2005(H17)年10月17日(月曜)
   第2647号
総 合 面
首 都 圏 版
  • Gラインが戦略会議 電化対抗で高効率給湯器を武器に
  • 三愛ガス会、オープンセミナーで電化競争時代のビジネスモデル探る
  • 日本瓦斯、子会社の東日本ガスと栄都市ガスを合併
プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 
<業界50年・再生>CO2削減へ、世界の新潮流

*平成の訪れ、東西冷戦の終結と世界が激動
*2010年のエネルギー計画
*2000年度にLPG2200万トン
*イラク軍、クウェート侵攻
地 方 版
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
G H P と コ ・ ジ ェ ネ 版 GHP出荷実績
17年第一四半期
第11回GHP販売事例論文コンテスト結果発表
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 10月17日(月)
    * 日本LPガス団体協議会が需要開発セミナー開催
    * オール電化から東京ガスの料金戦略まで、三菱液化ガスオープンセミナー
  • 10月18日(火)
    * 三ツ輪産業、「原点回帰」テーマに活動展開へ
    * 三愛ガス会オープンセミナー、LPガス提案で電化競争時代のビジネスモデル探る
  • 10月19日(水)
    * LPG車普及促進協、トラックショーで講演会 国、ユーザーが先進型車へ期待語る
    * 大阪ガスと住友商事、北海の石油、ガス開発事業で業務提携
  • 10月20日(木)
    * 簡易ガス協会、団地コージェネ実現に向け委員会立ち上げへ
    * 保安院、ガスパルに「保安業務実施に不適切あり」と追加報告指示
  • 10月21日(金)
    * 販売事業者数25,825者で漸減傾向止まらず
    * Gライン、高効率給湯器の「防衛的販売」で電化対抗を
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは創業以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    2004年春に石油化学新聞社創業50周年を迎えました。
    創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
     LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail  もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2005(H17)年
10月24日(月曜)
第2648号


PBN2005/10/24-1


高効率機器
2010年度普及目標策定
日団協一大運動スタート

 普及目標はエコジョーズ150万台、エコウィル6万台、ガラストップこんろ785万台、LPG車26万台。特にガラストップは台所の炎を死守する意味から、日本LPガス連合会はじめ都道府県協会が県単位の普及目標を設定し、10年度には30%の普及率に高めるとしている。
 普及目標の設定は政府が決定した京都議定書目標達成計画(6%のCO2削減)にLPガス業界として参加の意志を表明したことになる。
 今後、省エネ・CO2削減と高効率機器の拡販を通じたLPガスの需要拡大を両立させるため、LPガス業界では保安高度化運動と並ぶ一大運動がこれで本格的にスタートを切ることになる。



PBN2005/10/24-2

日団協・安全委
災害に強いPR
初の危機管理産業展開く

 日本LPガス団体協議会とLPガス安全委員会は19〜21日に東京・有明の東京ビックサイトで開かれた「危機管理産業展2005」にブースを出展し、「災害に強いLPガス」をPRした。
 この展示会は防犯、防災、リスク管理を包括的に捉えた日本初の危機管理に関する総合的なトレードショーで、従来の枠にとらわれない幅広い分野の製品・サービスを展示し、最新情報を発信するとともに新たな市場の創出を図ることを目的としている。展示規模は244社・団体、542小間で展示分野は「防犯」「防災」「リスク管理」の3つのカテゴリー。
 日団協とLPガス安全委員会は共同で「LPガスcafe」とネーミングしたブースを出展した。来場者にアンケート回答してもらいながらお茶を飲むくつろぎの場を提供し、災害時のLPガス供給や復旧の様子を写真パネルやビデオ上映で紹介した。
 また、災害時の対応システムとして5`c容器と災害時炊き出し用の大型こんろ、大鍋などのほか家庭用燃料電池の実機も展示した。
 石油化学新聞社が作製した小冊子「LPガスで大震災に備えよう」も会場内で配布され、災害に強いLPガスのPRに一役買った。



PBN2005/10/24-3

宮城県協三陸支部
気仙沼市でコンテスト プチシェフはだーぁれ?
ガスファン作りで初協賛

 宮城県LPガス協会三陸支部(佐藤進支部長)は子供たちが地元食材を使って料理の腕を競う「プチシェフコンテスト」に協賛した。このコンテストは全国で最初に「スローフード都市宣言」をした気仙沼市が中心になって行っているイベント。ガスのファンづくりにつながればとの思いから協賛した。
 審査委員長はオテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフの三國清三さんが務めている。今回4回目で、支部は初めて協賛した。



PBN2005/10/24-4

立方20円前後値上げ
広島地区 11月検針分から

 相次ぐCPの高騰に対応するため、広島地区では家庭業務用LPガス価格を1立方b当たり20円前後の暫定値上げ転嫁する動きが出ている。
 関係筋によると、11月検針分からの実施が大勢で、これにより同地区の10立方b当たりの平均単価は4,800円から5,000円程度になるものとみられる。



PBN2005/10/24-5

「機器特価チラシ」
福岡県協 HPで販売店支援

 福岡県LPガス協会は11月1日からスタートする「LPガスサンクスキャンペーン」に向け着々と準備を進めているが、このほど販売店向けのキャンペーン用ガス機器別特価チラシを協会ホームページ上にアップした。
 特価表フォームをダウンロードして自社の機器販売価格を打ち込むことで独自の特価チラシを簡単に作成できる。ダウンロード方法などは各支部の青年部会代表者がサポートを担当する。
 また、同キャンペーンに関して事務局は「お客様にキャンペーンチラシを渡す際には必ず裏面のハガキ欄に販売店名を明記してほしい」と呼びかけている。



PBN2005/10/24-6

3次基地「福岡LPGセンター」操業
西部ガスと西部ガスエネルギー 東浜総合物流基地
年4万トン、20万軒に供給
西日本最大級の物流ネットへ

 西部ガスと西部ガスエネルギーは共同で、西部ガス福北工場内に東浜LPG総合物流基地の建設を進めてきたが、このほど3次基地「福岡LPGセンター」を完成し、17日から充填業務を開始した。今年4月には2次基地「福岡LPGターミナル」が完成し営業を開始。引き続いて3次基地が操業を始めたもので、これにより東浜総合物流基地が本格稼働したことになる。福岡LPGセンターの年間取扱量は4万トンで西日本最大級。同センターには地元LPガス事業者が共同出資。東浜基地を中心に半径約20kmの福岡都市圏で物流コストの低減を図るが、将来は東浜基地をメーンに、福岡都市圏の東・西・南部に拠点を広げ、半径50`圏で提携各社と物流ネットワーク化を実現させる構想もある。


PBN2005/10/24-7

需要拡大・器具拡販に有効
「HyC−5」アンケート 消費者満足にも貢献

 東洋計器(本社・松本市、土田泰秀社長)は今夏、ハイブリッド・カウンタ「HyC−5」を活用した新料金メニューの運用状況をアンケート調査した結果、LPガス事業者から「ガス需要の拡大や器具の拡販に非常に有効」と評価され、消費先からも「料金を自分で選べていい」「割引額や割引率が分かり参考になる」などと好評で、消費者満足の向上に大きく貢献している実態を確認した。ガスファンヒーターや給湯器、床暖房などへの適用例が多く、ガス需要の促進にとどまらず、顧客との接点拡大、器具の販促活動にも効果を上げているようだ。