2007(H19)年4月23日(月曜)
   第2724号
※おことわり
大型連休に伴い、プロパン・ブタンニュースは4月23日号と30日号を合併号として発行します。
次号の発行日は5月7日付となります
総 合 面









ナリケンがゆく-2-
好評発売中です。
首 都 圏 版
地 方 版
特集記事
<わが社のイメージキャラクター>
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 新コスモス電機、超小型ガス検知器を発売
  • 出光興産、LPG業務用燃料電池で総合効率80%を達成
  • ウォーターダイレクト、佐川急便と提携しHOD事業を開始
GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績
18年第4四半期
下期・通期
第12回GHP販売事例論文コンテスト結果発表
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 4月16日(月)
    * オール電化住宅が全国で194万件 電力各社、既築住宅獲得に注力へ
    * 日中の戦略的互恵関係を構築、省エネ推進など重点実施で一致
  • 4月17日(火)
    * コスモ石油ガス、ファン化計画など推進、保安強化へ研修会も
    * フジプロ、CP連動の原料費調達制度採用へ
  • 4月18日(水)
    * 電力小売の完全自由化先送りへ
    * 保安院、内規改正でLPガス事故報告徹底へ
  • 4月19日(木)
    * アストモス、ブランド力向上、収益・事業拡大に邁進
    * 電化対策の新潮流、地域最安値の家電価格でガスを守る
  • 4月20日(金)
    * 日団協、給湯器・厨房機器・バルクの補助金募集を順次開始
    男子厨房に入る時代 2人に1人が「料理好き」
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
     LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail  もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2007(H19)年
月23日(月曜)
第2724号

PBN2007-04-23-01

和歌山県庁
防災センター新築
災害対応でLPガス採用

 和歌山県が災害対策の拠点として平成17年から総工費42億1,000万円をかけて和歌山市湊丁北1丁目に建設していた、庁舎南別館(防災センター)がこのほど完成し、4月から各部署の移転が始まった。南別館の最大の特徴は、災害時のリスクを分散するため、空調の熱源にLPガス、都市ガス、電気の3つのエネルギーを採用した点にある。高い確率で発生するとされている東南海・南海沖地震。都市ガス供給区域内にある和歌山県の防災拠点の中枢にLPガスが採用されたことは、災害に強いLPガスを証明するものだ。


PBN2007-04-23-02

19年度補助金
給湯器・こんろ・GEC・バルク対象
日団協、順次募集を開始

 日本LPガス団体協議会(児玉宣夫会長)は、国の補助事業者に採択され、LPガスを燃料とする@高効率給湯器(エコジョーズ、エコウィルなど)A高効率厨房機器(ガラストップこんろ)B10キロワット以上コージェネC災害対応バルク――の各導入補助金の募集を順次開始する。募集開始に当たって、東京を皮切りに全国主要8都市で説明会を開く。


PBN2007-04-23-03

電化対抗Q&A集
ガスと電気を適正比較
コスモガス 販売店に向け発行

 コスモ石油ガスは、オール電化対抗用のQ&A集を発刊した。LPガス販売店向けの相談事例集(A4判・カラー刷り8n)第12号の今回は、電化対抗営業用として3冊目。顧客の疑問などにきちんと応えられるエネルギーサービスマン育成に向け、正確な知識に基づいた電気とガスの比較提案に焦点を当てた。
 @給湯での比較提案知識A厨房での比較提案知識Bコストの比較計算Cお客様からの問い合わせに応えるDオール電化対抗提案のポイント――の5コーナーで構成。



PBN2007-04-23-04

卸売事業者
信頼回復へグループ一丸
器具点検・更新活動を展開

 昨年来、燃焼器具によるCO中毒事故が明るみとなり、ガス管からのガス漏洩事故が発生するなど、LPガス業界にはアゲンストの風が吹き荒れている。こうした中、卸売業者を中核に系列グループ一丸で消費者の信頼回復に努めようとする動きが活発化してきた。器具の点検・買い替え促進で顧客の不安を一掃し、ガスを安心して使ってもらえる環境を整えようと地道な活動を展開するミトレン(本社・水戸市、立原孝夫社長)とヤマサ会、ingコーポレーション(本社・鴻巣市、竹澤裕信社長)とタイヨー会の両グループの事例を紹介する。


