(2004/5/31 プロパン・ブタンニュース)
 長く使ってほしい新料金
多湖作之社長に狙いを聞く

 −−新料金を採用した目的は。
 LPガスは、地域に密着したエネルギーとして、お客さまごとにきめ細かな対応ができるということを評価してもらい、多くのお客さまに使用してもらっている。しかし、技術革新や商品開発が進むなかで、家庭用の消費機器において、お客さまがLPガス、都市ガス、電気、灯油を選択できるようになった。
 今までのように「ガス料金は、お問い合わせを頂いたお客さまにお知らせする」という仕組みでは、お客さまに電化機器など他エネルギー機器との比較をしてもらうことができない。これまでの仕組みを変えなければ、「お客さまのエネルギーの選択の対象からLPガスが外されるのではないか」といった危機感がある。
 また、電力などの競合エネルギー価格の推移といった市場動向にも対応をして、お客さまに選択してもらえるような価格競争力を維持していく必要がある。
したがって、当社グループは、今回の料金改定で、料金水準を1991年に起きた湾岸戦争以前の水準に戻すとともに、LPガスの料金を広くお知らせすることができるよう、できるだけ多くのお客さまに、しかもできるだけ長期間にわたって使用してもらえるような新料金を設定した。
 −−検討内容は。
 今回の料金改定では、お客さまの使用状況、当社のコスト、LPガスの価格動向を検討したうえで、毎月定額の基本料金と従量料金を見直した。
 −−具体的には。
 主に、▽お客さまの使用状況を分析し、標準化・平均化をすることで、できるだけ多くのお客さまの使用状況に適用できる標準的な料金とした▽当社がガスを供給するうえで必要となる諸費用をまかなうことができるかどうかを検討し、できるだけ多くのお客さまに長期間にわたって使用できるような料金表とした−−の2点。従って、標準的な使用状況から外れるお客さまには、別途の料金(旧料金)を適用することにした。