んだ取り組みを求めた。


PBN2009.7.6-10


成長続ける「スーパーバナジウム富士」
コウノウォーター
せっかく飲むなら“いい水”
クチコミで大人気「おいしくて身体に良い」と

 河野商事(本社・横浜市、河野勝代表)グループのコウノウォーター(同社長)が提供するナチュラルミネラルウォーター『スーパーバナジウム富士』が顧客に支持され、成長を続けている。自社直売はもとより、OEM分を含めて着実に成長、12gボトルで月間10万本に達している。さらに6月までに生産拠点である山中湖ファクトリー(山梨県山中湖村)を増強。敷地面積を倍増、自社配送網外の需要家ニーズに対応するワンウェイ方式の『富士の滴(しずく)』に対応する新工場も完成、稼動を開始した。ボトル販促に向けたペットボトル用工場の増強も計画するなど、その勢いは止まらない。水宅配事業では、取り扱い事業者の拡大が急速に進み、市場では熾烈な競争が繰り広げられている。山中湖ファクトリー開設から3年、新工場の完成により180万本の供給体制も完成する。着実に事業を拡張し、ノウハウを蓄積するコウノウォーターと『スーパーバナジウム富士』人気の秘密を追った。


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