PBN2007-04-23-05

関東ブロック
川本氏(埼玉県協会長)を推薦
次期日連会長候補に

 関東甲信越静ブロック連合協議会は18日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で会合を開き、次期日連会長に日連筆頭副会長の川本宜彦・埼玉県LPガス協会会長を推すことを決めた。
 また、各ブロックの代表で構成、25日に開催される日連の会長候補者選考委員会の会合には、北関東ブロック長の遠藤祐司・群馬県LPガス協会会長、南関東ブロック長の菊池鴻逸・神奈川県LPガス協会会長が関東ブロック代表の選考委員として出席することを確認した。



PBN2007-04-23-06

エナジティックHDが始動
「ソフトにグループ拡大」
山田文雄社長に戦略を聞く

 北海道エナジティック(本社・札幌市、山田文雄社長)といわせき(本社・岩見沢市、北澤治雄社長)は1日、共同持ち株会社であるエナジティックGr(グループ)ホールディングスを設立した。2日に開かれた取締役会でエナジHD社長に就任した山田文雄社長に今後の経営戦略を聞いた。


PBN2007-04-23-07

立ち入り検査
福島県、通知は“1週間前”
行政対応がさらに厳しく

 原子力安全・保安院が事後規制強化で厳しい立ち入り検査を実施するようになったことを受け、県の立ち入り検査も少しずつ厳しくなっている。青森県は昨年度から立ち入り検査時に任意で選んだ消費先の設備の現地確認を実施しているが、今年度からは福島県が事業者に対する立ち入り検査の実施日の連絡を「1カ月前」から「1週間前」に短縮した。


PBN2007-04-23-08

グロリアガス東北支社
横断旗を1000本寄贈
子供の交通安全守る

 グロリアガス東北支社(森安恵一支社長)は地域の子供たちの交通安全を守る活動を支援しようと、営業地域のうちの5カ所で地元の交通安全協会やPTA組織に横断旗を寄贈した。5月の交通安全週間には街角に立って旗振り活動することも計画中だ。
 消費者や地域社会から本物の信頼を得られる企業になろうと昨年後半から展開している「ソリューションパートナー事業」の一環。同事業は、地域の人々と交流し、その交流の中から地域の話題や問題点を拾い上げ、それを反映した地域貢献活動を実施していこうというもの。これまで、クリスマスのリースづくり教室を行って、つくったリースを地元の特別養護老人ホームの入居者にプレゼントしたりしている。



PBN2007-04-23-09

主要グループ19年度総会
保安徹底と環境貢献を

 中部地区のLPガス主要グループのうち、東邦液化ガス、ニイミ産業、ヤマサ總業の取引店・販売店会の平成19年度定時総会が11〜13日に相次いで開かれた。各会の首脳は混迷する国際情勢とLPガス価格高の定着、湯沸器によるCO中毒事故の保安問題の連鎖による逆風によって、企業価値やLPガスの優位性を下げないよう、今年度の活動では第1に期限管理を含む保安活動の徹底、第2に高効率ガス機器拡販による環境への貢献を訴えた。


PBN2007-04-23-10

マルヰ 創立50周年感謝祭
「総合エネ企業」を発信
燃料電池、太陽光など紹介

 マルヰ(本社・加賀市、小新吉彦社長)は昨年に迎えた創立50周年を記念し、14と15の両日、加賀市の加賀市文化会館で「マルヰ50周年感謝祭」を開いた。「加賀で育てていただいた当社。感謝祭では加賀市全域の一人でも多くのお客さまに感謝の気持ちを伝えたい」と話す小新社長。マルヰは半世紀にわたって培った事業基盤、地域と顧客からの信頼をバネに、50周年感謝祭は燃料電池車の展示などを通じて「総合エネルギー企業」志向のメッセージを発信した。また、2日間で来場者約3,000人、売上高約5,000万円の成果を上げた。


