2005(H17)年
2月21日(月曜)
第2614号
服部輝雄社長 鈴木弘行常務

PBN2005-02-21-01
シナネン関東圏のLPG事業統合
全国有数12万戸に グループ5社合併

 シナネン(本社・東京、服部輝雄社長)は15日、本社内で会見し、関東圏でLPガス事業を展開しているグループ5社にかかわる事業統合を4月1日付で行うと発表した。
 5社はシナネン関東ガス販売(本社・市川市、山本嗣郎社長)、ニチメンエネルギーガス販売(本社・埼玉県松伏町、清水洋一社長)、チバネンホームガス(本社・富里市、山田尚幸社長)、ミヤネン(本社・埼玉県白岡町、岩元政利社長)、アルプス産業(本社・茨城県新治村、青木保社長)。シナネン関東、ニチメンエネ、チバネンホームガスは合併し、さらにミヤネンとアルプスのLPガス小売部門を併合する。存続会社は「シナネン関東ガス販売」とし、登記上の本店を現シナネン関東本社に、本社をニチメンエネ本社におく。



PBN2005-02-21-02
10月から「特約保険」に
日連個人情報漏えい賠責

 日本LPガス連合会(須國廣会長)は4月1日から個人情報保護法の全面施行を踏まえ、全国LPガス保安共済事業団や損保会社と「個人情報漏えい賠償責任保険」を検討していたが、平成17年度の業者賠償責任保険の更改時(10月1日)から、特約保険とし募集することにした。



PBN2005-02-21-03
新「シナネン関東ガス販売」誕生
機能集中で“攻め型”へ
3社統合・2社小売併合

 シナネン(本社・東京、服部輝雄社長)は関東地区シナネングループ5社統合により、4月に全国有数の顧客数を持つ新「シナネン関東ガス販売」を誕生させる。15日の発表会見には服部社長、鈴木弘行常務営業本部長、菅野清取締役経営企画部長などが出席し、狙いなどについて説明。5社の従来のネットワークを再編強化することで、効率化・合理化によるコスト削減という「守り」と、営業活動の拡充強化という「攻め」の体制構築を図ると強調した。



PBN2005-02-21-04
熾烈競争 揺れ動く北の大地

 北海道LPガス業界はエネルギー間競争の中で生き残るため、@コストの引き下げA需要の拡大――に懸命の努力を続けている。ところが、オール電化攻勢に加え、LPガス業界内部の顧客争奪も開始されて、正に昏迷の様相を呈しつつある。北の大地で起こっている競争の現状と課題とは何なのか。



PBN2005-02-21-05
分散電源の設置相次ぐ
青森エネ特区にA重油コージェネ 仙台では天然ガス

 エネルギー特区の規制緩和を生かし、青森県十和田湖町の温泉ホテルなどがA重油を燃料としたコージェネを導入した。一方、仙台市では天然ガスコージェネや燃料電池を組み合わせた電力供給システムの実証試験が年度内から始まる。東北市場にひたひたと分散電源の波が押し寄せ、LPガスの新たな競争相手になりつつある。
 「エネルギー特区」は東北に2カ所ある。青森県の八戸を中心にした17市町村が対象地域となっている「環境・エネルギー産業創造特区」と、仙台市全域が対象地域の「杜の都新エネルギー創造活用特区」。どちらも、「電気事業者以外が電力供給を行う場合、資本関係などの密接な関係がある場合に限られる」という電気事業法の規制が取り払われている。


大黒裕明社長 木村 繁社長

PBN2005-02-21-06
給湯器
販売情報交換で成果
八戸液化、タプロス 優秀者に報奨金

 八戸液化ガス(本社・八戸市、大黒裕明社長)とタプロス(本社・秋田市、木村繁社長)は社員の給湯器の営業活動を活性化させようと、昨年6月から毎月、「お互いの給湯器の販売台数をおしえ合う」ということを行った。12月まで行い、両社の社長は、それぞれ相手の会社の給湯器販売優秀者に報奨金を贈った。