PBN2007-04-23-11

大阪府協
車両2400台で治安に協力
府と「こども110番」開始

 大阪府LPガス協会(中輝男会長)は3月25日から、大阪府と協力して「こども110番」(青少年育成大阪府民会議が推進、会長=太田房江・大阪府知事)を展開している。会員事業所や車両にステッカーを貼付し、子どもの安全を確保するとともに、地域に密着したLPガス業界のイメージアップを図る。
 「こども110番」ステッカーは8,500枚を作成した。「こども110番の家」用に協力事業者786に対して1枚ずつ、「動くこども110番」用に協力車両2,393台に対して2枚ずつ配布した。車両の買い替えなどがあった場合は、支部長に連絡して予備ステッカーの保管者から支給する。
 同活動は、ステッカーを貼り付けた協力事業所や車両に運転中に、犯罪被害などを受けた子どもが助けを求めてきた場合に、子どもを保護し110番通報をするボランティア活動。



PBN2007-04-23-12

なにわ短信
客の不満を満足に
 ▽…取材の途中、昼食をとるために訪れたスーパーで、顧客の声を集めた掲示板を見かけた。「お客さまのお声・ご意見にお答えします」と大書し、顧客の意見と、それに対する店の答えが載っている。
 例えば「化粧品のところ、ごちゃごちゃして落ち着かないわ」という意見には、「改装し改善いたしました。通路を売り場内にも通して、全体的にも見通しをよくいたしました」と答え、写真を添付している。
 客商売で怖いのは、サービスに不満を持った客が黙って他店に乗り換えること。掲示板はそれを防ぐ効果を狙っているのだろう。意見を聞いてもらった客は対応に好感を持ち、むしろ店のファンになる可能性もある。本人以外の顧客にも、客の声を真剣に聞く店というイメージを与えられる。
 LPガスも客商売である。個々の顧客の不満に答えるだけでなく、ミニコミやホームページを通じて周知すれば店のイメージアップになるのではないか。



PBN2007-04-23-13

リフォーム
3年後、5億円事業に
高山産業 太陽光発電にも力

 高山産業(本社・岡山市、高山眞司社長)はこのほど、リフォーム事業を本格展開するためナショナルの「わが家、見なおし隊。」に加盟、LPガス部のリフォーム推進チーム6人を隊員とし、2月1日には本社で隊の発足式も行った。
 隊員はお揃いのオレンジのジャンパーを着用し、側面とボンネットに「わが家、見なおし隊。」のマークがプリントされたオレンジ色の新車で営業活動を展開している。
 「住まいに求めるものを見直し、暮らしまで変えて行くのがこれからのリフォーム。ただ、リフォームをしたいが、どこに頼めば良いのかわからないと言われるお客様も多い。当社ではガス、電気両方取扱っており、リフォームを通じてお客様により快適で豊かな生活を提案して行きたい」と高山社長。
 リフォーム事業の初年度売上目標は3億円だが、2〜4月の2カ月間で約6,000万円の売上と滑り出しも好調。3年後は5億円が目標と話している。



PBN2007-04-23-14

消費設備費用
「負担方法を明確に」
大分県協 消費者ニーズ調査で判明

 大分県LPガス協会(内田剛会長)は18年度構造改善支援事業の一環で「LPガス料金低減と利用促進を図る消費設備負担方法と料金制度検討」を調査し、このほど報告書をまとめた。調査では無償配管などの慣習が原因でLPガス消費設備の費用負担方法が明確になっていない実態が改めて浮き彫りになる一方、消費者やサブユーザーの多くが明確化に協力姿勢を示していることが分かった。


PBN2007-04-23-15

わが社の
イメージキャラクター
―新しいカタチのコミュニケーション―

 エネルギー間競争の激化や企業の社会的責任(CSR)が問われ出しているなか、消費者の声を真摯に受け止め、顧客満足につなげていこうとする企業が増えています。顧客志向の第1歩としてイメージキャラクターを前面に押し出しながら、消費者から愛され・親しまれる企業に成長していこうというのが狙いです。消費者にとってもイメージキャラクターは、(企業からの)重要なメッセージであり、企業を選択する大きな基準ともなるものです。プロパン・ブタンニュースでは、こうした動きを踏まえ、オールLPガス業界に有力各社のイメージキャラクター・マスコットキャラクターに込められた願いを企業メッセージとして発信しました。ガス体エネルギー全体に深く浸透させていくことで、企業のみならず業界全体のイメージ向上につなげていこうというのが狙いです。消費者との新たなコミュニケーションのカタチとしても、イメージキャラクター・マスコットキャラクターは、大きく歩き始めています。