PBN2005-02-21-07
専従女性スタッフが器具そうじ
松永石油 「ふれあい訪問」開始

 松永石油(本社・滋賀県野洲市、松永諭社長)は専従の女性スタッフによる器具のそうじ・点検活動「ふれあい訪問」を開始する。常に「いかにしてお客さまの台所にスムーズに上がらせていただくか」を考える中から生まれたアイデアだ。当面は収益には直接つながらないが、電力・都市ガスなど大手企業にはできない手と足を使った顧客密着戦略として導入した。



PBN2005-02-21-08
なにわ短信
目指せ!人気の動物園

 ▽…ある卸系列の新年会。中締めのあいさつで販売店社長が「当社のショールームは旭山動物園を目指します」と語った。記者は北海道・旭川の動物園が注目されているとは聞いていたが、恥ずかしながら具体的な展示方法は知らなかった。住設展示場と動物園に何のつながりがあるのだろう?
 出かけるには遠すぎるのでホームページを覗いてみる。筒状のトンネルを垂直に泳ぐアザラシや、地上はるか空中散歩するオランウータンが見学できるという。すでにテレビで御覧になった読者も多いかもしれない。
 園長さんのコラムが示唆に富んでいる。「動物の姿形ではなく、動物の特徴的な行動を展示することにした」というのだ。禅問答のようだが、これこそ顧客ニーズに応える態度であろう。誰もが「動物園の動物は寝てばかりでつまらない」と思ったことがあるはずだ。そんな不満に対し、「それが当たり前」と考えるか、「見せ方で解決できないか」と知恵を絞るか。
 商品をきれいに並べても、それだけでは寝ている動物と同じ。私たちは何を売ろうとしているのか。こんろや浴槽や給湯器?いや違う。炎を使った料理の楽しさ、仕事を終えてゆっくりと風呂に入るくつろぎ、床暖房で暖かいリビングでの団らん。そんな快適性や利便性を売っているはずだ。商品ではなく、機能を見せるにはどうすべきか。これは規模や資本力ではなく、アイデアの勝負である。ちなみに旭山動物園は、上野動物園より来場者が多い日があるそうだ。




PBN2005-02-21-09
「こどもおたすけ隊」
全販売店が緊急避難所
熊本県協学校や警察と協力

 熊本県LPガス協会(牛島弘喜会長)はこのほど、県下の全LPガス販売店に「子供駆け込み緊急避難所」を設置した。子供を巻き込む凶悪な事件が増えていることから、地域に密着した事業活動を行っているLPガス販売店を万一のときの子供の避難場所として提供するもの。家庭、学校、警察などとネットワークでつないだ。1月12日には牛島会長の事務所(日通プロパン熊本販売)に、「こどもおたすけ隊」と書いたのぼりを見た10歳の女の子が泣きながら助けを求めに来るなど、早速成果を上げた。
 「子供駆け込み避難所」の設置は同協会の青年会(益田裕樹会長)が発案。近年、学校や塾の登下校時などに子供が誘拐されたり暴行や障害を受けたりする事件が相次いでいるため、家庭と直結しているLPガス販売店が子供たちの安全を守ることに貢献できる方法はないかと考え、子供の避難所としての活用を考案したもの。
 同事業の愛称を「こどもおたすけ隊」とし、この愛称を書いた青いのぼりを各店に2本ずつ提供、店頭に置いてもらうことにした。




PBN2005-02-21-10
「市民パトロール隊」始動
三愛石油グループ 福岡県警と連携

 三愛ガスセンター(本社 ・福岡市、眞野正博社長)、三愛ガスサービス(本社・宗像市、門谷聡一社長)、九州サンエル(本社・福岡市、西田義一社長)の三愛石油グループ各社は、昨年12月から「市民パトロール隊」と称する地域ボランティア活動をスタートさせ、地域の防犯や治安維持に貢献している。「三愛石油グループ市民パトロール隊」のステッカーを貼った配送・営業車両で日常業務を行いながら有事に備え、不審者発見や事件・事故を目撃した際は福岡県警と連携しスムーズに通報できる体制を敷いている。こうした活動は同グループで初の試み。純民間企業では県下第1号で、県警と連携した地域防犯活動のモデルケースとして注目される。LPガス事業者のイメージアップ効果にも期待が寄せられている。